アオサギを議論するページ

保護と飼育

保護と飼育

2013/06/11(Tue) 22:43      ryusei      ゴイサギだと思うんですが、、、

1799公園で1メートル程の植え込みの上に雛がいました。植え込みの上には木の枝がありますが、巣は葉で確認できません。巣から落ちたのか、人通りが多いのに元からそこにいたのかわかりませんが、ゴイサギは木の上以外でも雛を育てるのでしょうか?

今日見つけたのですが、心配になりいろいろ検索するうちにここにたどり着きました。はじめましてのあいさつもそこそこに申し訳ありません。

親はさがしにきますか? このままでも大丈夫でしょうか? 心配でいたたまれません。よろしくお願いいたします。


2013/06/12(Wed) 08:15      まつ@管理人      Re: ゴイサギだと思うんですが、、、

ゴイサギのヒナですね。巣立ちまでにはまだ当分かかりそうなヒナのようですから、何かの事故で巣から落ちたのだと思います。ゴイサギの生態についてはよく知りませんが、アオサギと同じようなものだとすると、他の大きな兄弟に餌関係のもめごとで追い落とされたか、あるいはカラスに巣から引きずり出されたのか、おそらくそのいずれかではないかと思います。この成長段階で自分から進んで出ていくことはありませんから。

さて、こうして巣から落ちてしまったヒナを親が育てるかというご質問ですが、これもアオサギについて言えば、残念ながらそれはありません。巣から落ちると親はその時点で諦めます。いったん巣から離れれば親からの給餌は全く期待できませんし、自分でエサをとることはまず無理なので、生き延びる望みはほぼ100%ありません。ゴイサギの場合もそれは同じだと思います。実際、ヒナが育つ時期、コロニーの下にはこうしたヒナがけっこういますし、それが彼らの世界では普通のことなのです。また、ヒナどうしの闘争はエサを巡ってのものですし、エサが足りない場合は弱いヒナから犠牲になるのは仕方のないことで、それが彼らの個体数調節の正しいやり方なのだとも言えます。なので、巣から落ちた、本来、死ぬべきヒナを助けることは、厳密にいうと彼らもっている個体数調節機能を乱してしまうことになり、彼らの生活に悪い意味で介入してしまうことになります。

とはいえ、落下して生き延びる望みもなく歩いたり佇んだりしているサギを見るのが忍びないという気持ちはよく分かります。私もアオサギの観察中に巣から落下するヒナを何度も見かけたことがありますし、その都度、助けなければという気持ちになります。実際、目の前にヒナが落ちてきたら保護して連れて帰るかもしれません。個体数うんぬんは原則論で、個人が1羽保護したからといって大勢には影響ありません。それよりはその時の気持ちを変な理屈で抑えつけるほうが問題です。ヒトが他の動物を助けたいと思う気持ちも自然の正常な営みのひとつなのですから。

そんなわけで、落ちたヒナを保護される方はたくさんいますし、保護したヒナをどうすればいいのかというご質問もよくいただきます。それについては等ページ内にもいくつか書いていますので、もしそうした状況になれば参考にしていただければと思います。

ともかく、助けるにせよそのままの成り行きに任せるにせよ、どちらの行いが正しいというものではありません。ほっておいたとしても、それで彼らから恨まれるわけではありません。厳しいことですが、落ちたヒナは本来、死ぬべきもので、そうしたことをひっくるめて彼らの世界はうまく回っているのです。どうかあまり気に病まれませんように。


2013/06/12(Wed) 16:59      ryusei      ゴイサギだと思うんですが、、、

早速のお返事ありがとうございます。気になるので、朝から見に行ってました。しばらく遠巻きに見守っていましたが、何とかならないものか考えた結果、行政の都道府県別鳥獣保護担当に電話することにしました。

1、木の上に親鳥がいるから世話をしにくるかもしれないから、2、けがをしていないからという理由から保護の対象にはならないとのこと。親が世話をしに下りてくるか、様子を見ていてください。だけでした。

様子を見ていると、一羽が植木を下りて道路のほうへ歩いて行くので、通せんぼをして、植木に優しく追いたてましたが、しばらくするとまた、道路のほうへ行こうとします。見かねて、行政に電話したら、箱に入れて元の所にとのことでしたので、網で捕まえ、今は段ボールに入れてあります。一日様子を見てくださいと言われてます。

まだ、威嚇をする元気はあります。魚を入れてやると見てないときに食べたようです。ですが、箱から出れない分、カラスやトンビなどに襲われないか心配です。

保護するとき何か手続きなど必要でしょうか?


2013/06/12(Wed) 18:16      まつ@管理人      Re: ゴイサギだと思うんですが、、、

とりあえずヒナが元気そうで良かったです。
行政の担当者に落ちたヒナは保護の対象にならないと言われたとのことですが、おそらく法律上はそのとおりなのだと思います。怪我をしている場合は、無料で診てくれる自治体指定の動物病院を紹介してくれたりしますが、そうでない場合は成り行きに任せるべきとの認識なのでしょう。ただ、親鳥が世話をするかもしれないと考えるのは間違いです。他の鳥ではそうかもしれませんが、アオサギではそうではありませんし、ゴイサギも同じだと思います。これについては担当者の方がサギの生態についてあまり知らないのでしょう。鳥獣の保護行政を担当している人はあくまで行政の人で、必ずしも個別の鳥に関する知見をひとつひとつ持っているわけではありません。行政はあまり当てにしすぎないほうが良いかと…。

保護する場合の手続というのはとくに必要ありません。緊急の場合に書類をつくって申請してとかやっていれば助かるものも助かりませんから。ただ、飛べるようになるまでryuseiさんが面倒を診られるということになると法律上は多少問題が出てきます。一般には、野生鳥獣は個人で飼育してはいけないことになっているからです。けれども、自分で何とかするより他に助ける方法が無く、巣立ちまで面倒をみられる条件が整っているのであれば、私なら保護して面倒をみるほうを選びます。実際、そうしている人はたくさんいますし、私も傷ついたアオサギを一時期、自分の家で保護していたことがあります。ただし、小さいとはいえ頻繁にエサを要求してくるはずで、その大変さを受け入れる覚悟は必要です。

それから、段ボールに入れて保護しているということでしたが、これはryuseiさんが心配されているようにカラスに食べられる危険があります。段ボールに入れられるのであれば、少なくとも捕食者に狙われないところに置く必要があります。私が一番望ましいと思うのは、お近くの動物園で受け入れてもらえないか連絡をとってみることです。運が良ければ引き取ってもらえるでしょう。動物救護センターのようなところがあればなお良いかもしれません。行政よりもまずそちらを当たってみることをお薦めします。

またご質問があれば遠慮無くどうぞ。できるだけ早くお答えするようにします。


2013/06/12(Wed) 20:31      ryusei      ゴイサギだと思うんですが、、、

結局、心配で心配で家に連れて帰ってきてしまいました。助言の通り、明日にでも、動物救護センターのようなところか近くの動物園に連絡してみようと思います。また、連絡いたします。


2013/06/12(Wed) 20:45      まつ@管理人      Re: ゴイサギだと思うんですが、、、

安全なところに連れてこられてヒナもひと安心ですね。緊張していると思うので、うるさく鳴いたりはしないはずですが…。暗くすると落ち着いてくれるはずです。エサも人が見ているところではなかなか食べてくれないかもしれませんが、ほっておけば勝手に食べると思います。少しぐらい食べずにいてもすぐに餓死したりはしません。
なんとか引き受けてくれるところが見つかればいいですね。


2013/06/12(Wed) 23:20      ryusei      ゴイサギだと思うんですが、、、

今 雛たちは、段ボールの中の籠の中にいます。籠の中には、止まり木がありますので、そこで落ち着いているようです。段ボールで暗さの調節が容易にできるようにしてあります。外の世界よりはかなり窮屈かも、、、

早めに落ち着く先が決まるよう頑張ります。


2013/06/13(Thu) 04:59      mini1000th      Re: ゴイサギだと思うんですが、、、

心温まるスレッドで感銘致しておりました。いろいろと大変でしたね。私も間違いなくそうしたと思います。相手は生き物です。野生鳥獣を育てることは法律上問題があるかもしれません。自然の摂理に反するかもしれません。でも放ってはおけないと思います。

昔、今から22~23年程前になりますが、私もゴイサギの雛を拾ったことがあります。シラサギを撮影しに行っていた場所にゴイサギの雛が巣から落ちた状態で居ました。私の場合、雛はかなり弱っていた状態でした。そのまま抱きかかえて、ダンボールなど持ち合わせていなかったのでそのままクルマの助手席に乗せて家まで持ち帰り、ひとまずダンボール箱に入れて生魚を与えました。しかし食べる気力が無かったようで数時間で死んでしまった記憶があります。

