アオサギを議論するページ

アオサギの行動

アオサギの行動

2010/08/05(Thu) 22:38      クローバー      泳ぐアオサギ?

自然関係のブログで、泳ぐアオサギの写真を見ました。函館大沼、6月の写真です。白鳥のように水面に浮かんで泳いでいるように見えます。水深が深くてお腹まで水につかっているのでは?とも見えますが、撮影者は、木の枝から水面に降りて泳ぎだしたので驚いたと書いています。アオサギも泳げるのでしょうか?


2010/08/06(Fri) 08:12      まつ@管理人      Re: 泳ぐアオサギ?

ご紹介の内容は「峠を越えて」こちらのページにあったものだと思います。
アオサギ、泳げるのではないでしょうか。残念ながら私は見たことが無いのですが、上記サイトをはじめ目撃例はそこそこあるようですね。カモやハクチョウのような泳ぎの専門家ではないにしろアオサギも泳ぐ能力はあると思いますし、人間でさえ水に浮くぐらいですから、あの軽いアオサギは水に沈むほうが難しいでしょう。着水すればどうしても浮いてしまうでしょうし、脚で水を掻けば多少の移動はできる、そういうことではないでしょうか。仮にアオサギが水面に浮きながら効率良く魚を獲れるのであれば、泳ぐアオサギももっと普通に見かけるはずですが、アオサギにとってはそれよりは脚の届く浅瀬のほうがずっと効率良く餌が獲れるのでしょう。そもそも、潜水することなく水に浮いたまま魚を獲る鳥というのはほとんどいないような気もします。
ただ、餌を獲る獲らないの問題とは別に、体温を下げたいから水に浸るということはあるかもしれませんね。暑い日には、浅瀬でもわざわざしゃがみ込んで体の下半分を水に浸しているアオサギを時々見かけます。
アオサギの泳ぐ行動については、以前、当ページ(2007年4月19日)でも話題になったことがあるので、よろしければご参考に。

他にもネットを探せば目撃事例はけっこう出てくるようです。
鳥見ログ「泳げ!アオサギくん」
林道百拾号線「アオサギが泳ぐ」
四季の扉、九色の窓「アオサギって泳ぐんですね」
鳥日和「スクープ…泳ぐアオサギ!!」
気まぐれデジカメ写真「海面に浮かぶアオサギ」

今年は暑い夏でしたから、泳ぎに夢中になったアオサギも多かったかもしれませんね。

2010/06/23(Wed) 00:41      まつ@管理人      日光浴

以前、ここの掲示板でアオサギの日光浴スタイルが話題になったことがありました。そのスタイルは翼の持ち上げ具合により3種類に区分されるそうです。写真はその3種類のうち翼を最も大きく広げたバージョン。ちょうど、ウが羽を乾かすときの格好に似ていますね。アオサギの日光浴スタイルと言えば、翼を三角に畳んで正面に向けるスタイルが一般的で、写真のようなスタイルを見かけることは少ないかもしれません。

それにしても、見る角度というのもあるのでしょうけど、アオサギというのは実に様々な格好ができるものなのだなと感心させられます。長い首と脚に大きな翼、それに加えて、立てたり膨らませたりできる飾羽まで持つ彼らの表現力は実に多彩です。可動部分が多いというのはアオサギのもつ大きな特徴のひとつと言えるのかも知れませんね。

2010/06/13(Sun) 22:28      まつ@管理人      日傘代わり

暑くなりましたね。すっかり初夏のような陽気です。札幌の最高気温も連日28度前後まで上がっています。

ところで、暑いのは人だけでなくアオサギも同じなようで、彼らもあれやこれやで暑さ対策をしています。水辺にいるアオサギが体を半ばまで水に浸したりしているのも体を冷やすのが目的です。そういう特殊な場合を除けば、アオサギの一般的な暑さ対策は口を開けて咽を震わせるというものです。それによって何がどうなるのかはよく知りませんが、体内を少しでも多くの外気に触れさせて体の中から冷やすということなのでしょう。

ところで、成鳥やあるていど大きなヒナの場合はそれで大丈夫なのですが、生後1週や2週程度の小さなヒナだとそういうわけにはいきません。彼らの体はまだ羽毛で覆われていないため自分で体温調節することができないのです。アオサギの場合、ヒナが小さなうちは親が付きっきりで巣にいますが、それは外敵からヒナを守るということの他にヒナの体温を調節するという意味もあるんですね。

で、どんなふうに暑さからヒナを守っているのかという写真がこれです。これは親鳥が巣の縁に立っているところです。この巣の中には2週目のヒナが4羽います。そのヒナを覆うように自分の翼を広げてヒナたちに陰をつくっているわけです。親鳥の心遣いで、巣の中のヒナたちも快適に眠っていることでしょう。ついでにこの親も目を閉じてまどろんでいますね。

そして、もっと暑くなると翼を団扇代わりにしてパタパタ、…ということはさすがにありません。

2009/06/02(Tue) 08:22      MASA      ゴイサギを威嚇するアオサギ

アオサギの雛は大分大きくなってきました。
アオサギの巣周辺にはゴイサギの巣があり時々この様な行動が見られます。


2009/06/04(Thu) 19:50      まつ@管理人      Re: ゴイサギを威嚇するアオサギ

私の住んでいる地域ではアオサギは一種だけでコロニーをつくるので、このような光景を見るのは初めてです。いろいろな種が一緒に営巣しているミックスコロニーではこんなことは日常茶飯事なのでしょうね。成鳥になればひと回りもふた回りも大きさの違う両者ですが、ヒナのうちは同じような大きさなのが何とも微笑ましいです。

アオサギは自分の親兄弟以外で巣に近づくものに対しては猛烈に威嚇します。それはヒナ自身の大きさや相手の大きさにかかわりません。写真のような大きなヒナでなくても、もっとずっと小さなうちから威嚇行動は見られます。ハシブトガラスのように自分に危害を加えることが明白な相手はもとより、たまたま近くの枝に降りたアオサギの成鳥に対しても激しく威嚇します。それは相手が自分の倍以上の大きさであっても同じで、少なくとも私は、相手に対し怯んだり背を向けて逃げたりするヒナを見たことがありません(同じ巣にいる兄弟に対しては別ですが)。とにかく、ガッツがあるというか素晴らしい闘争心です。たぶん、そうでなければ彼らの世界では生きられないのでしょうね。

2009/05/31(Sun) 12:25      オレンジ      巣立ち?

ここの掲示板の過去ログを見ると,アオサギの世界って本当に奥深いなと思います。
私の見てる巣では兄弟げんかも壮絶な死闘もなく,平穏そのものですが,自然界にはいろいろあるんですねー。

ヒナがすっかり大きくなりました。
頭の黒いヒラヒラはまだですが,もうもじゃもじゃ頭じゃないし,首も白っぽくなってきました。

3匹もいるので巣が小さそうです。親鳥もあまり見かけません。
昨日は巣に1羽だけ残ってました。
飛ぶ練習ってするんでしょうか。下手に飛んでるのを見たことがないんですが・・・。
完全に飛べるようになったら巣には戻ってこないんですか?


2009/06/01(Mon) 08:25      まつ@管理人      Re: 巣立ち?

兄弟喧嘩がないのは親が餌獲りをがんばったということなんでしょうね。すでにヒナが巣から出ているようですし、そこまで大きくなれば、この先も致命的な争いはなく3羽とも無事巣立つ可能性が高いと思います。

で、飛ぶ練習についてですが、これは練習というか、たとえば赤ちゃんが自然にはいはいして自然に立って歩き始めるような自然な成り行きであって、練習というと少し意味合いが違うような気がします。成長するに従って飛ぶ機能を獲得したからその機能を使うといった感じでしょうか。そう言ってしまえば身も蓋もありませんが。ただ、最初から上手く飛べるかというとそうではなく、やはり飛び始めはかなり下手で危なっかしい場面をよく見かけます。着地するのに失敗して翼が枝にからまったりだとか。その辺は徐々にテクニックや感覚を身につけていかなければならないようです。

それから、完全に飛べるようになっても巣には戻ってきます。飛び始めていきなり遠くの餌場に向かうということはありません。最初のうちは巣からほど近い場所にいて、親が巣に戻ってくると親から餌をもらっています。そんなことが1週間近く続くでしょうか。だんだん巣から離れた場所で過ごす時間が多くなり、親のほうもほとんど戻ってこなくなるようです。

2009/05/22(Fri) 09:31      MASA      5月22日

何のために羽を広げているのかな?


2009/05/23(Sat) 19:40      エゾミユビゲラ      Re: 5月22日

このような格好をしているのを見ると驚きますよね。
以前にも話題になったことがあります。
このページの「何をしているところ?」(2008/06/04)という記事に詳しく説明されております。


2009/05/24(Sun) 22:59      まつ@管理人      Re: 5月22日

やっぱり気になりますよね、この姿。端的に言えばサギの日光浴です。こうやって親鳥とヒナが同じ格好をしていると、ヒナが親鳥の真似をしているように見えますね。

ところで、それとは関係ないのですが、写真に写っているヒナはかなりバフ色の強く出た個体だなと思いました。羽根を広げているヒナも親の下にいるヒナも両方ともそうですね。兄弟だから当然なのかもしれませんが。
この色はヒナに特有のもので、親になると消えていくようです。ただ、全てのヒナがそうかというとそうではなく、むしろほとんどのヒナには全くバフ色が現れません。写真のようにはっきりと現れるのは珍しいのではないでしょうか。

2009/05/14(Thu) 15:07      ASHITA      質問

昨日 こういう場面に遭遇いたしました。
少々驚き アオサギの生態について書かれているものはないかと 探しておりましたら こちらにたどり着き、フォーラムの中に同じような 死に至らしめたアオサギの行動が書かれてありました。今回 死にいたる事は無かったのですが、どちらかが死んでしまうのでは と言うような場面でありました。繁殖の行動なのか? 争いのものなのかわかりかねています。

私は 鳥見の初心者ですが 出来ればきちんとした情報をブログにUPしたいとおもっております。


2009/05/14(Thu) 19:40      まつ@管理人      Re: 質問

これはまた壮絶な取っ組み合いですね。相手を完全にひっくりかえしているように見えます。私もかなり長くアオサギを見続けてきたつもりですが、成鳥がこれほどあからさまに争っているところは見たことがありません。
ブログ記事のご紹介は大歓迎です。アオサギの行動についてのたいへん貴重な観察例ですので、ぜひ詳しい状況をお教えいただければと思います。よろしくお願いします。


2009/05/15(Fri) 18:36      ASHITA      Re: 質問

ブログに 記事を載せました。記事を見ていただき 是非ともご意見をお伺いしたいです。


2009/05/16(Sat) 12:47      エゾミユビゲラ      Re: 質問

すごい場面に遭遇され、また見事に撮影されましたね。

私も十数年アオサギを観察していますが、このような生死に関わるような争いは見たことがありません。

また、この争いは、繁殖行動とは関係は無いと思います。繁殖に関する争いはコロニーに限られますし、写真から見て、もはや、婚姻色が消えており、餌場をめぐるテリトリー争いのように思えますが如何でしょうか?


