アオサギを議論するページ

氷上のサギたち

昨日、今日と荒れ模様の札幌です。雪もまあまあ積もり、これでようやく冬の底に辿り着いたという感じですね。

写真は、そんな天気の中、水辺に佇む一群れのアオサギたちです。右側の中央付近、ヨシ原の陰に胡麻粒のように見えるのが分かるでしょうか? 水辺と言っても今はすっかり凍っているので、彼らがいるのは実際は氷の上です。そして、彼らの餌は氷の下。こんな天気の中を外で凌がなければならないだけでも大変そうなのに、餌もろくに獲れなれない状況を見ると、なぜこんなところでわざわざ越冬するのだろうと、毎年のことではありますが首を傾げたくなります。

右の写真は、つかの間の晴れ間で明るくなったところをクローズアップしたもの。このとき確認できたのは6羽でした。ところで、不思議なことに、この群れのうち成鳥は2羽しかいません。残りはみな去年生まれの幼鳥です。この場所では今年も20羽前後が越冬していますが、そのうち幼鳥はおそらくこの4羽しかいません。つまり、他のサギたちがねぐらを離れても幼鳥だけは残っているわけです。成鳥と幼鳥では餌獲りの技術に差があるので行動パターンが同じにならないのは分かるのですが、こんなふうに幼鳥だけ(とは言っても、成鳥も混じっていますが)でいると、環境が環境なだけにまともに食べれているのか心配です。厳冬期はまだ始まったばかり。春までなんとか生き延びてほしいものです。


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