どこか引き取ってくれるところが見つかるのを切に望みます。どうか死なないで下さい・・・。神に祈りたいと思います。


2013/06/13(Thu) 05:53      まつ@管理人      Re: ゴイサギだと思うんですが、、、

「ヒナ」ではなく、「ヒナたち」だったのですね。昨日のご投稿で「1羽が」とあったので一瞬??でしたが、ずっと1羽だとばかり思ってました。だとすると、大きなヒナが小さなヒナを追い落としたという線は消えるかもしれません。兄弟間で争いがある場合は、一番小さなヒナが一方的に攻撃されるのが普通で、同時期に複数のヒナが犠牲になることはまず無いからです。もしかすると巣ごと落ちたのかもしれませんね。あるいはカラスに引きずり出されたか…。ハシブトガラスなら巣にいる全てのヒナを引きずり出すことも十分考えられます。ちょうどこのサイズのヒナが一番狙われやすいのです。ただ、何も怪我してないとなると、カラスの仕業と考えるよりは巣ごと落ちたと考えるほうが自然かなとは思います。

原因の推測よりもこれからどうするかのほうが問題ですよね。ryuseiさんとヒナたちにとってハッピーエンディングとなることを祈ってます。

それから、最初のご投稿にあったゴイサギが樹上以外で営巣することがあるのかというご質問。お答えするのを忘れていました。ゴイサギのことはよく分からないのですが、アオサギに関して言えば地上で営巣するケースがたまにあります。ただ、よほど安全が確保され、地上からの捕食者が侵入してこないような特殊な場所であることが必要です。今回、ryuseiさんが見つけられたヒナは、ご投稿の内容やお写真を拝見する限りそういう場所にいたのではないようですから、普通に木の上で子育てしていたとみてまず間違いないと思います。

mini1000thさん、それはお気の毒でした。助けたヒナが皆元気になればいいのですが、そういうわけにもいかないのが現実でしょうから。残念なことですけど。

そういえば、私も20年ほど前にゴイサギを助けたことがありました。営巣地でもなんでもない、川沿いの小道での出来事でした。ゴイサギはその小道上でなぜか数羽のアオサギに囲まれていたのです。私が近づくと、アオサギは飛び立ち、ゴイサギはどういうわけかすぐ脇の川に落ちてしまいました。ゴイサギはそのままプカプカと流され、私も川の中へ…。お互いずぶ濡れになりながら、その日は家で保護し、翌日、隣町の小さな博物館に引き取ってもらいました。そのゴイサギは後日、無事放鳥されたとのことです。mini1000thさんのお話を読むまですっかり忘れていました。こうしたケース、けっこうあるのかもしれませんね。


2013/06/13(Thu) 08:36      ryusei      ゴイサギだと思うんですが、、、

心強いお言葉ありがとうございます。

籠の中で彼?彼女?たちは元気にしております。水替えにすら、つつきにきますし、威嚇など、世話をしようとすると怒られます。

今日は、一日どーしても出かけなければならないので、心配ですが、帰りに冷凍ワカサギでもと思っております。帰ってきた時うまく食べてくれることを切に願います。

野鳥の雛は初世話でドキドキです。早く引き取り手も探せたらと思っています。


2013/06/13(Thu) 22:31      ryusei      ゴイサギだと思うんですが、、、

初めてのこと+野鳥=慌てていて詳細も言わずで、失礼致して居りました。

公園の端の大きい木の根元には1メートルほどの植え込みがあり、植え込みの上に2羽の雛がいて、車で信号待ちのとき、見つけました。大きな木の上には、2日目の昼間に巣・親鳥・雛2羽を確認しました。親鳥が声を出し木に戻るころ、木の上の2羽の雛の声はしていましたが、この子たちは、声も出さず見上げるばかりでした。行政との対応はこの後からになります。

本日家に帰ってみると固定してなかった水入れは倒されていました。水とフンで汚れたペットシーツを変え、御飯の時間。保護しておられた方のネットにきびなごをあげていたとの文章を見つけていたので、たちまち、こいわしを買ってきました。威嚇しまくる子をいかちゃん、静かな子をしずかちゃん、と名付けてみました。しずかちゃんは、2匹食べてくれました。いかちゃんは、イワシが長いのか、食べて戻してを繰り返したので、半分に切ってあげましたが、一匹の半分を食べただけでした。大丈夫でしょうか? 容器に入れてあげて、こちらが見てない時には、どちらが食べたか分からなくなりますし、部屋に冷房を入れないように心がけている分、いわしも傷みやすいかと思い、慣れてくれるのを待つしかないのかと思ったりしています。

あの子たちに、なるべくストレスのないようにするには、今のままの給仕でいいのか、悩んでいます。教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。


2013/06/14(Fri) 06:53      まつ@管理人      Re: ゴイサギだと思うんですが、、、

2羽なのですね。巣に残っているのが2羽ということはもともと4羽兄弟だったということでしょうか。ゴイサギの巣立ちヒナ数は平均2、3羽のようなので、4羽もいると親鳥も少々持て余していたのかもしれませんね。それで追い出されたわけではないでしょうけど。文献によると、ゴイサギは生後2週間ほどで巣から伸びる枝を歩きはじめるとのことで、そのときにバランスを崩してよく落ちるそうです。ともかく、今回は落ちたヒナも元気そうな様子で何よりです。

彼らの食欲はかなり旺盛だと思います。巣立ちが間近になるにつれ、親鳥の運んでくるエサの量も頻度も少なくなりますが、今回のヒナぐらいのときが一番よく食べるのではないでしょうか。ある報告では親鳥の給餌回数は1日に7回だったそうです。とても大雑把な見積もりですが、成長期には1日1羽あたり200グラムぐらいは平気で食べるのではないかなと思います。ただ、自然界の中ではエサが獲れないこともありますし、大きなヒナばかりが食べて小さなヒナにはエサが行き渡らないということもあります。けっこう大きな鳥なので常に食べ続けていないとすぐに死んでしまうわけではありません。エサの量が十分でないと成長が遅くなるということだと思います。エサを与えていつまでも食べ残されているようだと問題ですが、いつの間にか無くなっているのなら心配はないと思います。無くなっていたらまた与えてみてください。見ていて片方のヒナしか食べないのなら問題ですけど、半分でも食べているのなら大丈夫でしょう。威嚇もしているようですし。あまり神経質にならないていどに気遣ってあげればいいと思います。

ヒナを育てることに関しては私もあまり詳しくないので適切なアドバイスができなくてすみません。調べて何か有用な情報を見つけたらまたお知らせしたいと思います。


2013/06/14(Fri) 09:19      ryusei      ゴイサギだと思うんですが、、、

いつもお早い御返事ありがとうございます。

雛たちには、あまり神経質にならないよう気をつけます。私もいろいろ調べてみますが、また、知りえた情報がございましたら、教えてください。

今日は、動物園に連絡をとってみます。この辺には野生動物救護センターはないようですので、中国地方県内でできるだけ、あちこちに電話してみようと思います。

また、報告にお伺いいたします。


2013/06/14(Fri) 09:38      ryusei      ゴイサギだと思うんですが、、、

本日朝一番に県内の動物園の鳥の担当の方に相談の電話をおそるおそるしてみました。詳細をすべて話してみると、保護の快諾をしていただけました。快諾していただけて感動しました。

これから、動物園に行ってきます。

まつ@管理人さん 大変お世話になり、ありがとうございました。心より感謝いたします。本当にありがとうございました。


2013/06/14(Fri) 09:57      まつ@管理人      Re: ゴイサギだと思うんですが、、、

おー、なんと素晴らしい! ryuseiさんの思いが通じたのですね。それに、動物園も捨てたものではないですね。実は、動物園を推薦しておきながら、受け入れてくれる可能性はそんなに多くはないだろうと内心思っていました。私も以前、傷ついたアオサギを動物園で保護してもらえるよう頼んだことがありましたが、鳥インフルエンザが心配だからとかなんとか難癖をつけられて結局断られたことがあります。今回は傷ついているわけでもありませんし、下手をするとなぜ拾ったのかと非難されるのではないかと。そんなこともなく、良いところが見つかって本当に良かったです。快諾してくれるような動物園なら安心して預けられますね。数週間後には羽も生え揃って元気に巣立つことでしょう。いや、本当に安心しました。


2013/06/14(Fri) 23:12      ryusei      ゴイサギだと思うんですが、、、

確かに元の所へ戻せないかとも聞かれましたが、本人たちが動き回り道路に出ようとするので危ないことと、箱に入れると、カラスとトンビが多い地区で危ないことを、説明しましたら、戻せないの判断をしていただけたようでした。