2009/05/16(Sat) 18:19      ASHITA      エゾミユビゲラさん

繁殖行動とは無関係な事なのですね。
餌場の取り合いの可能性が高いと言う事ですね。最初の争いは たまたま 同じ場所に2羽が降りてきた感じでしたが、2度目の争いは ちがったように思えます。一度目の興奮が残り 2度目の争いの方が激しいものになったのでしょか?

カラスがやってきた事で 争いが終わったように見えましたが ヒナには天敵のカラス 成鳥にも何かの関係があったのでそうか?

次々と 疑問がわいてきて (^^;


2009/05/16(Sat) 18:24      カラス      Re: 質問

「驚きのアオサギの行動」をホームページまで案内していただいて、驚きの行動の一部始終を拝見しました。こういう激しい行動は鳥の中にもあるのでしょうが、大型の鳥だけにその迫力は並みのものではありませんね。餌場を巡る争いというのは説得力が有りますが、餌の豊富な場所だから激しく争わなくてもというASHITAさんの見方も面白いです。状況説明も客観的で分かり易く、知らない世界に引き込まれたような興奮を覚えました。ありがとうございました。

アオサギの争いの終盤にカラスがやって来たのは、どちらかが決定的なダメージを負うと予想して、漁夫の利を求めて来たと想像しました。仲裁に飛んできたとはとても思えませんものね。


2009/05/17(Sun) 23:55      まつ@管理人      Re: 質問

ブログの記事とお写真、拝見いたしました。凄じい死闘ですね。せっかくなので、ここにも簡単な流れを書いておきたいと思います。内容の一部は写真を見てこちらで勝手に判断したものです。もし間違いがあればご連絡下さい。

・水辺の同じ場所に別々の方向から飛来した2羽が同時に降り立とうとしたところ、互いに譲り合うことなく激しい争いになった。
・1羽が相手の冠羽を引きちぎった後、とりあえず争いは終結した。
・先ほど冠羽を引きちぎったアオサギと、近くにいたもう1羽(先ほどの1羽かどうかは不明)の間で再び激しい争いが始まった。
・片方が相手の首をつかんで水中でひっくり返した。
・争いは突然終わり(このときカラス出現)、2羽は水際に飛んで距離をとって互いを威嚇した。

まず、カラスは関係ないと思います。野次馬根性旺盛なカラスのことですから、単に物見に駆けつけただけでしょう。カラスさんが書かれたように、カラスなりのちょっとした計算はあったかもしれませんが。
ということで、この争いの原因ですが、私はやはり餌場を巡る争いだと推測します。いくら魚が多くて餌が豊富だといっても、その中で一段と多くの魚が集まる場所、あるいは漁のしやすい場所というのはあるはずです。そういった場所を確保するための争いだったのだと思います。それに、魚が多いように思えても、そこにいる魚の全てがアオサギの餌になるわけではないですし、餌場の状態というのは人の目ではなかなか判断できないものです。ともあれ、防衛する価値のある餌場ポイントがあったということでしょう。

さて、問題は闘いの内容です。ブログの1ページ目の状況、これはわりとありふれた縄張り争いです。写真を拝見する限り、体が直接触れることは無いか、あってもわずかのようです。これがエスカレートすると、2ページ目にあるように互いにくちばしをつかんだりするようになります。ここまではやや激しいものの通常の喧嘩とみなせます。その先が問題です。相手の冠羽を引きちぎるという行動、これはちょっと理解できません。アオサギの攻撃時の常套手段のひとつに相手の後頭部を突くというのがあります。その過程で冠羽がくちばしに絡まったというならまだ分かります。けれども、一連の写真からはそうは見えず、敢えて冠羽を奪いにいったというふうに見えます。その後、まるで相手の首を取ったかのように誇らしげに?冠羽をくわえて飛んでいます。これはいったい何なのでしょうね。彼らが冠羽を奪う奪われるということにシンボリックな価値を付与しているとは思われないのですが。まあ、これについてはこのアオサギの突発的な思いつきという以上の意味はないのかもしれません。

しかし、3ページ目の状況はそれでは済まないような気がします。相手に対して空中から首を伸ばした状態で頭から突っ込んでいく、これだけでも異常です。普通のアオサギの喧嘩であれば空中戦は脚から先にもっていきます。それを頭から突っ込むというのは相当なリスクがあるはずですし常識破りもいいところです。相手はさぞかし意表を突かれたことでしょう。さらに、相手を水中にひっくり返し半ば溺れさせるという行動、これにいたってはもはや常軌を逸しています。これはもしかすると相手を溺死させることを意図した行動かもしれません。アオサギは餌として捕らえた動物を水に浸して窒息死させてから呑み込むことがありますが、私は今回の件はそれと同じ行動ではないかと思います。もしそうであるとすれば、これは私たち人間がもっている野生動物の行動基準を少し見直す必要があるかもしれませんね。ただ、今回の場合は最終的に相手を死なせたわけではなく、そのことは考慮すべき重要な点かもしれませんが。

一般に、動物の世界では人間や一部の霊長類を除いて同種間で殺し合うことは無いとされています。たしかに、遺恨や怨念に基づいた計画的な殺戮がアオサギの世界にあるとは思えません。けれども、日常的な縄張り争いのようなものがエスカレートして相手を殺すことが全く無いとは言い切れないと思うのです。もっとも、争いがちょっとエスカレートしたくらいで殺し合っていたのではアオサギの世界は存立しえません。ほとんど全てのアオサギは、ブログの前半で紹介されていた程度のむしろ儀礼的な小競り合いで落ち着くはずです。ただ、もっと過激な行動をとる尋常でない気質をもった個体が出現する可能性もごく稀にはあるのではないかと思うのです。

私たちはアオサギの行動をごく大雑把にパターン化しているだけですし、またその程度の知識しか持ち合わせていません。まだまだ知らないことだらけです。今回、ASHITAさんがしてくださった報告は、そのことを痛烈に再認識させてくれるものだったと思います。ありがとうございました。


2009/05/18(Mon) 13:50      ASHITA      まつ@管理人様

丁重な説明 有難うございます。
一点だけ 訂正を、
水辺に1羽のアオサギがいたところ、同じ場所にもう1羽が飛来し激しい争いになった。この部分ですが、同時に 違う方向から飛んできた2羽が たまたま同じ場所に舞い降り 出会い頭に 出会い頭の争いとなりました。

餌場の争いより発展した争いと見なすのが賢明のようですね。
有難うございました。
この川には アオサギのほかダイサギ コサギも餌場としており、アオサギとコサギが かなり近い位置で 同じ種の魚をとっていたりもします。また とても大きな魚を串刺しにしたり、足でまさぐり 水底のシャコを追い出して 食べる姿も見ることが出来ています。(ブログ過去記事 福岡の鳥一覧参照)
この場所は 確かに大きな魚が沢山おり 良い餌場のように思えます。


2009/05/18(Mon) 18:47      エゾミユビゲラ      Re: 質問

管理人さんから、非常に適切な解説がありましたが、私の仮説として、付け加えさせていただきます。

アオサギの成鳥は、休息場所では群れをなしますが、餌事に際してはこの群れから離れ、個別に漁をします。餌場においてはテリトリーを主張して、同種に対してはかなり排他的です。
テリトリーに侵入者があると追い出すのが普通です。

しかし、ASITAさんの観察された場所では、両方のアオサギが自分のテリトリーだと思っていたのではないでしょうか。

この場所は大きな魚が沢山おり、良い餌場とのこと、余計この場所に対する執着が強いのかもしれません。

写真は休息中の成鳥です。


2009/05/18(Mon) 19:14      まつ@管理人      Re: 質問

ご指摘の箇所、さっそく訂正しておきました。同じ場所に2羽同時に飛来したわけですね。どちらかが譲ってあげれば良いものを、エゾミユビゲラさんも書いておられるように、その場所に対する執着の度合いが両者同じだったのかもしれませんね。


2009/05/18(Mon) 19:19      エゾミユビゲラ      Re: 質問

かつてこのサイトで、オランダで餌付けされたアオサギが群れで餌を食べるところが紹介されましたが、自然状態では群れで採餌する事はありません。

しかし、巣立ったばかりの雛が数日間群れていることがあります。でもこれは厳密にいうと採餌しているとはいい難く、殆ど獲物を捕まえることに成功したのを見たことがありません。単にコロニーの近くの水辺に降りたに過ぎないようです。私は成人式と呼んでいます。

管理人さんのおっしゃる様に、人間や一部の霊長類を除いて同種間で殺し合うことは無いとされています。これは「ローレンツの禁制本能」と呼ばれるものがあるからで、強い子孫を残すために争うことはあっても、最後の一撃は与えない本能が殆どの動物に備わっているからで、それぞれの動物に降伏の姿勢が備わっており、その姿勢を見ると途端に攻撃する意欲が無くなってしまうというものです。

オオカミでは頚動脈を相手に差し出す様な姿勢、ライチョウの類では後頭部の羽で、その色をみたとたん攻撃意欲が無くなるといわれています。

柔道で参りましたと相手の背中をポンポンと叩くようなものでしょうか・・・。

アオサギにこの様な合図があるかどうか分かりませんが、殺しあってしまっては、種の繁栄にとってプラスにはなりませんよね。

写真はアオサギの成人式です。


2009/05/20(Wed) 10:19      ASHITA      まつ@管理人様

この場所には アオサギだけでなくダイサギコサギ等 サギを含めサギの餌場になっております。豊富な餌=分け合うと言う状態にはならないのですね。
色々有難うございました。これからもよろしくお願いいたします。なにせ 鳥見初心者 見れば見るほど疑問が出てきて、私の好奇心はとどまる所を知らない状態です。訳あって今 福岡の地にしばらく滞在しておりますが、限られた期間ではありますが 多くの水鳥と接する事が出来て幸せだと思っております。


2009/05/20(Wed) 10:28      ASHITA      エゾミユビゲラ様

私は残念ながら 動ける範囲が限られており、未だコロニーと言うものを目にしたことがありません。写真を拝見して ただ ただ 壮観というか 圧倒されております。一度見てみたいものだと思います。
成人式についても 深く興味を持ちました。ヒナが幼鳥となり 一人前になる過程 見てみたいですね。これだけのコロニーのヒナを養っていくためには やはり餌場と言うものがとても大切なのでしょう。以前 セグロセキレイの巣立ちしたばかりの親子を見ましたが 自分と同じ大きさの幼鳥に餌を与える親の大変さを見ました。セグロセキレイとはサイズもちがうのですもの 餌の量も半端じゃないでしょう。
今回とても 貴重な体験をすることが出来、自然を生きると言う事のすごさを目のあたりにした気がします。
アオサギ等 最近はその数を増していると聞きます。山の生き物も この所 山で養えきれなくなった者たちが 里に下りてきて被害をもたらしていたりもします。そのあたりも関係するのかもしれませんね。

丁重なご意見有難うございました。これからもよろしくお願いいたします。

2009/05/13(Wed) 17:12      エゾミユビゲラ      長すぎるツーの!

