アオサギを議論するページ

アオサギのゆるキャラ誕生!

北海道浦幌町のアオサギをモチーフにしたマスコットキャラクター、「ウラハ」と「ホロマ」。この度、着ぐるみが出来たようです。先月末の十勝毎日新聞に写真付きで記事が出ていました。

ウラハとホロマ、どんどんメジャーになっていきますね。嬉しいことです。ただ、記事の写真を見るとアオサギの面影がほとんど無いのが残念。 右の写真は浦幌の町にあった看板で、こちらはわりとアオサギらしさが残っています。「うらは・ほろま」の公式サイトに描かれているイラストも同じで、横向きの姿にはちゃんと冠羽も描かれています(たとえばこちら)。原画からぬいぐるみへ、ぬいぐるみから着ぐるみへと変遷するうちに、少しずつデザインが洗練されてアオサギのイメージが薄らいでいった感じですね。

ということで、ゆるキャラに進化したウラハとホロマですが、鳥は鳥だけれども、なんだか飛行機のように見えて仕方がありません。そんなふうに思っていると、実際に飛行機をデザインしたゆるキャラがいました。成田市の「うなりくん」。元にしたものは全く違うもののはずなのにかなり似ています(ただし、着ぐるみの写真でないと、似ている雰囲気が分からないかもしれません)。興味のある方はぜひ検索してみてください。

じつは、ウラハとホロマについては以前もここで紹介したことがあって、その時はアオサギを自治体の鳥に制定しているのは浦幌町だけではないかと書きました。しかし、その後、気になって調べてみると、なんと、他にもあったのですね。秋田県男鹿市と三重県尾鷲市。言われてみればもっともです。 両市ともアオサギの一大繁殖地を抱えた自治体なのでした。

ところで、新聞記事には、これで『ゆるキャラさみっと協会』へも加入できるというようなことが書かれていましたが、そんなことより、サミットをやるならまずは『アオサギサミット』でしょう。浦幌町、男鹿市、尾鷲市、そして、現在、国内最大規模と思われる網走湖コロニーのある大空市、この4市町でぜひ盛大に開催してほしいものです。オブザーバーとしてうなりくんに来てもらっても構いません。

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