鷺の雛は人間の与えたものを戻すことのほうがおおいらしいのですが、本人たちの生きることへの努力が実を結んだのだと思っています。生きる運命だったのでしょう。

本当に良かったです。ありがとうございました。


2013/06/15(Sat) 04:55      mini1000th      Re: ゴイサギだと思うんですが、、、

引き取り先が決まって本当に良かったです。ほっとしました。
掲載されたお写真を見ると、あどけない表情ですね。こんな何も罪のない子がryuseiさんが行動を起こさなかったら死ぬ運命だったなんて、可哀そすぎます。

本当に良かったです。本当に・・・(涙)。・・・、なんか歳をとると涙腺が緩くなって困りますね^^ゞ

ryuseiさんのおっしゃるとおり、本人たちの生きることへの努力と、何よりもryuseiさんの心温まる行動の賜物だと思います。

元気に野生に帰ってくれることを切に望みます。良いお話をありがとうございました。

2011/08/11(Thu) 01:12      なな      アオサギを保護しました

さきほど、アオサギを保護しました。というより、見たときは、何て鳥かもよくわからなかったのですが、サギかな??と思って画像検索してみたらサギのようで・・ 画像をリンクしましたが実物ではありませんが、非常に似ています。実物はもう少し幼い感じ、、というか、画像は頭の天辺の色が黒っぽいですが、保護した子は灰色です。

住宅街のガレージの車の後ろにたたずんでいました^^; 夕方からいたらしいです。近づいても飛びません。ガレージなので車が危険なのと、猫が多いので怪我しているのでは、、と保護しました。グググと声を出して威嚇なのか怖いのか、、多少逃げたもののすんなり後ろから捕まえられました。結構大きいです^^; 抱いてもって帰ろうとしたら嫌がったけど、バルコニーに放してやるとゆったり歩いて、近づいてもバタバタ逃げる感じではなく、、グググと言って後ずさりする感じです。外観も抱いたときにも血がついたりもないです。毛づくろい?したりもしてます。普通に歩きます。羽もひろげます。羽をとじてるときもダラとしていたり、歩き方がおかしい様子も見受けられません。夜だから飛べないだけか、、とも思いましたが、どうでしょう。。

病院に連れていったほうが良いと思いますが、明日の夜にいけるかどうか、、今現在バルコニーにストーブ用の柵の中に入れて、通気性の良い屋根をかぶせてます。我が家のバルコニーはカラスなどもくるのですが、、攻撃されたりしないでしょうか? アオサギ?ちゃんは、カラスよりかなり大きいですが、カラスにやられたり、トンビ?にやられる、、なんてことはありませんか? 4階バルコニーはアスファルトのため、日差しが強いので、日陰側においてますが日中心配ですが、、どうでしょう?? カラスやとんび?やワシ?などにやられないなら、ビニールプールなどもあるので、バルコニーに放してやることも可能なのですが、、怪我していた場合、バルコニーから飛ぼうとして落ちたり、、、なんだか心配です。今のところ、バルコニーのフェンスを飛び越えようとしたりはないですが、夜だからおとなしいだけでしょうか?

食べ物も心配です。おなか減ってないか、、と。。 今は水をボウルに入れてそっとしています。

夜遅くに保護して、色々調べてここにたどりつきました。飛べるなら逃がしてやりたいですが、どこに逃がせばよいのかもわかりません。近くには川があります。今日昼間に飛んでいたのを子供がバルコニーから見てたようですが、この子が飛んでいたのかは、、なぞです。。

ヒナではなく、若鳥というか子供?のアオサギだったら親や仲間が探しにくる?ってことあるんでしょうか?

野鳥のことは、まったくわからないのでわかることがあれば教えてください><宜しくお願いします!


2011/08/11(Thu) 10:07      まつ@管理人      Re: アオサギを保護しました

今はサギにとっては巣立って間もない時期なので、幼鳥が保護されるケースが多く、今シーズンも当掲示板等で何度かご質問をいただきました。じつは私も1羽保護して動物病院に連れて行ったりしています。そんなわけで、保護した場合の対処法をまとめたコーナーを作らないといけないなと思いつつ手を付けられずにいたところです。

リンクしていただいたお写真はアオサギの幼鳥のようです。成長段階によって頭頂の色は多少変わりますが、この写真に似ているということであればアオサギの幼鳥で間違いないと思います。

ただ、怪我もしていないのに逃げないというのはおかしいですね。普通であれば、人が近寄れば飛んで逃げますし、たとえ怪我をしていたとしても逃げないことはありません。簡単に捕まってしまうということは、逃げる体力も気力もないほど衰弱しているということでしょうか。おそらく巣立って間もない幼鳥のはずなので、餌が上手く獲れずに弱っている可能性はあります。それであれば、魚を与えれば食べて回復するかもしれません。アオサギは一般に魚食性ですが、生きているものならたいてい何でも食べます。また、飢えている幼鳥なら、飲み込めるサイズであれば死んだ魚でも食べるはずです。もっとも、精神的に落ち着くまでは空腹であっても餌に手をつけないかもしれません。

餌不足が理由でなければ、もしかしたら何らかの病気かもしれません。ななさんが書かれている内容からは病気のようには見受けられないのですが、可能性としてはありうると思います。鳥インフルエンザが流行するような時期ではありませんし、あまり神経質になりすぎる必要はないと思いますが、他の病気の可能性もあるので、サギと接触したあとは手は洗っておいたほうが良いでしょう。

夜だからおとなしいというのも多少はあると思います。ただ、昼なら逃げて夜は簡単に捕まるというものでもないですし、やはり、時間帯にかかわらず逃げないというのはどこか不調なところがあるのでしょう。

それから、アオサギは巣から離れてしまうと親も子もありません。巣立った後、親が子に餌のとり方を教えるといったことはなく、巣から離れたら最後、幼鳥は自力で餌をとって生き延びるほかないのです。ですので、近くに親や兄弟がいて探しに来るといったことは考えなくて大丈夫です。

あと考えられるのは、今回保護されたアオサギが巣立ち前のヒナの場合です。アオサギのヒナはたまに巣から落ちることがあります。そうした場合、親は落ちたヒナの世話をすることはなく、その後ヒナが生き延びる可能性はほぼゼロになります。アオサギの営巣場所の近くでは、巣から落ちてまだ飛べないそうしたヒナがしばしば見かけられます。もし、ななさんのご自宅の近くにアオサギの営巣地があるのであれば、そこからヒナが歩いてやってきたのかもしれません。こうしたヒナを保護した場合は、餌さえ与えられれば、やがて自力で巣立っていきます。

カラスやトビに襲われないか心配ということですが、リンクされた写真ていどの大きさの幼鳥でしたら全く心配いりません。よほどぐったりして地面に俯せたアオサギならそのうちカラスも寄ってくるかもしれませんが、普通に動けるアオサギであれば、いくら幼鳥とはいえ襲われることはありません。

餌を与えてそれだけで回復するのであれば、それに越したことはありません。飛べるようになれば、自然のある場所で放してあげれば、あとは勝手に自分で好きなところへ飛んでいくと思います。まあ、町中で放しても同じことですけど。

原因が分からず、自力で飛べる気配が無いのなら、早めに動物病院に連れていったほうがよさそうですね。動物病院は、お住まいの都道府県に問い合わせれば、お近くの指定病院を紹介してくれるはずです。指定病院なら診察料は無料で、そのまま引きとってくれます。怪我をしているような場合は、病院で処置した後、リハビリのできる施設等に連れて行くようです。

ななさんが保護されたアオサギはおとなしくて捕まえるのに苦労はなさそうですが、暴れる場合は頭に何か被せて真っ暗にしてやれば静かになります。なお、アオサギのくちばしは鋭いので、目などつつかれないよう注意してください。運ぶときはダンボールにでも入れてやればけっこうおとなしくしています。

また何かあれば気軽にご相談ください。


2011/08/11(Thu) 11:39      なな      Re: アオサギを保護しました

ご回答ありがとうございます。助かります>< 京都市伏見区久我におります。桂川が近くにあります。 サギの画像のせてみました。後頭部よーくみると若干黒ぽい毛があって多少長い毛が伸びてました。サギって大きいんですね^^; ぱっと見たときは子供とは思いませんでした。でも、なんとなく幼い雰囲気があります。現在囲いゲージに入れているのですが、外にでたいようでウロウロしはじめ、くちばしで開閉部分を何やら探しているかんじです。食べれそうなものが今ないので、ボウルに水を入れた中にパンを入れたら取ろうとしたり、手でも餌を食べようとしたり、6歳と3歳の子供がワイワイ近づいてもそれほど人間を怖がっている感じもありませんが、、見た目より弱っているのでしょうかね。。

空をみあげて風を感じて雨がふりそうなので慌ててるのか?外にでたそうなので、、カラスなど大丈夫なようならと、、バルコニー広めなので、放してみたら、ゆっくり歩いて、羽をぶるぶる左右を確認して、まっさきに、、プラ鉢を置いている3段式プランター台の階段をノシノシとあがっていっていきました、、フェンスを越えようとしているのか、、でも、ここはマンション4階で下は3階宅のベランダがあるので、、落ちても困るので、慌てて抱いてゲージにまた入れたのですが
飛んでいこうとしてるんでしょうか? テントウムシみたいに、高いところにのぼって飛んでいく習性がある、、ってわけではないですよね?? 抱いたときは、昨夜と同じように逃げようとする力はあります。