コロニーは子育て真っ盛りで面白いですね。

写真は、雄が巣材を置いて行ったは良いが、長すぎて雌は四苦八苦、持て余して最後は落としてしまいました。


2009/05/13(Wed) 20:29      まつ@管理人      Re: 長すぎるツーの!

2メートル近くあるでしょうか。運んできたときの雄の満足そうな表情が目に浮かびます。見たところ草本類の茎のようなので、木の枝と違って長さのわりには軽かったのでしょうね。
アオサギとしてはせっかくの巣材を活用できなくて残念でしたが、観察するほうとしては長すぎる巣材に変に視界を妨げられずほっとされたのでは。

2009/05/07(Thu) 09:53      オレンジ      無題

皆さんにお尋ねしたいのですが,喉を膨らませてボコボコさせたりするのは,何か意味がありますか?


2009/05/07(Thu) 20:32      まつ@管理人      Re: 無題

喉を膨らませてボコボコさせることの意味。これ、オレンジさんが見られた状況と私のイメージしているものが同じだと良いのですが。口を半ば開いて喉を震わせる状態ですよね。私も本当のところは知りません。ただ何となく、あれは犬が口を開けてハーハーしているのと同じようなものだとこれまで思ってきました。体内の熱を効率よく排出する方法なのかなと。同じ行動はヒナでも見られますし、少なくとも求愛ディスプレイのような特別な意味はないと思いますよ。


2009/05/08(Fri) 14:55      オレンジ      Re: 無題

喉を震わせるのは,猫がゴロゴロいうみたいな感じかと思ってましたが,犬のハーハーなんですね^^。納得しました。
今日はヒナも喉を震わせています。確かに今日はちょっと暑いです・・・。

2009/04/11(Sat) 16:59      コマクサ      無題

冠羽を逆立てて体を膨らませてのポーズは何を意味するのでしょうか?この様な様子はメスにもあるのでしょうか?初めて見たので驚きましたが、何かの意思表示なのでしょうね。


2009/04/12(Sun) 17:27      まつ@管理人      Re: 無題

アオサギは冠羽や羽毛を逆立て自分を大きく見せることがあります。これは、カラスなどの外敵や必要以上に自分の巣に近づいてきた他のアオサギにたいして威嚇する場合ですね。コマクサさんが観察されたのはそんな状況だったのでしょうか? もしそうならそれは明らかな意思表示です。ただ、そこまで明白に意図したものがなくても冠羽や羽毛が逆立つ場合はあります。むしろそのほうが一般的です。気分にちょっとした変化が起こったときとでも言うのでしょうか、そうした場合、無意識に冠羽が立ち上がるようです。たとえば、少し離れたところでアオサギどうしの小競り合いがあった場合、「ん?何だ何だ?」という感じで冠羽が立ちます。あるいは、つがい相手が餌場から巣に戻ってきた場合、「あっ、帰ってきた!」という感じでやはり冠羽が逆立ちます。もっとも、こういった状況では威嚇するときのように激しくは逆立ちません。さらっと持ち上がる程度です。人間で言えば、何かにびっくりしてかっと目を見開くような状況ですね。アオサギの目は、言ってみれば常に見開かれている状態なので、その代わりに冠羽が逆立つのです。もちろん、雄も雌も同じです。
そんなしぐさを注意深く見ていると、彼らが何を考えているのか、までは分からなくても、何にどのくらい関心を持っているのかぐらいは分かりそうです。

2009/02/02(Mon) 23:33      ピボット      教えて下さい

今日夜9時頃、近くの池のほとりで2羽のアオサギがいました。1羽がもう1羽の上に乗り、激しく頭を突ついています。交尾?? 暗くてあまり見えずそっとしておこうと思いましたが、少し気になり、もう1度見にいくと、突つき倒して、引きずり、1羽を殺してしまいました。あまりにショックな出来事を間のあたりにして、このような習性があるのか知りたくなりました。このような行動はあるものなのか教えていただければと思います。


2009/02/03(Tue) 20:36      まつ@管理人      Re: 教えて下さい

そんなことがあるのですね。私も大変ショックです。読み返して、突つき倒した上にひきずっていたというところで、改めて常軌を逸した行動のように思えました。
アオサギの場合、同じ巣にいるヒナが別のヒナを攻撃し殺してしまうことはあります。これはけっこう頻繁に見られます。けれども、巣立ったアオサギ、あるいは成鳥が同種を殺したというのは私は見たことがありません。聞いたこともなければ、そうしたことがあると想像したことさえありませんでした。ピボットさんが目撃されたのは極めて例外的な事例だと思います。

相手の背中に乗るというのは、ピボットさんが書かれているように交尾の時の体勢でもあります。こうされると乗っかられたほうはどうも自由が利かなくなるようです。また、後頭部を突っつくというのはヒナが相手を攻撃するときの常套手段で、一方的な攻撃の場合は相手が背を向けることもあって必ず後頭部を突つきます。なので、背中に乗って後頭部を突っつくというのはアオサギにとって最も理にかなった攻撃の仕方なのかもしれません。もっとも私は見たことないですが。

それにしても何故そこまでひどい状況になったのでしょう。少なくとも小さい頃の兄弟殺しには餌にありつくためという合理的な理由があります。けれども、いったん巣の外に出てしまえば何かと自由度は高くなるわけで、相手を殺さなければ自分が餓死するというようなせっぱ詰まった関係はちょっと想像できません。配偶相手を巡っての争いというのもあるにはありますが、それがエスカレートして殺してしまうなどというのは餌の場合よりさらにあり得ないように思います。百歩譲って、何かとてつもなく尋常ならざる状況があって結果的に相手を死に至らしめたとしても、突つき倒した相手を引きずるというのはもはや想像の域を超えています。抵抗できなくなった相手を引きずるということにどんな意味があるのでしょうか。自分が食べようとして殺したのならそういう行動もあるかと思いますが、アオサギは丸呑みできるものしか食べられませんからその可能性はゼロです。

想像できない、分からないばかりでまともなお答えになりませんでしたが、少なくともアオサギが同種間で致命的な攻撃を行うことはアオサギの一般的な習性ではありません。考えれば考えるほど理解できない状況のように思えます。いったい何が起こったのでしょうね。


2009/02/03(Tue) 21:35      ピボット      やはり

突然の質問にもかかわらず、早速ご丁寧なお返事をいただきましてありがとうございます。やはり常軌を逸する行動なのですね。アオサギかどうかは確信はありませんが(ワンコの事は専門ですが鳥さんの事はあまりわかりません)、別の公園で撮ったものですが同じ様な鳥なので画像添付します。アオサギの画像を色々見せていただきましたが、同じ種類に見えるのですが…..。行動も暗闇の事でしたがはっきりと目にし、交尾でないとわかり近づくと、攻撃した方の1羽は少し離れ、池に入り、クチバシを水ですすぎ、じっと離れず死骸を見つめていました。大阪市内のカモやアヒルがいる小さな公園です。以前から1羽が住み着いていて、浅瀬を歩き魚を捕まえ丸呑みしている様子は度々目にしましたが…..。本当に何が起こったのでしょうね。先ほど気になり母が見に行くと、かわいそうに寒い雨の中、まだ死骸あったそうです。明日、公園の方に連絡してしかるべき処置をしてもらいます。悲しいお話ですみませんでした。都会に生きる生物の生態系に何かよからぬ変化が起こっていない事を願うばかりです。


2009/02/05(Thu) 07:24      まつ@管理人      Re: やはり

ピボットさん、写真の鳥は間違いなくアオサギです。同じような鳥といえばシラサギ類がいますが、シラサギの場合は白いのでアオサギと間違うことはないと思います。

今回の出来事はたぶん例外中の例外だと思います。ただ、アオサギの習性ということでいえば、近年、アオサギを取り巻く環境が変わってきたのにつれて変化してきているのは確かで、とくにピボットさんお住まいの大阪の辺りでは、都市環境への適応が、わりと極端な形で表れていると言えるかもしれません。たとえば人工的な環境で営巣するとか人に対する警戒心が薄れるとかいったようなことです。けれども、そうした変化は彼らが潜在的にもっている環境適応能力や学習によるものであり、その範疇を超えることはまず無いと思います。同種を殺してしまうというのはこれとはちょっと次元の違う話のように思います。
ただ、私たちはアオサギについてほんのわずかのことしか知りませんし、生き物のことですから何が起こるか分からないというのが本当かもしれません。

生き物ですから、楽しい話もあれば悲しい話もありますよね。楽しいこと明るいことばかりに目を向けていたのでは生き物なんて見えてきませんから。そういう意味でも、ピボットさんの今回のお話は貴重でした。ありがとうございました。

2008/08/23(Sat) 06:59      カラス      水に浸かるアオサギ

札幌中央区の中島公園の池に、時折アオサギが来ます。
昨22日のお昼ころに魚を捕っていたアオサギが、場所を変えて水浴びをし始めました。
普段はもの思うように水辺に佇む風情ですが、この時は頭を水に差し込み体を横たえて鴉のように水浴びをしました。
時々体を立てて、まるで湯に浸かる小父さんの風情もありました。初めてみるアオサギの素っ頓狂な様子でした。


2008/08/23(Sat) 14:00      カラス      Re: 水に浸かるアオサギ

アオサギは頭と首で水を掬い上げるような水浴びの動作をしていましたが、タイミングが合わなくて画像には出来ませんでした。その雰囲気が分かる画像を貼ります。

2008/07/25(Fri) 23:38      まつ@管理人      こんなところに幼鳥

アオサギのコロニーはめっきり淋しくなってしまいました。一時はヒナだけで3、400羽はいたはずの河畔林も、今では十数羽が残るのみ。遅ればせながらようやく飛べるようになった幼鳥が、たまに付近を旋回するくらいです。

写真はその中の一羽がコロニー近くの高圧線にとまっているところ。あまり見かけない光景ですね。成鳥であれば、まずこんなところにはとまりません。今の時期、あれ、おかしなところにいるな、と思うようなのはまず間違いなく幼鳥です。あまり意味のないことでも、とりあえずやれそうなことはやっておきたいのでしょう。
それにしても、電線に水鳥というのはどうにも不自然な取り合わせですね。

2008/07/20(Sun) 00:14      アオサギファン      無題

アオサギに興味を持ち,初めてこのサイトを訪れたいわばアオサギ初心者です。
稚拙な質問で悪いのですが,毎朝全く同じ場所(川べりや田んぼ)に1匹ずつアオサギがいます。なわばりなのかなあと思っていますが,アオサギも1匹1匹なわばりを持つのでしょうか。


2008/07/20(Sun) 22:49      まつ@管理人      Re: 無題

いつも同じところで見かけるアオサギというのは確かにいますね。これは状況にもよりますが、多くの場合、同一個体である可能性が高いと思います。ただ、縄張りというのとはちょっと違うかと。一般的に縄張りと言うと、一定範囲内の空間を独占して他の個体やグループの侵入を許さないという排他的なイメージがありますが、アオサギの場合は、単にそこが気に入ってやって来るという程度のものだと思います。そのアオサギがそこにいない時には他のアオサギがそこで餌を採ることもあるでしょうし、餌が多ければ一緒に採ることもあるでしょう。また、餌が少ないときでも、その餌場の優先的利用権が必ずしもいつもいるアオサギにあるとは思われません。まあ、お気に入りの場所といった感じですね。

基本的にはアオサギは縄張りをつくりません。なぜかと言うと、餌のよく獲れる場所や時間が定まってないので、特定の場所に固執するのは効率的でないからです。彼らは、Aという時間にBという場所で餌が獲れるとなれば、皆が一斉にそこで採餌を始めます。写真はそういう典型的な状況を写したものです。ここには縄張りどころかお気に入りの場所すらありません。ただ、これも状況によりけりで、餌資源が乏しい状況で比較的コンスタントに餌が採れる場所があれば、一見、縄張り風なものができることはあるということです。アオサギもその辺は臨機応変にやっているようです。

2008/06/13(Fri) 16:50      ダイナママ      無題

羽の中に首をすくめてまるで羽の中で、寝ているようにも見えたアオサギがいました。前に羽は少し倒してました。人間で言うならこんにちはと少し手を前にそろえたような感じです


2008/06/14(Sat) 08:44      まつ@管理人      Re: 無題

翼にくちばしを入れて寝ているようなポーズ、ダイナママさんがご覧になったのとは多少違うかもしれませんが、写真のような感じでしょうか。これは寝ているようなのではなく実際に寝ています。まあ数十秒から数分おきに顔は上げますけど。短い眠りを繋げているといった感じでしょうか。

2008/06/04(Wed) 20:04      ドギー      何をしているところ?

半年前位からアオサギが気になって、たまに観察しています。
今日、川岸で写真のアオサギを見ました。
仕事中だったのでずっと見ているわけにもいかず、対岸からコンデジで撮ったので画質が荒くて残念なんですが、これは何をしているところなんでしょう…?


2008/06/04(Wed) 21:17      まつ@管理人      Re: 何をしているところ?

これはアオサギの日光浴ですね。天気の良い日など、太陽のほうを向いて羽を広げているのをよく見かけます。ときには背面を向けることもあるようですが。
このポーズ、とくに水に濡れる状況にないときでもしているので、羽を乾かすという役割はないようです。おそらく虫干しかなんかなのでしょう。

写真は当サイトの他のページから取ってきたものですが、こちらは巣立ち後間もない幼鳥の日光浴です。


2008/06/05(Thu) 22:03      ドギー      Re: 何をしているところ?

これは日光浴なんですね。確かに太陽の方に真っ直ぐ向かってました。
アオサギを見かけることは多いんですがゆっくり観察する時間がなく、まだ知らないことばかりなので、初めてこんな姿を見てビックリしました。


2008/06/06(Fri) 21:44      エゾミユビゲラ      Re: 何をしているところ?

数日前、「らばQ」と言うサイトでオオアオサギの同じポーズの写真が紹介され「そのオオアオサギを20年にわたり、数千枚の撮影をしてきたカメラマンが、初めて見る奇妙な行動に驚いたという写真がありましたので紹介します。」というコメントがそえられていました。

アオサギにおいてはこのポーズを見ることは珍しい事ではなく、このコメントには首をかしげてしまいます。
近縁種のオオアオサギにはめったに見られないことなのでしょうか・・・?


2008/06/06(Fri) 21:51      エゾミユビゲラ      Re: 何をしているところ?

これは私の撮影したアオサギのポーズです。
確かに1度見ると忘れられないユニークなポーズですよね。
似たようなポーズをとる鳥にトビやウなどが知られています。


2008/06/07(Sat) 12:24      まつ@管理人      Re: 何をしているところ?

ご紹介のあったオオアオサギの写真ですが、元の記事がここ(リンク切れ)にあります。これを読むと日本語の紹介のほうには多少誤訳があるようですね。「オオアオサギを20年にわたり、数千枚の撮影をしてきた」のではなく、自然写真を20年間撮り続けてきて、オオアオサギの写真も数多く撮ったということのようです。よほど偏った観察をしていない限り、20年も見ていて一度もこのポーズに出会わないということはまず考えられませんから。

また、アオサギではありふれていて、オオアオサギでは滅多にないポーズ、ということはないと思います。この日光浴スタイルについては、「The Heron」(J.A.Kushlan and J.A.Hancock著)のサギ類の総説を書いた部分にも出てきます。ですから、全てのサギ類に該当するかどうかは別として、サギ類に一般的に見られるポーズとみなして良いのではないでしょうか。少なくとも、アオサギに見られて近縁のオオアオサギに見られないということは無いと思います。

この本では日光浴スタイルを「Spread Wing sunning」、「Droop Wing sunning」、「Delta Wing sunning」の3つに区分しています。絵も写真も無いのでどのようなスタイルなのか正確にはお伝えできませんが、最初のはエゾミユビゲラさんの写真のような翼を比較的大きく広げたスタイルかと思います。真ん中のはもう少し翼をだらっと下げたような感じでしょうか。最後のデルタウィングというのはコンコルドの翼のような形ですから、まさにドギーさんの写真のポーズですね。

それにしても、エゾミユビゲラさんが添付されたオオアオサギの写真、格好も格好ですが、表情が・・・。何というか、地球外生命のようですね。


2008/06/07(Sat) 22:34      エゾミユビゲラ      Re: 何をしているところ?

外国語の訳というのは正確に伝わらない場合がありますね。

まだ巣立ち前の雛ですが、2番目の「Droop Wing sunning」はこの様なポーズだと思います。

これで3種類の日光浴スタイルが揃ったと思います。

2008/02/04(Mon) 15:06      てんちゃん      お久しぶりです

最近、うちの住宅展示場にはあまりアオサギは来なくなりました。
あれから3回くらいかな? 来たのは。
私も一時、共存というかうまく餌付けしたりできないもんかと考えもしましたが、餌代がかかりそうなのでやめました。
確かに、池の中にいるのはいいのですが、展示の住宅の屋根の上に止まるので、フンが困るんですよ~
展示物だから見た目もよくなくなるし・・・
池にずっといてくれればいいのですが・・・


2008/02/04(Mon) 23:21      まつ@管理人      Re: お久しぶりです

アオサギはいつから人家の屋根にとまるようになったのでしょう。昔からそうだったとはとても思えないのですが。ここ北海道では屋根に飛来するアオサギにはまだ出会ったことがないので、地元の松山でごく自然に屋根に立っているアオサギを見たときは唖然としました。
まさか瓦の屋根でないとダメだとか、まあそんなことは無いと思いますが…。


2008/02/07(Thu) 13:30      てんちゃん      屋根の上のアオサギ

ここは住宅展示場ですので、一般的な民家とは違いますが、その展示されている住宅の屋根の上に止まっています。
もう、私が入るずっと以前(5,6年前だと思います)からいるみたいです。
瓦も本瓦ではないですけどね。
基本的に止まる屋根は決まっているみたいですけど、屋根から屋根へと飛び移ることもあります。
おかしな鳥です。
人との距離がわかっているみたいで、屋根の上にいたらどんなに近づいても絶対に逃げません。
頭のいいやつです。

2007/08/26(Sun) 09:54      ぴょん吉      巣に帰って来ます

すっかり静かになってしまったお隣のプチコロニーですが、最近、その1つの巣の3兄弟のうち、2羽が戻って来るのです。比較的涼しい日の午前中によくいます。
暑い日中も、木の上ではなく中に潜んでいるのを何度か見かけました。
末っ子と思われるコは、他の幼鳥と比べても見劣りする体格で、ちゃんと食べているのか心配です。
こんなところでのんびりせず、魚を捕りに行ってよ~!と心配になったり、お腹がいっぱいだから、のんびりできるのかな?と思ったり…。
もしかして、親が餌を運んで来ると期待してるのかしら…と、妄想は尽きません☆
このコ達はどうしてここにいるのでしょう。
そして、よく2羽でいるということは、一緒に行動してるんですよね。
また、こちらでトンボも食べるとあったので、今の時期、餓死することは少ないでしょうか。
この辺、トンボやセミは非常に多いです。


2007/08/28(Tue) 18:46      まつ@管理人      Re: 巣に帰って来ます

幼鳥が巣に戻ってくるということは、まだ完全には独り立ちしていないということでしょうね。きっと親がエサを運んでくるのを期待しているのでしょう。この時期の幼鳥はエサを上手く獲ることができず、餓死する危険を常に孕んでいます。お腹がいっぱいという幼鳥はほとんどいないと思いますよ。