バルコニーを見渡すと、西面は住宅の屋根や電柱電線があり、子供だったらうまく飛べないんじゃないかと、、心配です。東面は土手に沿って車とおりも見えるバルコニーなので、近くの広い川原などで放してやる方が安全だと思いますが、どうでしょう、、バルコニーのフェンスくらいの高さは、羽をばたつかせて飛び乗れそうな感じだけど、、飛び乗らずにプラ鉢の隙間を縫って階段を使ってあがっていくので。。4階だし、落ちたら><とびっくりしました。。が、、よく考えたら鳥だし羽があるし心配ないでしょうか^^; 鳩やカラスと違ってフェンスに飛び乗ったりしないもんでしょうか??^^; それか腹ペコで飛び乗る体力もないのか。。 話しかけて餌をあげたら、何でもかんでもつついて食べようとするということはやっぱりエサを取れずに腹ぺこな証拠ですかね。手でやってもつつくので、可愛いけど心配です。チクワ切ってボウルに入れてたのですが、くわえたけど食べらず落としています。チクワはさすがに食べないですかね^^; 冷凍の海老とかお肉くらいしかないのですが、、食べようとするならあげてもいいんでしょうか? バルコニーに放してあげていても大丈夫でしょうか? プラ台の階段は危ないのではずしたんですけど、、 今日病院に行くようにしたいですが、わたしが車を運転しないため、主人の帰りを待ってからしか行けないし、、仕事も終わる時間が不規則なので、、遅くなれば今日行けないこともあり、しばらく時間安全に待機させてあげたいのですが、囲いからでようとしてストレスや体力消耗しても可哀相で、、雨が降りそうですが、雨は大丈夫??^^; まつさんのページを見て、はじめてサギのことを色々知りました。(まったくわかってないけど^^;)もともと動物が大好きで、猫やら拾っては大慌てしてますが、サギ保護したのははじめてです>< 抱いて帰ってきたときは「ひろってきたん!!??」主人が大笑いしていました。子供たちも大喜びしてるけど、野鳥に愛着がわきすぎるとさすがに困るので、無事に飛び立てるように可能なことはしてあげたいです。 子供がうるさくて文章めちゃくちゃですが、またお時間があるときに教えてください!


2011/08/11(Thu) 12:12      なな      Re: アオサギを保護しました

あまりに出たがるので、階段をはずして出してみたところ飛ぶ様子もフェンスに飛び乗ることもせず、あちこちウロウロ遠くを眺めています。まだ飛べない幼い子なんでしょうか、、弱っている感じもしないのですが。
後頭部の画像追加させていただきます。


2011/08/11(Thu) 13:24      なな      Re: アオサギを保護しました

よく見たら、片方の足の小指?若干外側へ曲がっている気がします。折れてるんでしょうか?
鳥って足が折れやすそうですが、、大丈夫かな。。

しばらくあっちこっち行ったり来たりしてたけど、バルコニーのフェンスに足をかけて羽をバタバタさせるのですが、飛び乗ることができないようです。

日があたるところばかりにいるので暑いのか、口をあけて喉をふるわせて必死の顔になってきた(ように見えた^^;)

怪我や疲れてもいけないので、さきほど、ゲージに戻して、共食いみたいで申し訳ないけど鶏肉をあげたら食べました。食べる力があるようで少し安心しました。白黄色っぽいウンチしてます。エサは手でやっても食べるし、、ボウルに水をはってる中のを探してつついて加えて食べてます。ぐぐぐぐぐぐと鳴いたりして食べます。グググっていうのは怒っているんでしょうか? グググというわりに、手からとって食べるので、可愛いです。最初はヘタくそでたべにくそうだったけど、なれてムシャムシャ食べてます。子供が水遊びしているのを興味深そうに眺めてたり、少し落ち着いたのかな。お腹いっぱいになって飛べるようになればいいですが、、どうもドンくさそうです。。

ゲージに通気性の良いカバーをかけて暗くしておけば静かにしていてくれそうですね。

野鳥を無料で診てくれる病院を探して連絡してみます。


2011/08/11(Thu) 14:15      まつ@管理人      Re: アオサギを保護しました

詳しいご説明ありがとうございます。
今年生まれの幼鳥ですね。けれども、巣立って飛び回っていた幼鳥かまだ巣立つ前かと問われれば、ちょっと判断に苦しみます。ただ、私にはなんとなくまだ巣立ちまで至ってないように見えます。一応、巣立ち間近の幼鳥を載せてみたので比べてみてください。巣立ち直前になればこのようにスラリとした感じになります。頭頂部も少し白っぽくなりかけています。これに対して、ななさんのところの幼鳥は頭はまだ真っ黒ですし、どこかずんぐりしているように見えます。いかがでしょうか? 写真からは判断できかねますが、まだ風切羽が伸びきってないような気もします。伸びきれば左の写真のようにスマートな体型になります。なにより、ななさんが幼く感じるというのであれば、その直感が一番正しいような気がします。幼鳥はたしかにその所作が幼く見えますので。それに、ななさんが書かれているアオサギの様子を読むと、どうもその行動が巣立ち前の幼鳥のように思われてなりません。まだ飛ぶことはできないけれど、枝伝いにあちこち歩きまわる時期。そんな時期に枝を渡っているうち誤って落ちたのかもしれません。あるいは遠くまで行きすぎて自分の巣に戻れなくなった可能性もあります。もし、その時期の幼鳥だという判断が正しければ、まだジャンプができるかどうかという程度で、バルコニーのフェンスは飛び乗るには高すぎるのかもしれませんね。でも、この先、何事も無く成長すれば、1メートルていどジャンプするのは時間の問題ですし、近距離を飛び始めるもそう時間はかからないと思います。写真と文の内容から判断して、私は孵化後6週目ていどだと感じています。そうであれば、巣立ちまではあと2週間ほどかかることになります。その間、食べさせてあげることさえできれば、順調に成長して巣立ってくれると思いますよ。

もし面倒が見きれない場合は動物園などに預けるという手もあります。怪我や病気でないのなら、動物病院よりむしろ動物園のほうがいいかもしれません。その辺のところは、府庁の担当部署に尋ねてみれば適当なほうを紹介してくれると思います。

ということで、当面の問題は餌だと思いますが、鶏肉を食べたということで安心しました。慣れればけっこう何でも食べてくれます。ソーセージなんかも食べるようです。ただ、最初からチクワは厳しかったかもしれませんね。やはり最初は生魚が無難です。スーパーで売っているような魚でいいので、ワカサギくらいの大きさの生魚を与えれば間違いなく食べると思いますよ。ここまで育っていれば、それほど大量の餌は要らないはずです。まあ、よく食べたほうが成長は早いかもしれませんけど。

足の小指?が変形しているかもしれないということで、何かにとまった時きちんと握れなければ、折れている可能性もありますね。少々であれば、ほっておいても自己治癒できるのではと思いますが、この辺は専門外なのでよく分かりません。ただ、飛ばないことと足の変形はほとんど関係ないと思います。

それから、口を開けて喉を震わせる動作、これはアオサギが暑い時にとる普通の行動です。犬が口を開けてハーハーしているのと同じで心配ありません。あと、ググググッというのは怒っているわけではないと思いますよ。ともかく、餌も食べて元気そうで安心しました。

お子さんたちとも仲良くできているのがいいですね。


2011/08/11(Thu) 21:34      なな      Re: アオサギを保護しました

お返事いただき本当にありがとうございます。

写真を拝見しました! うちにいる子よりも立派です。大人びた感じで、すっきりはっきりしているように見えます。なんとなく幼いので、デカイけどやっぱり幼いんだと思います^^;

動物園に行くにも遠いので、食欲もあるし、怪我もないようなのでもうしばらく様子をみようと思ってます。

我が家のバルコニーから巣立ってくれるのは大歓迎ですが、飛ぶ練習中にどっかに落ちたり電線にひっかかったりしないかだけが心配です。でもゲージに入れっぱなしだと出たがるので、だしてあげたり入れたり。いきなり飛んでいかれて怪我しても可哀相だし、、ちょっと心配です。東西南北どこからでも飛べるようなバルコニーではあるのであえて危険そうな方面にいかないですかね?^^;