じつは、この時期の幼鳥の行動はあまりよく分かっていません。ただ、成鳥と同じように行動しないことは確かです。成鳥と同じことをやっても、餌採りの技術が未熟なため十分なエサが獲れないのです。同じ餌場で成鳥と幼鳥が一緒にいることがありますが、成鳥が満腹になって休みはじめた後も、幼鳥がいつまでもエサを獲り続けているのをよく見かけます。

以前、サケマスふ化場の養魚池で防除網に引っかかった幼鳥を保護したことがあるのですが、その幼鳥が吐き戻したペリットを見てみると、小さな虫の羽などが含まれているだけで、まともなエサは獲れていない感じでした。たしかにトンボなどは比較的簡単に獲っているようです。ただ、トンボはアオサギにしてみればスナック菓子のようなもので、ちゃんとした食事にはならないと思います。

毎日何時間も魚を狙っているわけですから少しずつテクニックは上達するはず。ある程度まともに獲れるようになるまで体が持ってくれれば良いのですが。いずれにせよ、かなりぎりぎりの状態で生きているような気がします。ほんのちょっとした技量や運の違いによって生きるか死ぬかが決まってしまう、そんな世界なんだと思います。


2007/08/30(Thu) 12:22      ぴょん吉      Re: 巣に帰って来ます

そうですか…。詳しいお話をありがとうございます。
余裕があって巣に戻って来ているような印象ではなかったので、心配だったんです。
もしかしたら、お腹がいっぱいで、巣に戻って来ているのかな?と期待していたのですが。
上手く餌が取れるようになって、元気に育ってくれるのを祈るばかりです。

2007/06/29(Fri) 14:38      奈津子      健気な長子

私のブログにも書いたのですが、うちの向かいのアオサギ、最近母鳥が戻る回数が激減し、補うように幼鳥の長子が他の2羽に餌を与えてるようなんです。こんなもんなんですか?なんだかいじらしくって感動してしまいました。

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2007/06/29(Fri) 20:47      まつ@管理人      Re: 健気な長子

さて、幼鳥が兄弟に給餌したという話、奈津子さんの感動を壊してしまいそうで心苦しいのですが…。これがもし本当なら10メートルどころではなくびっくりの大発見です。巣の中で、ヒナが別のヒナに餌をねだるような仕草をすることはありますが、実際に餌が与えられることはありません。もっとも、鳥の中にはヘルパーといって兄弟の世話をする鳥がいることはいます。前年に生まれてまだ繁殖に参加できない若鳥が親の子育ての手伝いをしたり、あるいは、同じシーズン中に複数回繁殖する鳥の場合、前の繁殖で巣立ったヒナが次の繁殖で生まれたヒナの世話をしたりするのです。けれども、同時に生まれた兄弟間でのヘルパー行動は、いずれの鳥でも報告がないと思います。巣立った直後は自分が生きていくことだけで精一杯なのでしょう。あと、親がヒナへ餌を運んでくる頻度ですが、これは巣立ち間近になるとだんだん減ってくるのが普通です。給餌の回数や餌の量を減らすことでヒナたちに巣立ちを促すわけですね。
もちろん、ここに書いたのは一般的な話で、他に可能性があるのかもしれません。実はこれまでに知られてないことが起こっているのかもしれませんね。


2007/06/29(Fri) 22:54      奈津子      Re: 健気な長子

ギャー(アオサギ風に)、そうだったのかぁ…、そういえば現場をおさえたのも一回こっきりだったし、‘餌をねだるような仕草’だと考えるほうが自然です。「左門豊作説」は崩壊だな。
いつも適切なお返事をありがとうございます。まるでうちのアオサギたちを見て解説してくださってるかのよう。と言うか、各地に生息するアオサギたちがほぼ同様の段階を経て成長するからなんですよね。いやぁ~、これはハマリますよ。


2007/06/30(Sat) 23:20      エゾミユビゲラ      Re: 健気な長子

私も管理人さんのおっしゃるとおり昨年生まれの幼鳥がやってきたのだと思います。
コロニーには、通常去年生まれのアオサギは繁殖にかかわらないのですが、営巣にはかなり興味があるらしく、よく見学をしています。しかし、本来の親とはちあわせすると、写真のように追い払われてしまいます。

しかし、1度だけ昨年生まれ同士の番が繁殖したのを撮影したことがあり、このサイトに紹介したことがあります。アオサギフォーラム「アオサギの子育て」の2005年5月18日の記事を参照していただければ幸いです。


2007/07/01(Sun) 14:15      まつ@管理人      Re: 健気な長子

片方が昨年生まれのつがいなら私も何度か確認したことがあります。今年もひとつがい確認しましたが、昨年生まれとはいえまだ幼鳥の面影を色濃く残しており、最初は今年生まれの幼鳥が巣にいるのだと勘違いしてしまいました。このペアは他のペアよりひと月くらい遅れて営巣を始めたにもかかわらず、現在3週目くらいのヒナを順調に育てています。

さて、奈津子さんのところのヒナによる給餌の件ですが、エゾミユビゲラさんが書かれている「昨年生まれの幼鳥がやってきた」というのは私の文の読み間違いではないかと思います。私は奈津子さんが書かれているように最初に巣立ったヒナによる行動だと思っているのですが。たしかに昨年生まれの幼鳥が営巣の様子に興味をもち、ヒナのいる巣をのぞき込んだりする光景はよく見かけます。けれども、そうした場合、巣にいるヒナはのぞき込む相手に対しつっつきのポーズで威嚇するのが常ですし、それを押して幼鳥が無理矢理巣に侵入したという状況は見たことがありません。ヒナが昨年生まれの幼鳥をすんなり受け入れて、幼鳥がヒナに給餌したのであれば、まさにヘルパー行動発見かとなるのですが、今回はそういうことではないと思います。
ただ、ヒナが自分の親でない成鳥に餌をねだることはありますし、アオサギのヘルパー行動が絶対に無いとは言い切れません。彼らの行動の多様性を考えると、何があっても不思議ではないですから。


2007/07/03(Tue) 16:43      奈津子      Re: 健気な長子

早速‘アオサギフォーラム「アオサギの子育て」’へ行きました。エゾミユビケラさんとまつ@管理人さんとのやりとりを読み、何度も目を見開いてしまうほど驚きました。特に2年前の「雛が死んだ」のあたり。
うちの向かいのアオサギ一家がほほえましく、のどかな面ばかり見せてくれるので忘れてましたが、アオサギにはアオサギの世界や倫理観があるということ。人間の尺度ではなく、アオサギがアオサギらしく暮らして、同じ町で共に生活することの得がたさに初めて気付きました。
まだ全てのページを読んだわけではないんですが、思いがけず深いところに通じるドアを開けたんだと嬉しく思いました。ありがとうございます。

さて、巣まで10mという距離で皆さんを驚かしたようですが、さらに近い枝に最近よく止まるようになり、そこから飛び立つ時なんて眼前で旋回していきます。そんな一瞬を撮れたらいいのにな、と思います。無理だけど。


2007/07/05(Thu) 13:46      エゾミユビゲラ      Re: 健気な長子

管理人さんの文章を読み違えて「昨年生まれの幼鳥がやってきた」ととらえたのは誤解だったようですね。

今年生まれの別の巣の雛がやって来ることは、時々ありますね。以前「雛が増えた?」と言う題で投稿させていただいたことがあります。

巣立ち近い雛が、コロニー内を飛び回る姿は見ることですが、ひとつ疑問があります。コロニーから一度外に飛び立った雛が巣に戻る事はあるのでしょうか?私は無いように思うのですが、確信は持てません。


2007/07/05(Thu) 19:29      まつ@管理人      Re: 健気な長子

親がヒナに餌を与えていると、今年生まれの余所の巣のヒナがやってきて、うちの子とよその子が入り交じっててんやわんや、札幌あたりのコロニーで今まさに起こっている事態です。毎年の恒例行事とはいえ、遅く生まれたヒナたちはつくづく大変だと思います。

それと、コロニーから一度外に飛んでいった幼鳥が巣に戻ってくることがあるかどうかですが、私はごく当たり前のようにそれはあるものと思っていました。遠くの餌場からコロニーに成鳥が戻ってくるとき、しばしば幼鳥がその後にくっついてくるので、そのうちの一部は今年生まれの幼鳥なのだろうと勝手に思い込んでいました。けれども、思い返してみると、それが前年生まれの幼鳥か今年生まれの幼鳥なのかきちんと確かめたことはありません。ただ、幼鳥の行動は成鳥のように紋切り型ではないので、いったん遠くの餌場に行った後も、とくに用がなくてもコロニーに戻るということは十分ありうると思います。また、コロニーの周囲数百メートルなら間違いなく飛び回っていますし、コロニーに隣接した水辺で遊んでいた?幼鳥が、親が巣に戻ったのを目敏く見つけて、急いで巣に戻るといった光景はこの時期よく目にします。コロニーを離れた幼鳥は、いったん離れると二度と戻ってこないというわけではなく、コロニーと周囲の環境を往復しつつ少しずつ行動半径を広げ、そのうちコロニーに戻ることもなくなるということではないでしょうか。
単独かごく小規模のコロニーを観察すれば、はっきりしたことが分かりそうですね。

2007/04/19(Thu) 17:01      くら      無題

さっき近くの川で、水面に浮かびながら採食するサギを見つけました!! カモのように、浮かんでいて、首の付け根まで水に顔をつけて魚を捕りました。水面に浮かぶ時間は、5秒間くらいで一度浮かぶと、その後は必ず浅瀬に行って一休みしていました。
サギのこの採食行動は珍しいんですか??


2007/04/19(Thu) 20:37      まつ@管理人      Re: 無題

泳ぐアオサギ、これはまたユニークですね。たまにそういうおかしな事をするサギがいるのです。足に水かきが付いているわけではないですし、アオサギ本来の能力ではないと思うのですが。その気さえあればできないわけではないようです。しかし、泳ぎながら魚を獲ったというのは初めて聞きました。これはそうとう貴重な目撃例だと思いますよ。

変わった採餌方法を教えていただいたついでに、地上から水中に飛び込んで魚を獲るオオアオサギを紹介しましょう。これはネットで見つけた映像です。1分間120コマという超スローモーションなので翼の動きまでよく分かります。飛び上がったときにはしっかり魚も捕らえてます。こういうダイナミックなサギもいるんですね。ただ、こちらの採餌方法は極めて珍しいというほどではありません。養魚場などではまれに飛び込むアオサギもいるようです。目の前にたくさんの魚を見せつけられれば、何としてもという気持ちになるのでしょう。
一方、くらさんが目撃された泳ぎながら魚を獲る方法は間違いなく極めて珍しいです。カモになったつもりなんでしょうかね。


2007/04/20(Fri) 11:43      くら      Re: 無題

ありがとうございます!! とても勉強になります☆
今日もまたサギが泳いでいた場所に見に行くつもりなので、もし決定的瞬間を撮影できたら、こちらに載せさせていただきます!!

実は私は今大学4年生なのですが、サギについて研究しようかと思っています。そこで大学周辺のサギを観察していたら、前述のようなサギと出会いました。


2007/04/27(Fri) 17:43      くら      Re: 無題

あれから泳ぐアオサギは見ていません・・・。
もしかしてあの日だけだったのか・・・と残念です。
しかし、もしかしたら時間によってまた出会えるかもしれないと思い、今度定点観察してきます!


2007/04/27(Fri) 23:17      まつ@管理人      Re: 無題

泳ぐアオサギ、続報を期待しています。前回はただ泳いでいたというだけでなく、魚を捕らえたということなので、成功に味を占めてまた同じことを繰り返すこともあるのではないかと期待しているのですが…。


2007/05/05(Sat) 13:55      カラス      Re: 無題

くらさんの泳ぐアオサギの観察がきっかけで、まつ@管理人さんが興味深い動画を紹介して下さいました。水に飛び込んで採餌するアオサギの克明なスローモーションでした。
さて、泳ぎながら魚を獲るというのはあるような気がします。
2005年6月、札幌中央区中島公園池の中央付近でアオサギが泳ぐ形で進んでいました。そして画像では見づらいかもしれませんが魚を獲りました。
アオサギが本当に泳いでいたのか、あるいは脚が底に着いていたのかはよく分かりません。でも、アオサギが短い距離を明らかに泳ぐのを見たことがあります。ならば「泳ぎながら・・」というのも頻繁ではないにしても有ると思うのです。


2007/05/06(Sun) 10:01      まつ@管理人      Re: 無題

写真のアオサギ、たしかに何かくわえているようですね。立っているか泳いでいるかは別にしても、胴体が半分水中にあるのは同じことで、これでよく魚が警戒しないものだとそちらのほうが不思議です。

ところで、泳ぐのはアオサギだけではなくオオアオサギも同じようです。沼を歩いていたオオアオサギが水深が深くなってもそのまま進み続け、脚が届かなくなったところで数メートルを泳いで向こう岸にたどり着いたという目撃例があります。すぐそこまで行きたいだけなのに飛ぶのは面倒、ならば泳ごう、とでも考えたのでしょうか。泳ぐサギというのは滅多に見ることはありませんが、彼らにしてみれば特殊な能力ではないということなんですね。
それにしても、水かきのないあの細い足では、水を掻いても何ほども進まないように思うのですが…。

2007/03/17(Sat) 13:21      福島大学に通うまこちゃん      アオサギのねぐら?

今朝、阿武隈川へ出かけました。信夫発電所のダム湖でアオサギを見たのですが、次のようなことを見ました。水辺からアオサギが飛び立ったのですが、水面に「痕跡」を引きながら飛び立ったのです。水中に立っていた状態から飛ぶときに足が水面に接するのでしょうか?


2007/03/18(Sun) 12:34      まつ@管理人      Re: アオサギのねぐら?

痕跡を残して飛び立つアオサギというのは私は見たことないです。普通は、水中、地上を問わず、真上にジャンプするような感じで飛び立っているかと思います。ハクチョウのように助走をつけて飛ぶということはあまり無いのでは。あるいは、水草か何かが脚に絡まって引きずっていたとか。アオサギにそのつもりがあれば助走も不可能でないとは思いますけど。


2007/03/23(Fri) 19:02      福島大学に通うまこちゃん      Re: アオサギのねぐら?

二回見ました。30mぐらい水面に痕跡を残して水面と平行に飛んでました。サギは真上に飛び立てるとすると、水面と平行に飛ぶ、というのは採餌でしょうか?


2007/03/23(Fri) 21:28      まつ@管理人      Re: アオサギのねぐら?

状況がよく分からないので何とも言えませんが、水面すれすれに飛んで水中の魚を捕らえるというのはちょっと考えられません。それではまるでカモメになってしまいます。やはり何か引きずっていたのではないでしょうか?

2007/02/27(Tue) 19:17      ぴょん吉      そうなんですね~☆

今年はウォッチング用に双眼鏡を買ってきました。首を伸ばして、くちばしを真上に向け、ゆらゆらと揺れているポーズがユーモラスです。


2007/02/27(Tue) 22:06      まつ@管理人      Re: 今年も来ました!

「首を伸ばして、くちばしを真上に向け」るポーズ、こんなのかなと思って写真を載せました。ぴょん吉さんがご覧になったのもこれと同じでしょうか。もしそうであれば、それは求愛のディスプレイですね。アオサギは繁殖地に来てからつがいを作るので、春早い時期にはこうした行動がよく見られます。ディスプレイにはいくつかのパターンがあるのですが、その中で一番目立つのがこのポーズです。思いっきりからだを伸ばしてストレッチしているみたいです。


2007/02/28(Wed) 23:01      ぴょん吉      Re: 今年も来ました!

そうです、このポーズです! 今朝も昨日と同じ位置に陣取っている一羽が、このポーズをしていました。パートナーを探しているんですね。おっとり優雅な鳥だと思っていましたが、過酷な環境を生き抜いて来ているんですね。


2007/03/02(Fri) 19:22      まつ@管理人      Re: 今年も来ました!

問題のポーズが何であるか解決できて良かったです。
求愛のポーズはこのほかにもいくつかあるので、適当な写真が撮れればまた書き込みたいと思います。

2007/02/27(Tue) 19:17      ぴょん吉      そうなんですね~☆

今朝は10羽以上、木の上に止まっていました。成鳥ばかりのようです。朝(7時前)の方が沢山いて、動きも活発です。アオサギたちも出勤前なのでしょうか。枝をくわえているものもいたので、きっと巣に使うんですね。去年はアオサギ達が枝を折る、パキパキという音が頻繁に聞こえていました。去年のものを再利用するのか、今年はそんなにせっせと運んでいる感じはしません。このアオサギ達は、去年来たのと同じ可能性が高いですか?


2007/02/27(Tue) 22:06      まつ@管理人      Re: 今年も来ました!

サギたちが翌年も同じコロニーに戻るのかというご質問ですが、じつはこれよく分かっていません。少なくとも戻るサギがいることは確かなのですが、どのくらいの割合で戻るかとなると具体的に示すのは難しいです。スペインのほうで、巣立ちヒナの翌年の回帰率が11.6%だったという報告があります。ただし、これは冬の間に死亡したサギの数も分母に含まれていますから、冬を生き延びた一年目の幼鳥が元のコロニーに戻ってくる割合はこの数値よりかなり高くなると思います。あと、回帰率については、幼鳥より成鳥のほうが同じコロニーに戻る割合が高いという報告もあります。ということなのですが、一般にはこうしたことより地域的なばらつきのほうが大きくなると思います。繁殖地の周辺で越冬できるような場合、かなり高い割合で同じところへ戻ってくるのではないでしょうか。ただ、幼鳥の一部はどこか余所へ行ってしまうかもしれません。幼鳥は成鳥ほど保守的ではないですから。

2006/11/28(Tue) 22:41      エゾミユビゲラ      警戒心について考える

アオサギは警戒心が強く、100m以内に近づくことは難しい鳥ですが、人間よりずっと素早く危険だと思われるキツネに対しては、数mまで近づくと面倒くさそうに飛び立ちます。

これはかつて人間から飛び道具によって痛い目に合わされていたからではないでしょうか?
しかし人間が飛び道具を使い始めたのは、生物学的な時間からすると僅かなものだと考えられます。

最近関西や四国、九州などで人馴れしたアオサギが話題になりますが、猟銃などで撃たれなくなった事と無関係ではないでしょう。

アオサギのみならず、人をおそれなくなったツキノワグマやイノシシ、ニホンザルが増えてきて、人間社会との軋轢が目立ってきています。

ハンターの高齢化による減少もあって、この様な事に拍車がかかっているのでしょう。かつて私はハンターが嫌いでしたが、やはり野生動物は警戒心をもって人間社会とは一線を隔していて欲しいものです。

アオサギも警戒心が強く、人を寄せ付けない、神秘的な鳥であって欲しいと私としてはそう思うのであります。


2006/12/01(Fri) 22:45      まつ@管理人      Re: 警戒心について考える

私が北海道に住むようになって驚いたことのひとつは、人が近づいてもなかなかスズメが逃げないということでした。郷里の愛媛ではかなり遠方からでもさっさと飛び立たれていたので、同じスズメなのにこの違いは何なんだろうといつも不思議でした。いまだにその理由はよく分かりませんが、環境が異なれば人に対する反応が変わるのはどの鳥も同じということなのでしょう。

で、関西、四国あたりに人慣れしたアオサギがいる一方、北海道には警戒心が強いアオサギがいて、この違いがどこから来るのかが気になるわけですが、これはやはりハンターの存在が大きいでしょうね。もっとも、アオサギは狩猟鳥でないので撃たれることはありませんが、だからといってカモ猟でパンパンやっている横で平静を保てるはずもないわけで。以前、私がアオサギを観察していた野付湾では、10月1日のカモ猟解禁日を境に、数百羽のサギたちがふっつりと消えていました。この点、猟が広範囲に行われている北海道ではアオサギの警戒心はどうしても高くならざるを得ないような気がします。あと、北海道の場合、ロシアに近いこともいくぶん影響しているかもしれません。あちらではアオサギの狩猟が普通に行われていますし、サハリンと北海道で個体群間の交流はあるはずですから。

「警戒心が強く、人を寄せ付けない、神秘的な鳥」というのは、私もアオサギに対する固定されたイメージとして持っているところです。ただ、人慣れしたアオサギの事例を見聞きするにつけ、警戒心が強くて云々のイメージはアオサギが本来持っている属性ではないのだと思うようになりました。むしろ、状況に応じて人との距離を臨機応変に変えられる環境適応力の高さこそアオサギの本質ではないかと。