定かではないですが、今は飛ぶことはできないようです。ただ、飛びたそうに遠くを眺めたり、高いところを見上げてのぼれそうか確認してるのか、、観察してるようです。食欲もあるし、顔つきも病気とも思えないし、、元気がないとも、毛並みが病的に悪いとかという感じもないですが、おとなしい子です。でも、よく歩き回って、地面をつついたり、フェンスに足をかけてみたり、ビニールプールの淵に乗って、バサバサと水を超えて向こう側へ飛びました、、とんだというほどでもないですが。ふわっと着地して、羽もちゃんと広がってました。

なんというか、やっぱりまだ飛びなれてないような感じです。あぶなっかしいというか^^; だから今もしバルコニーのフェンスを越えたら3階のベランダにお邪魔するような気がします^^; 毛づくろいしたりして、羽もおかしい様子もなく食欲も旺盛です。多少は逃げるけど、、やっぱり驚いてるとか怖がっている様子もないので、子供は抱っこしていい?と聞くくらいです^^;

猫がいるのですが、すりガラス窓越しに見ても、おののく様子もなく、首をかしげてみてたり、部屋をあけたら中を普通にのぞいてたり。手乗りとはいわないけど、人間になれてるのかな。。と思ったり。。子供たちが後ろからついていったり、まとわりついても、ノンキな感じです。子供たちには驚かさないようには言ってますが、大丈夫だよー怖くないよーと声かけてるとわかってくれてるようで、可愛いです^^

普通に頭をなでて鳴き声をまねて話しかけたり、首や羽を毛づくろいのまねしてさわっても嫌がることもしません。怖がらないようにはさわってますが、、。あ、、つつかない鶏みたいな感じです笑

夕方足を折り曲げて座って寝ていました。寝るときは、足をまげてあんな風に寝るもんですかね? 立ったまま寝るかとおもってましたw 今は、ペットのおしっこシートの上でじっとしてます。夜は怖いのか?見えにくいのか、バルコニーの隅にいっておとなしくなります。暗いところでみるとペンギンみたいです。雨よけに傘をさしてあげました。

主人が小あじを買ってきたんですけど、12cmくらいあって大きいので、骨など取り除いて切り身をあげた方がいいですよね?ぶつ切りにして骨ごとあげたらあかんのか~っていうのですが、骨も硬いし子供だったらよくないでしょうか? 食べるだけあげたらいいですか?

質問ばかりですいませんが、またお暇があればぜひ教えてください。
ページ内は色々と拝見させてもらいました! 子供が寝たら、またゆっくり読みます!

ボウルに入れる前から手にあるエサをつついてバクバク食べるようになって元気満開な感じです。


2011/08/11(Thu) 23:29      まつ@管理人      Re: アオサギを保護しました

お写真の情景、なんだかほのぼのしていいですね。「アオサギのいる日常」とでも言うのでしょうか。
文章からもアオサギの様子がよく分かりました。ともかく、元気だけれど、おとなしくて人を恐れないアオサギなのですね。

餌も食べているようですし、おそらく時期が来ればそのうち飛ぶようになると思います。ビニールプールを飛び越えられるのであれば、自由に飛びまわるまで1週間とはかからないかもしれません。

で、飛びはじめると、バルコニーからも出ていくわけですが、飛んでいる最中に落ちることはまずありません。電線もよほどクモの巣状に張り巡らされたところでない限り、普通は心配なさらなくて大丈夫です。その辺はかなり注意深い鳥ですし、飛び方もゆっくりしてますので、不用意な事故に合う可能性は他の鳥よりずっと低いと思います。ただ、幼鳥の場合は思いもかけないような行動に出ることがあるので、成鳥にくらべればいくらか心配ではありますが。

十分に飛べないのにバルコニーから出ることは無いと思います。お写真のフェンスに飛び上がれるくらいなら、もう自由に飛べるはずですし。結局、今のところはバルコニーが彼(彼女)の巣なわけですから、戻ってこれなくなるような無謀なことはしないと思いますよ。野生のアオサギの場合も、自分の移動能力をちゃんと心得ていて、巣から出はじめても普通は戻ってこれる範囲にしか移動しません。ジャンプして飛び降りたのはいいけど飛び上がることはできないとなれば、もう誰も助けてはくれませんから。

アオサギが寝るときの姿勢ですが、成鳥は立って休みます。足を折り曲げて座り込むのは卵を温めるときぐらいです。一方、巣立ち前の幼鳥はよく座って休んでいます。ななさんのところの幼鳥がそうしているのは、たぶん脚にまだ十分な筋力がついてなくて、立っているより座ったほうが楽だからなんでしょうね。

それから、餌のこと。12cmの小アジということで、これは彼らにとってベストサイズの魚だと思います。ちょうどくちばしサイズです。骨など取らず丸ごとあげれば喜んで食べると思いますよ。もともと骨ごと食べている鳥たちですし、骨のカルシウム分も必要なのでしょう。あと、彼らは基本的に餌に含まれる水で水分を補っているようです。ですので、乾燥しているものよりはあるていど水分を含んだ食べ物のほうがいいと思います。餌は食べるだけあげればいいと思いますよ。お腹がいっぱいになれば、そのうち興味を示さなくなりますから。

2011/06/12(Sun) 07:44      August      アマサギを保護

昨日、家の前で倒れていたアマサギを保護しました。両脇と左足付け根に怪我をしていたので、ガーゼを当てて応急処置しました。現在は血は止まっているようです。翼をはばたかせて地を這うように逃げようとするんですが、脚で立てないようで、自然に帰すのはまだ難しいと判断し、世話をすることにしました。
脚を常に後ろに投げ出した格好をしているのですが、なぜなのでしょう? さらに、脚が小刻みに震えていることがあります。
そして、今日の朝見に行ったら卵を産んでいたんです。 青白い色をしていて、人間の足の親指より少し大きいぐらいです。
とってきたミミズも食べようとしません(ミミズを食べるかは分からないですけど)水は口に運んで飲ませています。
卵を産んだことが予想外で、どう対処していいか分かりません。知恵をお貸しください!


2011/06/12(Sun) 08:20      まつ@管理人      Re: アマサギを保護

これは緊急事態ですね。何かにぶつかったのでしょうか? 書かれている内容から判断すると、脚を骨折しているのかもしれませんね。少々の怪我の場合は人があれこれするより自然治癒に任せたほうが良い場合が多いですが、自分で立てないとなるとそうもいきません。ただ、下手に保護していると逃げようとバタバタしてかえって状態を悪くする恐れがあるので、ここは一度、地域の野性生物保護センターのようなところか動物病院に連れていってきちんとした処置をしたほうが良いと思います。脚を固定して抗生物質を処方してくれるくらいかもしれませんけど、ともかく素人よりは上手くやってくれるはずですので。あとは、連れて行くとき、またさらに暴れるかと思いますが、頭に布でも被せて暗くしてやるとおとなしくなります。
書くのに時間がかかるので、とりあえずここまで。引き続きまた投稿します。


2011/06/12(Sun) 08:47      August      Re: アマサギを保護

すばやいお返事ありがとうございます。
脚ですが、最初に手当するときに触って調べた限り、目に見える範囲では折れたりしていないようです。 胴体に近い部分かもしれません。
保護センターですか、調べてみます。


2011/06/12(Sun) 09:31      まつ@管理人      Re: アマサギを保護

餌はアマサギであればミミズは食べるはずです。たぶん、今は捕まっているというストレスが大きくて、食べる余裕がないのだと思います。あまり食べなければ口を無理やり開けて餌を入れてやれば一応飲み込みます。このとき、くちばしと首が一直線になるようにするのがコツです。ただ、ストレスが強いとじきに吐き戻してしまうので、なるべく早く安心できる状況を作ってあげることが肝要です。そうすればこちらが知らないうちに餌を食べてくれるようになります。といっても、餌の確保が問題ですね。基本的にはアマサギもアオサギと同じでたいていの生き物は食べます。バッタなどの昆虫をはじめ、カエルやオタマジャクシ、トカゲ、ヘビ、魚、ネズミにいたるまで何でもです。もし生きた餌が無いようであれば、チカとかワカサギなどの10センチクラスの魚を与えれば、もしかすると食べてくれるかもしれません。もちろん生きた魚が手に入るのに越したことはありませんが。あるていど慣れれば、鶏肉とかでも食べてくれるかもしれません。少なくとも幼鳥の場合は魚のすり身でもソーセージでも何でも食べるようです。ただし、この辺りは成鳥と幼鳥で違うとも思われますので何とも言えません。成鳥であれば1日や2日食べなくても死ぬことは無いと思いますので、ともかく焦らずいろいろ試してみるしかないと思います。餌については当ページにいくらか参考になる部分があるかと思いますので、御覧いただければと思います。

卵については、さらに難しいかもしれませんね。親が温めてくれればいいですけど。もしご自分で孵化させるとなると、温度を一定に保って(41度くらいでしょうか)、ときどき転卵したり、かなりの手間になります。ちなみに、産卵したばかりなら孵化まで24日くらいかかります。なお、サギの卵は最初の1日くらいはほっておいても死ぬことはありません。温めはじめて途中で止めると死んでしまいます。ニワトリか何か代わりに温めてくれる代理母がいればいいのですが、ご自分でとなると相当な覚悟がいるでしょうね。