でもやっぱり、アオサギと人との間には犯しがたい距離があって欲しい、それが私の本音ではあります。

2006/09/26(Tue) 23:33      tampopo39      無題

本日久しぶりにアオサギに会ってきました。1羽だけ公園にいたのですが、彼岸花の写真など撮りながらの2時間足らずの間に、2度も電線に止まるパフォーマンスを見せてくれました。1回目は12分、2度目は19分もそのうち14分は片脚で羽繕いをしました。添付の写真は脚で頭を掻いているところですが分かりますでしょうか。


2006/09/27(Wed) 22:55      まつ@管理人      Re: 無題

珍しい写真をありがとうございます。じつは私も一度だけ電線にとまるアオサギを見たことがあります。それは送電線にとまろうとする巣立ったばかりの幼鳥でした。しかし、電線をつかむには彼らの足は大きすぎるのか、翼をばたつかせてバランスをとるのがやっとという状態で、10秒もすると諦めて飛び去っていきました。その時はてっきり、幼鳥特有の愚かな行為?とばかり思っていたのですが…。成鳥も電線にとまるとはびっくりです。
一羽がこういうことをすると、真似するサギが続々と出てきそうですね。


2006/10/26(Thu) 21:49      tampopo39      秋の電線アオサギ

電線にとまるアオサギにまた会ってきました。今度は電線にいたのは5分くらいで飛び立ち、追いかけていくと、田の藁の間に5羽集まっていました。電線アオサギは昨年の親の1羽に間違いないと思いますがこのグループはどういう関係なのでしょうか、親子4羽プラスなのか、他人なのか、親子はどのくらい一緒にいるものでしょうか。


2006/10/29(Sun) 12:24      まつ@管理人      Re: 無題

アオサギの巣立ち後の親子関係ですが、これは微妙なところです。本来、アオサギは集団で繁殖する鳥なので、周りには家族以外に多くの他人がいます。そうした状況では、親がヒナに餌を持ってこなくなった時点で、親と子の関係はなくなると思います。幼鳥は餌が獲れる場所だとか、諸々のことを成鳥の行動から学ばなければなりませんが、そのお手本は親でなくともよいわけです。他にも成鳥はたくさんいるわけですから。これはコロニーをつくる利点のひとつと言えるかもしれません。ただ、単独営巣の場合はいくぶん状況が異なり、親子が一緒にいることもあるようです。この場合は、幼鳥にとって身近に頼れる成鳥が自分の親しかいないので、親子の関係を考えなくても自然と一緒にいる状況ができてしまうのでしょう。

2006/06/22(Thu) 11:40      ヒロ      無題

夏場に川を歩いていると、親子なのか数羽で川岸で佇んでいるのはよく見かけますが。やはり魚獲りは親がレクチャーしてから単独行動したりするのでしょうか?


2006/06/22(Thu) 19:54      まつ@管理人      Re: 無題

採餌方法を親が教えるかどうかという点ですが、基本的にそれはないと思います。アオサギの親子の絆は巣立ちまでで、その後はヒナは完全に独りで生きていくはずです。独りとはいっても、コロニーで生まれたのであれば普通は周りにいくらでも仲間がいるはずですから、餌の獲れそうな場所とかそういったことは親がいなくても学習できます。それが群れで生活していることの利点のひとつでもあると思います。
ただ、単独で営巣している場合は多少事情が違うかもしれません。その場合は巣立った後、周りにいるのは親か兄弟だけですから。そうなると、幼鳥は親についていくかもしれませんね。ただし、その場合でも親が積極的にレクチャーすることは無いと思いますが。

2006/01/18(Wed) 01:11      gurebu      Re: はじめまして、アオサギについて。

繁殖期アオサギは、他の鳥のように雌に餌をプレゼントするのでしょうか。


2006/01/19(Thu) 00:43      まつ@管理人      Re: はじめまして、アオサギについて。

餌のプレゼントは残念ながらありません。カワセミなんかだと、雄がプレゼント用の魚を獲ったら、そのすぐ近くに雌もいるわけですが、アオサギの場合、果てしなく遠いところで餌を獲っているので、そこからわざわざくちばしにくわえて餌を運んで来るというのは少しナンセンスな気がします。運んでくる間にカモメやカラスに餌を横取りされそうです。かといって、ヒナに餌を与える時のように、いったん飲み込んだものを吐き戻してというのもちょっと…。その代わり、雄は様々なディスプレーをして雌の気を引いています。

2005/03/20(Sun) 20:43      カラス      無題

嘴を打ち鳴らし、空洞の枝を叩き合うようなカポンカポンとか、カタカタいう乾いた音は、コウノトリに似ていると聞きます。因みに、コウノトリは鳴き声を出さないそうですね。

アオサギのグワーとかギャーとか美声とは遠い鳴き声はよく聞きますが、嘴を鳴らす音は春の時期以外では聞いた事がありません。それは春の時期の音なんでしょうか。


2005/03/21(Mon) 17:05      まつ@管理人      Re: 無題

くちばしを鳴らすあの音は、私も春にしか聞いたことがありません。ただ、確信は無いです。そもそも、あれに何の意味があるのかよく分かりません。近くに寄ってきた他個体に対してやっていることは多いですが、単に威嚇だけなら春だけに見られる行動ではないはず。何かディスプレイのような意味合いもあるのかもしれません。

2005/01/06(Thu) 01:19      まつ@管理人      留守の長さ

アオサギの行動についての話題をひとつ。
アオサギというのは、ご存じのようにコロニーとエサ場が離れていて、一度巣を離れるとなかなか戻ってきません。ではどのくらいの時間エサを取りに行っていると思いますか。
いろいろな報告を見ると、どうも5、6時間というのが多いようです。むかし私が採ったデータでも平均すると5時間を少し超えるくらいで、まあ同じようなものでした。
ただし、これらは平均しての話。エサ場の状態によっても変わりますし、ヒナの成長程度によっても変わります。もちろん個体の性格によっても。なので、すぐ戻ってくるサギもいればなかなか戻らないサギもいます。早いほうではわずか47分という記録がありますが、こちらはエサ場とコロニーが近ければもっと短い場合もあるかと思います。
興味があるのは長いほう。ある報告によると、巣を去ってからエサをもって戻ってくるまで11時間55分かかったという記録が残っています。私のデータではそれよりも4分長く11時間59分というのが最長です。今一歩のところで12時間の壁は越えられないようです。しかし、それだけ長く出かけたままだと巣でエサを待っているヒナは大変だったでしょうね。
実際はそれ以上長く留守にする場合もあると思うのですが、巣を出るときと帰るときと両方確認するのはちょっと難しいのです。たとえば、朝7時に出かけたアオサギは確認できても夜9時に戻ってきたアオサギは暗くて見えませんから。

2004/07/22(Thu) 00:48      まつ@管理人      巣立ち後

アオサギの幼鳥は、飛べるようになっても最初から遠くの餌場には行きません。巣立ってすぐの頃はコロニー近くのちょっとした水辺に幼鳥だけで群れているようです。
やがて幼鳥はコロニーを離れ遠くの餌場を利用するようになりますが、このときも幼鳥の群れは維持され、幼鳥だけで徒党を組んで飛んでいることもあります(もちろん、成鳥と幼鳥が一緒にいることもあります)。この時期、10羽、20羽という群れが飛んでいたらまず間違いなく幼鳥たちです。エサ場がどこにあるかも分からない世間知らずの幼鳥ですから、そんなのばかり集まってふわふわ飛んでいても仕方がないと思うのですが、何を考えているのでしょうか。
飛んでいる姿だけを見ればすっかり一人前の幼鳥ですが、果たして目的を持って飛んでいるのかどうか…。

アオサギに限らず、どんな鳥でも人がまず注目するのは生まれてから巣立つまでのヒナの成長過程です。そして、巣立ちが終わればそれで全てが完結したように思いがちです。けれども、鳥にしてみれば、巣立ったのち未知の世界へいかに適応していくか試行錯誤する段階のほうがむしろ重要かもしれません。巣立ちまでは彼らの生死はほとんど運任せで自分の力ではどうにもなりませんが、巣立った後は個々の能力や適性が問われますから。
巣立ち後のアオサギの幼鳥について詳しく研究した例は見たことありませんが、知られていない謎がまだまだありそうです。

2004/06/27(Sun) 17:03      ルル      夜の飛行

今日の午前2時頃、夜空でギャォ、ギャォ、ギャォと声がするので見てみると、アオサギが飛んでいました。
鳥目というのはアオサギには当てはまらないのでしょうか。
それにしてもどういう目的の夜間飛行だったのでしょうね。


2004/06/27(Sun) 21:33      まつ@管理人      Re: 夜の飛行

鳥目というと、暗いところでは全く見えないように思われていますが、実際はそんなことはなくて普通に見えているようです。たとえば、小鳥類の多くは敵に襲われないように夜の間に渡りをします。
サギの仲間でもゴイサギなどは基本的に夜行性の鳥です。ゴイサギに比べればアオサギは昼のほうがずっと活動的ですが、夜でもけっこう飛んでいることがあり、少々の明かりがあれば昼間と同じように餌を探しています。さすがに月明かりもない真っ暗な夜は無理ですが‥。逆に、満月の明るい夜は楽に餌が見つけられるのか、「満月の夜のアオサギは太っている」という俗諺もあります。

ずっと前、夜中に海の浅瀬で餌を探しているアオサギを見かけたので、どのくらい見えるのだろうとサギがいた辺りに行って水面に顔を近づけてみました。近くで見れば暗くても案外水の中は見えるのかなと思っていたのですが、やはりというか真っ黒で何も見えませんでした。少なくとも夜の水面は、人よりアオサギのほうがよく見えているようです。

2004/06/22(Tue) 21:49      まつ@管理人      幼鳥の行動

アオサギの幼鳥はときどき非常識なことをするので行動からも成鳥と区別できます。非常識とは言えないまでも、少なくとも成鳥とは明らかに違った行動をとります。幼鳥のどんなところが変かと言いますと‥。