ともかく、保護されたサギが軽傷であることを祈ってます。今回産んだ卵がダメでも、もし早期に復帰できれば今シーズンのうちにもう一度やり直せるかもしれません。そのためにもしっかり治ってほしいですね。

あまりお役に立てないかもしれませんが、また分からないことなどありましたらいつでも尋ねてください。


2011/06/12(Sun) 10:20      August      Re: アマサギを保護

詳しく説明してくださってありがとうございます。
餌については教えていただいた方法でいろいろ試してみます。
母親のアマサギは先ほど箱から出ていたので戻しましたが、その際、脚で踏ん張って抵抗していたので、多少元気が戻ってきたかな、と思います。 今のところ脚の震えもないのですが、まだ立つことは出来ないようです。
卵ですが、母親が卵から外れて座っているので温める気がないのかもしれません。犬用のヒーターがあるので人工孵化も可能かもしれませんが、経験のないことなので心配です。母親が温めてくれればいいのですが・・・。
とりあえず、今日一日様子を見てみようと思います。


2011/06/13(Mon) 20:59      August      Re: アマサギを保護

アマサギについてご報告させていただきます。今日の夕方になっても体は元気なようですが、立つことが出来ず、このままで回復が見込めるのか不安になり、県の鳥獣保護課の方に問合わせました。そこで地域の動物病院を教えてもらい、悩みましたが、連れていくことにしました。私の住む新潟県には「愛鳥センター 紫雲寺さえずりの里」という施設があり、そこに専門の医師がいて、ちょうど明日その施設へ運ぶ車が来るとのことでした。原因が分からない以上、専門の施設へ送るのが最善と考え動物病院に預け、搬送を依頼しました。卵についてですが、人工孵化を試みています。

色々な知恵を頂き、ありがとうございました。 おかげでワカサギ等の魚も無理やりですが食べさせることが出来ました。本当にありがとうございました。


2011/06/13(Mon) 22:20      まつ@管理人      Re: アマサギを保護

適当な施設があって良かったですね。外科的な問題なら時間はかかってもいずれ自然に復帰できるでしょう。何はともあれ、元気なようで良かったです。

卵も孵化を試みられるということで、こちらも上手くいくことを期待しています。とはいえ、これは大変なことで、たかが卵とはいえたまに転卵してあげなくてはいけませんし、二十数日間もかなり手間がかかるものと思います。きちんと世話しても孵らない卵もありますし。でも、もしヒナが生まれたらこれにまさる喜びはないでしょうね。もっとも、生まれたら生まれたで卵のときよりいっそう大変になるわけですが…。もしヒナが生まれるようなことがあれば、ぜひご連絡下さい。

何程の情報も提供できませんが、不明な点があればいつでもご相談いただければと思います。

2008/06/29(Sun) 00:31      まつ@管理人      ヒナがどんどん大きくなる訳

こんな動画がありました。野生状態の映像ではありませんが、ヒナが激しく餌をほしがっている様子がよく分かります。映像のヒナはアオサギでなくオオアオサギで、たぶん2週目の半ばくらいだと思います。途中で入ってきたおじいさんが「食べる機械だね」と言っていたのが印象的です。それにしても、餌をあげているおばあさんは、手を突かれて痛くないのでしょうか?

2008/05/18(Sun) 22:46      つばき      アオサギのヒナ

私の自宅近くにアオサギが繁殖し森林保護の為、駆除をされました。しかし木が高い為とどく範囲のみでしたが、落とされた巣にはヒナがいて大半は死んでしまったようですが、2羽のみ生きていて、そのまま野放し出来ず、現在その林の中で柵を作って保護されています。駆除をして保護をするとは変な話なんですが、保護をされている方から何かエサをや ってもらえないかと言われ、今日初めてヒナを見に行きました。何をやって良いのか分からず、とりあえず冷蔵庫にあったシシャモをやりました。2羽が取り合いして食べてくれました。しかしこんな事して2羽は育つのでしょうか?保護している場所的にもキツネなどに襲われる危険もあります。このヒナの親鳥はどこかにいると思いますが、エサを与えに来るような事はあるのでしょうか?また、ビックリした事に2羽にエサを与えている時、茂みの奥から1羽ヒナがヨロヨロと出てきました。生き残りです。私が近づくと嘴で威嚇しましたが、あまり元気もなくタオルで包んで柵の中に入れました。3羽になりましたが、まだ茂みの中に生き残りがいるかも知れません。しかし、人が世話するのは難しい鳥だと思います。エサもよく分かりません。何かご意見頂ければと思います。


2008/05/19(Mon) 07:04      まつ@管理人      Re: アオサギのヒナ

尋常でない状況のようですね。ヒナがいるコロニーを破壊するというのは決してあってはならないことなのですが、いまちょっと時間が無いので長くなりそうな話は後回しにして、とりあえずいまお困りのヒナの世話について書きます。

まず、保護したヒナを育てるのが難しいかどうかですが、これは無理なことではありません。エサも思ったほど手間はかかりません。成鳥であれば生きたものしか食べないというようなことはありますが、ヒナはその辺はかなり融通が利くようです。

ただ、小さなヒナなら巣立ちまでまだ何十日もかかりますし、それまでずっと柵の中で育てるのも何かと不都合があるでしょう。個人で引き取るといっても、ある程度のスペースは必要になりますし。もしお近くに動物の救護施設や動物園等がある場合は、そちらで面倒を見てもらうのが良いと思います。
ともかく、いま生きているヒナが元気に育ってくれることを祈っています。


2008/05/19(Mon) 22:22      つばき      アオサギのヒナ

今日もアオサギのヒナにエサを与えに行きました。しかしショックな事に1羽消えていました。アオサギの柵に近づいた時に林の茂みからトンビが飛び立つのが見えましたのでトンビに襲われたのではないかと思います。残りの2羽は元気です。


2008/05/20(Tue) 21:06      まつ@管理人      Re: アオサギのヒナ

ヒナはまだとても小さいのでしょうか? 大きいヒナだとトビに襲われることはないと思うのですが。

2007/12/05(Wed) 19:54      オンリー      お願い

アオサギを飼っているんですが、羽が折れてかなり危険な状況なんです。いいちりょうほうはないですか?


2007/12/06(Thu) 00:27      まつ@管理人      Re: お願い

とても心配ですね。まだアオサギは大丈夫でしょうか?
詳しい状況が分からないのですが、羽の1本や2本が折れたのであれば何も心配することはありません。ただ、ここでは危険な状況と書かれているので、おそらく翼そのものが折れているのだと思われます。こうなると素人では如何ともしがたいです。獣医さんか動物園に連れて行くしかありません)。うまく処置できれば再び野性に戻ることは可能なので、できるだけ早く処置してあげて下さい。


2007/12/06(Thu) 20:20      ワン      助けてください

アオサギが、羽を怪我して飛べなくなっていたのでいま世話をしています。
左の翼が折れてしまっていて肉がみえています・・・。どうしたらいいでしょうか?あと、餌などはどうしたらいいでしょうか?
すいません教えてください・・・お願いします。


2007/12/06(Thu) 20:26      ワン      Re: 助けてください

すいません、付け足しでワカサギなどはたべますか?


2007/12/06(Thu) 22:03      まつ@管理人      Re: 助けてください

たまたま昨日もこの掲示板で似たような質問がありそこでも書きましたが、やはり一番は動物病院か動物園に連れて行き専門の知識を持つ人に診てもらうことです。
とはいえ、それまでどう処置すれば良いかという問題がありますが、これはまずは暴れない状況をつくることだと思います。怪我で飛べないからといって家の中に放したりすると、逃げようとして余計に傷を悪化させかねません。まずは、段ボール箱などに入れて真っ暗にしてやるのが良いかと思います。ともかく暗くするということが大事で、頭に何か被せるだけでも大人しくなります。窒息するようではいけませんが。まあ、頭に被せるのは応急的な処置で、普通は何かに入れてあげるほうが良いです。

次に餌ですが、ワカサギはもちろん、慣れるとけっこう何でも食べるようです。ただ、最初のうちは生きた魚を目の前に与えてもなかなか食べようとしないと思います。人がいなくなって警戒心が解ければ知らないうちに食べていたりします。ただ、その後で人が警戒させるようなことをすると、せっかく食べたものを全部吐き戻すこともあるので注意が必要です。
保護したアオサギにどのような餌を与えるか等については、このページにいろいろ書いていますので、是非参考にしてみて下さい。


2007/12/08(Sat) 17:30      ワン      Re: 助けてください

実は、オンリーさんとは学校での友達で、僕たちは小学生なんです。で、アオサギのことで担任の先生に病院に連れて行ってほしいと、たのんだんですけどまだつれて行けてないんです。えさは、やっと食べてくれるようになったんですけど・・・、翼からは、まだ血がでているんです。簡単な治療法でいいんで教えてくれませんか?お願いします!


2007/12/09(Sun) 09:21      まつ@管理人      Re: 助けてください

これは困りましたね。簡単な治療法を教えて欲しいということですが、アオサギがどのような状態なのかよく分からないので残念ながら何ともお答えすることができません。翼が折れているということですが、怪我をすれば実際に折れてなくても翼をだらりと下げていることはありますし、出血についても血が出ている場所がどこなのかによって治療の仕方が違ってきます。場合によっては抗生物質などの薬を飲ませないといけないこともあるでしょう。
ここで私がワンさんたちのお話を聞いても、アオサギがどのような状態なのかを正確に知ることはできませんし、たとえ分かったとしても私は治療の専門家ではないのできちんとした治療法をお答えすることはできません。きちんとした治療ができないと治るものも治らなくなります。ともかく、動物病院に早く連れて行くことです。担任の先生が聞いてくれないのなら他の先生にも頼んでみましょう。大変だと思いますががんばってください。


2007/12/09(Sun) 10:28      ワン      Re: 助けてください

わかりました・・・。あきらめずに、頑張ってみます!
いろいろ僕たちのことで考えてくれて本当にありがとうございました!(また、何かあったら宜しくお願いします。)


2007/12/20(Thu) 17:16      ワン      Re: 助けてください

ちゃんとした、小屋を作ったのですが屋根を誰かが壊してしまい、それを何かに狙われて死んでしまいました。
僕がしっかり見てあげなかったから・・・。
今日、手厚く葬ってあげました・・逃がしてあげることができなかったのでとても残念でした。


2007/12/20(Thu) 18:44      奈津子      Re: 助けてください

ワン君、アオサギを助けようとして頑張ってくれたのに、残念なことになってしまって、私もなんだか泣けてきちゃったよ… ワン君の気持ちが嬉しくて泣いたのです。

これはワン君たちのせいではないからね。

ありがとう。

2004/10/27(Wed) 13:27      有村 隼人      サギの食べ物

サギは何を食べているのですか?実は今日サギが怪我しているのを見つけたので、家で治療をしながら栄養を与えたいので教えてください。


2004/10/27(Wed) 21:07      まつ@管理人      Re: サギの食べ物

サギの食べ物ということですが、アオサギの場合は基本的に魚を食べています。他のサギも魚食性が多いですが、たとえばアマサギのように昆虫やカエルなどを食べているサギもいます。文面からは何サギか分からないので、とりあえず魚食性のアオサギの場合で説明します。

今の時期ですからヒナということはあり得ないので、保護されたサギは成鳥もしくは幼鳥だと思います。そうであれば、口に入る大きさの魚であれば何でも食べるはずです。ただ、普段から生きている魚しか食べてないので、よほど空腹でない限り死んだ魚を置いておいても見向きもされないかもしれません。器に水を張って生きた魚を入れておいても、すぐには食べてくれないと思います。ただ、一人にして放っておくと、いつの間にか食べています。どうしても食べなければ、くちばしを上向きに開かせ、魚を押し込んでやれば上手く飲み込んでくれることもありますが、ストレスを感じると全て吐き戻します。
私は数日間アオサギを保護していたことがありますが、経験といえばその程度であまり的確なアドバイスはできません。ただ、野生の鳥ですので非常に難しいことは確かです。餌を食べなくても一日二日で死ぬことは無いので、たいした怪我でなくすぐに放鳥できるようなら自分で何とかなさっても大丈夫だと思います。ただ、当然のことながら鳥は常に逃げようとしますから、適当な処置をしないと、自分の体をそこらじゅうにぶつけて怪我を余計に悪化させることがあります。そうなると何のために保護しているのか分からなくなりますので御注意を。そんなわけで、可能であれば動物病院などへ連れて行かれたほうが良いと思います。では、お大事に。

2004/10/25(Mon) 00:11      まつ@管理人      アオサギ受難

1992年の北海道新聞に「アオサギ受難」という記事がありました。衰弱したアオサギが上川地方で次々に見つかり、旭川の旭山動物園に8羽も持ち込まれたというものです。どの個体も足がしびれ、体がふらつき、立ち上がれないという同じ症状だったことや、付近で農薬散布があったとの証言から、害虫駆除農薬による急性中毒の疑いが強いということでした。実際、私も農家の人から「昔は田んぼの周りでアオサギがバタバタ死んでいた」という話を聞いたことがあります。ただ、最近は1960年代頃に比べると農薬の毒性が弱くなっているので、サギが中毒死したという話はあまり無いようです。紹介した旭山動物園の話もそれが記事になるくらいですから、滅多に起こることではないのでしょう。農薬を使っている限り、害が全くないということはあり得ませんが、少なくとも「沈黙の春」で糾弾された頃の状況と比べれば、アオサギへの害はある程度減っているのだと思います。なお、動物園に保護された8羽ですが、「肝臓を解毒する強肝剤を静脈注射し、栄養剤入りの水を与えたところ、いずれも数日で回復」したそうです。

そんな記事を見たこともあって、きょう近くの札幌円山動物園で、アオサギの保護状況を聞いてきました。昔からの記録が残っていれば農薬の影響についても何か分かるかなと少し期待したのですが、残念ながらここ数年分の記録しかありませんでした。しかも持ち込まれるアオサギは毎年数羽程度ですから、何か傾向が分かるというものでもありません。ただ、この動物園に来るアオサギのほとんどは羽や脚を骨折した個体だということは分かりました。
その中で、一番最近の記録は今年9月9日のものです。このとき保護されたアオサギは、2ヶ所を骨折し外傷も多数あったそうで、台風で倒れた木の近くにうずくまっていたそうです。9月9日といえば、北大のポプラ並木がなぎ倒された台風18号の翌日です。人間でさえそうとうな被害が出るのだから、四六時中外にいるアオサギが無事でいられるわけないと思っていましたが…。台風、地震と災害の多い年ですが、被害をこうむっているのは人だけではないということですね。

2003/08/20(Wed) 11:18      ける      はじめまして

先日知り合いの方がサギの雛を拾って来たのですが、エサをあたえようとしてもなかなか食べてくれません。どうすれば良いのでしょうか? ちなみに雛は丸まってる時は12cm位です。良ければご教授ください。


2003/08/21(Thu) 09:02      まつ@管理人      Re: はじめまして

巣立ち間近の比較的大きなヒナであれば、案外何でも食べてくれるようです。しかし、小さなヒナの場合は同じようにはいかないかもしれません。けるさんの所のヒナが何サギなのかにもよりますが、アオサギであれば12cmという大きさだと生後1-2週間くらいでしょうか。ただ、この時期にそんなに小さなヒナがいるということは信じられないのですが。いずれにせよ、親が運んできた大きな魚をまるごと飲み込むところまではいってないと思います。サギのヒナは、小さなうちは親が半分消化して吐き戻したものを食べます。ですから、人が給餌するときも魚をそのままではなく、すり身にして与えるのが良いと思います。食べてくれるのであれば魚以外の肉でも大丈夫でしょう。餌を目の前にしても全く興味を示さないようであれば、ヒナのくちばしを無理矢理開けて喉の奥に餌を押し込んでやらなければなりません。首を伸ばした状態で首とくちばしが一直線上にあるような形にすると餌を飲み込み易くなります。ただし、いったん飲み込んでもストレスがかかると全部吐き戻す場合があります。少しずつでも食べてくれれば良いのですが、全く餌を受け付けないようであれば、やはり獣医さんか動物園に持って行くしかないでしょう。ともかく、ご自分で育てるとなるとヒナが小さいだけに相当な根気が必要だと思います。

あまり具体的なアドバイスはできませんでしたが、何か不明な点がありましたらまた書き込んでみて下さい。


2003/08/28(Thu) 10:23      ける      やっぱり….

色々頑張ったんですが、衰弱が激しかったのか二、三日で死んでしまいました。エサは少しだけ食べるようになったので安心していたのですが次の日見に行ったら死んでしまってて…。やっぱり雛を育てるのは難しいですね。前にツバメやアヒルの雛を育てた事あって、その時は上手く育ってくれたんですけど。今後サギの雛を育てる機会はなかなか無いと思いますが、また何かあったら宜しくお願いします。


2003/08/28(Thu) 21:01      まつ@管理人      Re: はじめまして

ダメでしたか。残念です。大きいヒナならともかく、小さなヒナはやはり親がいなくてはどうにもならないですね。餌だけでなく、親の代わりに体温調節もしてやらなければならないですし。今回はあまりお役に立てれませんでしたが、次はもっと適切な助言ができるよう私も勉強しておきます。

2002/10/22(Tue) 18:57      まつ@管理人      助ける?助けない?