1 人をあまり恐れません。近頃は成鳥でも人を恐れなくなりつつあるようなので、さほど奇異にも思われないかもしれませんが、同じ環境で成鳥と幼鳥を比べれば圧倒的に幼鳥のほうが怖いもの知らずです。車の中から見ていれば、ほんの数メートル先を歩いていたりします。
2 好奇心が旺盛です。巣立ち期のコロニーを観察していると、巣立ったばかりの幼鳥に逆に観察されてしまいます。人のいるところまでわざわざ飛んできて、頭上を飛びながら頭を傾げて片目でじっくり見ていきます。目が合うと慌てて逃げていきますが‥。
3 落ちているものを何でも拾います。何を拾っているのかは知りません。ただ、食べられないものでもとりあえず拾っています。また、アオサギはふつう生きているものしか食べないのですが、幼鳥は常に空腹なせいか死んだ魚でも構わず食べることがあります。
4 変なところにいます。これは人を恐れないということと同じですが、たとえば、橋の欄干にとまっていたりします。そんな場所で見かけるとこちらのほうがギョッとします。こんなことは成鳥はしません(近頃は状況の変化がめまぐるしいので絶対にとは言えませんが)。あるいは、カラスのまねをして電線にとまろうとする幼鳥もいます。それは無理というものです。

ともかく、おかしいことをしてると思ったら、それは幼鳥です。思うままに行動し型にはまってないので見ていて楽しいです。

2004/05/17(Mon) 20:00      カラス      巣の補修

アオサギの雛が成長する巣を、親が頻繁に巣材の枝を差し替えたり、差し加えたりする様子が見られました。雛の急速な体の増加に対処して巣を補強しているように見えます。これほど頻繁に手当てすることは他の鳥の巣ではあまり無いような気がしますがどうなんでしょう。


2004/05/20(Thu) 19:22      まつ@管理人      Re: 巣の補修

アオサギは、営巣期間を通して巣の増築や補修を行います。ヒナが大きくなり巣が手狭になれば、せっせと巣材を拾ってきて巣を大きくします。親が巣を離れているすきに、よその親が巣材を盗みに来ることもありますし、手入れせずにほったらかしというわけにはいきません。他の鳥がどうしているかは分かりませんが、アオサギはその辺は臨機応変にやっているようです。

2004/03/30(Tue) 22:56      まつ@管理人      交尾の季節

早いもので、九州の方ではヒナが生まれコロニーも賑やかになっているそうです。東京あたりでもヒナが見られるようになってきたとか。北海道でヒナが孵るのはゴールデンウィーク頃ですから、ひと月くらいの差がありますね。

北海道のアオサギシーズンはまだ始まったばかりですが、今年は暖かいせいか卵を産むのが少し早いようです。札幌近郊のコロニーでは、巣にどっしり座り込むアオサギを多く見かけるようになりました。こうなると、つがい相手を見つけるためのディスプレイは少なくなり、代わって交尾の頻度が増
えてきます。

普通、鳥の交尾などそうそう目撃する機会はないと思うのですが、アオサギの場合は大勢が一緒にいるので、しばらく観察しているとそのつもりがなくても結構目にするのです。ほとんどの交尾は自分の巣の上で行われます。雄が雌の背中に乗って交尾するのですが、立っている雌の上にさらに雄が立つわけですから想像しただけでもかなり不安定な格好です。雄は雌の首をくちばしでつかむことで何とかバランスをとります。時々ずり落ちることもあるのですが。

ところで、交尾の時、雌雄の位置関係が逆になることはありません。ということは、交尾を目撃しさえすれば、どちらが雄でどちらが雌かはっきりと分かるわけです。もっとも、形態的によほど際立った特徴のある個体でもない限りその後もずっとというわけにはいきませんが、少なくともじっと目を離さずにいる間くらいは区別できます。

そうやって見ていると、外見上まったく同じに見えるつがいも、雄と雌でしぐさや体つきが違うのが分かってきます。どちらかといえば、やはり雄のほうが多少大きく、何となく頭もがっしりしているように見えます。ただ体格は、年齢の差が性差よりも大きく影響するかもしれないので本当のところはどうなのか分かりません。

けれども、しぐさの方は雌雄で明らかな違いがあります。つがいになるとお互い相手に羽づくろいをするのですが、このとき、雄が極めて熱心なのに対して、雌はとりあえず形だけという感じなのです。これは誰が見てもそう感じると思うのですが、どうでしょう? いったんつがいになると、雌の興味は雄のことよりももっぱら巣作りに移ってしまうようなのですね。

2003/12/10(Wed) 11:02      カラス      アオサギの普段の様子に

陽を浴びると言うか、虫干しの為というか、水辺で羽の内側を日に向けて胸を張る姿勢を見ることがあります。この姿勢の意味は何だろうと思います。似た姿勢ではウがあります。これは天気のよい日によく見られるようですが、その目的はアオサギの場合とやや異なって濡れた羽の乾燥が第一であろうと思います。こういう姿勢で休む鳥は鷺の仲間や、他の鳥にもあるのでしょうか。


2003/12/12(Fri) 00:38      まつ@管理人      Re: アオサギの普段の

あの格好は一度見ると忘れ難いものですね。アオサギの様々な姿勢の中では最もユーモラスなものだと思います。あのような形に羽を広げる理由は詳しくは分かりませんが、カラスさん御指摘のように、羽の乾燥というよりはむしろ虫干しが主な理由だと思います。水から上がったサギが常に羽を乾かすわけでもありませんから。それに、天気の良い日にはコロニーにいるサギもこの格好をすることがあります。

この「日光浴」スタイルは、基本的に羽の内側に日が当たらなければ意味の無い姿勢なので、体の形から考えてスズメのような形の鳥には無理です。ある程度からだが直立していることが必要なわけですが、そういう体型の鳥としてはウとサギ以外に例えば猛禽類がいます。猛禽ならどの鳥でもこの姿勢がとれるかとなると私には分からないのですが、少なくともトビの日光浴なら見たことがあります。ただし、トビの場合だらんと羽を垂らすだけなので見かけはウが羽を乾かしている姿に似ており、とてもアオサギのように格好よくはありませんでした。

ちょっと話が飛びますが、古代エジプトではアオサギと太陽の間には深い結びつきがあったそうです。太陽はアオサギの卵から生まれるという話もあるほどです。太陽の方を向いて独特の姿勢をとるアオサギを見ると、そのような話が少し身近に感じられたりします。

2003/08/19(Tue) 22:05      まつ@管理人      幼鳥はどうしているかな?

お盆も明けたこの時期になると、さすがに北海道でもほとんどのコロニーはもぬけの殻です。サギたちはというと、あちこちの餌場に思い思いに散らばっています。昨日も石狩川の中州で20羽近くのルーズな群れを見かけました。丸石のごろごろした河原に佇むサギたちは、久々の炎天下に少し暑そうでしたが、今ではヒナのために餌を探す必要もないので、自分で食べたいだけ食べてのんびりやっているようです。ところで、こういった群れには幼鳥はほとんど混じっていません。ひとつがい当たり3羽のヒナを巣立たせるとして、20羽の群れなら単純に計算して12羽の幼鳥がいてもおかしくないのですが、実際そうはなりません。この時期、幼鳥の餌採りはまだまだおぼつかなく、成鳥と同じ餌場にいたのでは十分な餌が捕れないのでしょう。飢えて死んでいく幼鳥もかなりいるはずです。まして台風など来ようものなら何日も餌にありつけないかもしれません。先日道内にも甚大な被害をもたらした台風10号のニュースを聞きながら、どのくらいの幼鳥が生き延びられたかなと、ふと思ってしまいました。

2003/07/21(Mon) 23:55      まつ@管理人      幼稚園

北海道あたりだとちょうど今頃、コロニー近くの水辺に幼鳥の群れが見られることがあります。この時期、遠くの本格的な餌場にまだ飛んで行けない幼鳥たちが、コロニーに隣接したちょっとした水辺で餌を採る練習をするのです。大きなコロニーだと河原などの狭い範囲に数十羽も群れていたりします。餌を採るといっても、大抵は棒っきれだったり、何だか分からないゴミだったりで、食べられる餌を拾い上げることは滅多にないのですが、そんなことをしているうちに徐々に餌の採り方を学習するのでしょう。

ところで、このような群れに成鳥が1、2羽混じっていたりすると、なんだか先生が子供たちの面倒を見ているようで、まるでサギの幼稚園といった感じです。しかし、ほのぼのとした幼稚園の時期はあっと言う間に過ぎ去ります。そしてその後は、自力で十分な餌を採れるかどうか、彼らの生き延びるための適性が待ったなしに試されるのです。

2003/06/29(Sun) 13:14      まつ@管理人      飛行速度

以前、アオサギの飛行速度を測ったことがあります。例のふわふわした飛び方だと、そのスピードはがんばっても40km/h弱というところでした。しかし、風に乗ると70km/hに達することもあります。ほんの少ししか翼を動かさないのに全く矢のように飛んでいきます。そんなのを見ると、地上にへばりついて、もそもそと動くことしかできない人間が全く無力に思えてきたりします。

2003/06/25(Wed) 19:23      まつ@管理人      無題

アオサギがどこでフンをするか、ということに特別な興味をもつ人はあまりいないようですが、全くないわけでもありません。例えば、サギが水辺で魚を探している最中に便意を催した時、いったん陸に飛んでそこで用を足す、というちゃんとした研究報告があります。まあ、餌場の状況にもよるでしょうから、必ず餌場を離れるというわけでもないと思いますが、要は、フンをする時にも彼らなりの節操を持っていて、どこにでも垂れ流しているわけではないということですね。

では、コロニーではどうかというと、現在真っ白になっているのはほとんどヒナのフンです。ヒナは飛べませんからその場でするしかないわけで。一方、親のほうは、抱卵中や小さいヒナがいる時など、どうしても巣が空けられないとき以外は、できるだけコロニーの中ではしないようにしているようです。見た感じでは、餌場へ向かってコロニーを出た直後にフンをする場合が多いようです。コロニーの近くに住む人たちにとっては、有り難くない話ですが…。

2002/08/01(Thu) 23:51      dakoyami      日光浴

日光浴は成鳥もする行動ですか?ちょっと想像しにくいんだけど、羽根の付け根や関節が柔軟なのかなあ・・・見てみたい。


2002/08/03(Sat) 21:01      まつ@管理人      Re: 日光浴

日光浴、成鳥もしますよ。さっき検索してみたところ、このサイトに写真が載っています。探せば他にも出てくると思います。もし入手可能なら、Mick Marquissという人のHeronsという本があります。細部までよく分かるアオサギのきれいな写真が多数載せられています。


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