北海道のとある山村に小さなコロニーがあります。以前から小規模なコロニーでしたが今でも相変わらず小さいままで、こじんまりと神社の裏に収まっています。このところ、道内コロニーの栄枯盛衰がことのほか激しかったこともあって、小さいながらも毎年変わらず繁殖を続けているコロニーに出会うと、けなげに頑張っているなという感じでどこかホッとさせられます。さて、そんなコロニーの向かいにこれまた小さな小学校があります。ある時、小学校の先生が5、6年生に問いかけました。

「巣から落ちたアオサギのヒナは助けるべきか、それとも放置すべきか」

いま、生徒みんなが「助ける」「助けない」の二手に分かれ討論をしています。私にも先生から同様の問いかけがあり、先日メールにてお答えしました。この問いについては私も以前から興味があったところで、実際にヒナを助けたケースをこの掲示板で二度ばかり紹介したこともあります。しかし、どちらの立場を採るかについてはその時も考えをまとめることができませんでした。今でも頭の中はまだ曖昧模糊としています。皆さんはこの問題についてどうお考えでしょうか?

なお、アオサギのヒナは、いったん巣から落ちてしまうと自力で助かる見込みはほとんどありません。たとえ親がその状況を見ていたとしても、コロニーの下へ降りていってヒナを助けるということはしません。物理的に見てもヒナを巣まで持ち上げることは不可能です。かといってコロニーの下で育てることもあり得ません。ヒナが落ちたとき幸運にも無傷でいられたとしても、通常はキツネなど地上性の捕食者に襲われるか、時をおかずして飢えて死ぬかのどちらかです。なお、ヒナが落ちる原因としては、強風など不可抗力による場合もありますが、強いヒナが自分の餌の取り分を多くしようと弱いヒナを追い落とすことも多々あるようです。

さて、以下は私が先生宛に返答したものです。

***************************************************************

とりあえず、私なりに双方の立場から言い分を考えてみました。まず、ヒナを助けるほうの立場ですがこちらのほうは簡単です。かわいそうだから助けるというのが理由で、おそらく一番自然な感情だと思います。そしてこちらの言い分はこの理由でほぼ言い尽くされるのではないかと思います。

一方、助けるべきでないと考える理由は、一言でいえば自然界の秩序を乱すからというものです。自然の秩序を乱すといっても様々な場合が考えられます。たとえば、人間に介護されたことで、アオサギの社会に従来なかった菌やウイルスが持ち込まれる可能性があります。一例として、ペニシリン治療した鳥を放鳥した結果、ペニシリン耐性のウイルスが自然界から見つかったことがあったそうです。このように特殊な措置がなされる場合には自然界への影響を十分配慮しなければなりません。しかし、野生生物に接触すること自体が良くないというのはあまりに大袈裟な考え方だと思います。そうでなくとも私たちは間接的に野生生物に接触し、直接手で触れる以上の影響を与えているはずです。

遺伝子レベルからの反対理由もあります。本来その個体群から削除ないし減少されるべきだった遺伝子(落ちたヒナ)が、人為的な操作(ヒトに拾われ育てられること)により残されることで、結果的に個体群の健全性が損なわれるというものです。ただしこの理由は程度の問題だと思います。仮に、落ちたヒナを助けようというキャンペーンが全国的に行われたり、商業的な目的などで、死すべき運命にあったはずのヒナが大量にアオサギ社会に復活することになれば、この危惧もかなり現実味を帯びてきます。もしそのような状況になれば、生態学的あるいは保全生物学的な理論に基づいて人間の干渉を制限する必要があるでしょう。しかし現状はそうではありません。ヒトに助けられ自然界へ戻るアオサギはごくわずかなはずです。

いずれにしても、ヒナを助ける行為に出た以上、アオサギの社会に対し何らかの影響はあります。しかし、個人のレベルで行う限りその影響はごくわずかだと思います。もちろん、保護したアオサギに特殊な措置を施したり、保護する対象が多数であったりする場合はそれなりの配慮が必要です。しかしそうでない場合には、その影響に過度に敏感になったり個人の行動を制限したりする必要はないと思います。一般論として、野生生物とは一定の距離を置くべきというのはあるかもしれません。しかし、私たちが自然に依存して暮らしている以上、自然との適切な関わり方を模索し続けることが必要です。そしてそのためには、はじめから理論、理屈に照らして自分たちの行動を決定するのではなく、まずは自らが自然に直に接触した経験を通して自然との関わり方のイメージをもつことが大切だと思います。だからといって落ちているヒナを育てましょうと奨励するわけではありません。しかしこの場合、善意でやっている行為に否定的になる理由はほとんどないように思います。

目の前をさまよっているヒナを見て、子供たち皆が「野生生物には関わるべきでない」と知らん振りをして通り過ぎる光景を想像するとかなり不気味です。人間の自然への影響力やその程度を科学的な理屈によって認識することは必要ですが、一般論や大義名分にのみ基づいた行為は、空しいばかりでなく大切なものを見落とす危険があると思います。私の結論は、助ける助けないに関わらず、それが自然の中での体験を核にした個人レベルの判断であれば尊重されるべきだということです。いずれにしても、どちらが正しいというものではないと思うので、あくまで野生生物を相手にしているのだという認識を忘れない限り、最終的には個人の判断に任せるべきものなのでしょう。

***************************************************************

皆さんの意見も聞かせていただけると幸いです。

2002/05/10(Fri) 08:46      まつ@管理人      ヒナの里親

春もたけなわ、どの巣にもヒナが見られる季節となりました。しかし、やがて大きくなったヒナで巣が溢れるようになると、残念ながら巣から落ちてしまうヒナがでてきます。いったんコロニーの下へ落ちてしまうと、親はどうすることもできず、ほとんどのヒナは餓死するかキツネに食べられる運命です。しかし、幸運にも一命を取り留めるヒナもいます。今回はそんなヒナの話。
所は夕張コロニー、民家の裏にあるコロニーです。ここに住んでおられる方は、これまで何度か地上をさまよっているヒナを拾い、育てられたということです。以前、静内町清水丘のコロニーで、コロニーのすぐそばに住む方がヒナの里親になったという話を書きました。この時の餌はホッケを擂り身にしたもので、毎回作るのはなかなか大変なようでした。一方、夕張のメニューはというと、最初はマグロの刺身を与えていたそうです。これがカツオだと食べずに戻すということでした。育てるといっても数日で終わりではなく、何カ月もの長丁場を覚悟しなければなりません。毎日マグロというわけにもいかず他のものも与えてみたところ、これが結構なんでも食べてくれたそうで、イカや豚肉も食べるようになったということでした。アオサギは基本的には魚食性ですが、魚しか食べないわけではありません。意外とメニューの幅は広く、バッタやトンボなどの昆虫のほか、ネズミを食べることもあります。また、バンなど他の鳥のヒナを襲うことも報告されています。わりと雑食なのです。
ところで、このヒナ、秋に放鳥された後も餌をねだってよく庭に降りてきたということです。

2001/12/30(Sun) 13:46      まつ@管理人      サギの里親

樹上に巣をつくるアオサギには避けられないリスクがひとつあります。それは、ヒナの落下です。ヒナ同士の喧嘩で巣から落とされることもありますし、風で振り落とされたり不注意で足を滑らすこともあるはずです。そして、一旦巣から落ちたヒナは親が連れ戻すことは不可能で、たとえその場で死ななくても生き延びることは非常に難しいといえます。
今月調査したコロニーの近くに、そんなヒナを拾い自宅で育てている御夫婦がいました。アオサギの個人的な飼育例はめったにないのでちょっと紹介してみます。拾われたその幼鳥は落ちるときに羽を痛めたようで片側の次列風切がずいぶん抜けて(折れて?)います。したがって飛ぶことができないのですが、それ以外は一見大丈夫そうでした。コロニーの下を歩いているのを保護したのが7月ということですから、かれこれ5ヶ月も育てていることになります。たまたま自宅に野菜を育てている広いビニールハウスがあり、サギはその中で飼われています。そこはコロニーからすぐの所なので仲間のサギたちが上空を頻繁に行き来します。そして、彼らが頭上で鳴くとハウスの中のサギも応えて鳴くそうです。餌はホッケで、まるごとのホッケをミキサーですり身にして与えるそうです。食事の度に作るのは大変なことなので、一度にたくさん作っておいて一食分をラップでくるみ冷凍庫で保存、給餌の際には電子レンジで解凍して与えるのだと言ってました。一回約100gで一日2回、水は特別には与えていないそうです。まあ、餌については別のやり方もありそうですが、この辺の事情については動物園などの例をいつかレビューしてみたいと思います。
さて、来年羽が生え変わればなんとか野生に戻れるとは思うのですが。また後日談が聞ければここでも報告したいと思います。


ページの先頭に戻る