アオサギを議論するページ

黒化個体

黒化個体

2010/03/27(Sat) 11:36      kentax      アオサギの黒化個体

「アオサギの黒化個体」で検索して、アオサギフォーラムがヒットしました。
添付写真は、伊丹市昆陽池で撮ったものです。ずい分距離が有るので、あまり綺麗には写っていませんが、ダイサギが、黒いサギにディスプレー(?)していました。黒い方は体形はアオサギだと思いますが、こんな色をしたのは初めてなので、チョット調べています。
『kentaxのブログ』に一連の写真を掲載しています(ボケてますが)。


2010/03/27(Sat) 12:51      まつ@管理人      Re: アオサギの黒化個体

この黒いサギ、確かにアオサギです。でも黒と言うよりは灰色ですね。アオサギの黒化個体はこんなものではなくて、本物は墨で塗ったように真っ黒になります。では、黒化個体でなく灰色化個体かというと、もちろんそんなのは存在しないわけで。
では一体何なのでしょう? このサギ、じつはアオサギの幼鳥です。アオサギは巣立った時から親と同じ羽の色をしているわけではなく、次の繁殖シーズンになってもまだこんなふうにくすんだ灰色のままなのです。その次の換羽でようやくほぼ成鳥の羽になります。通常、アオサギが子育てに参加するのもこの年からです。
写真のアオサギは幼鳥にしてはやや黒味が強い気もしますが、個体差の範囲内だろうと思います。それに、幼鳥特有のバフ色も出ていますし、成鳥であれば今ごろ出ているはずの婚姻色もありません。ほぼ間違いなく幼鳥でしょう。

それにしても、こうやってダイサギとアオサギが並ぶと両者の体格の違いがよく分かりますね。

2009/06/12(Fri) 23:06      つばくろ      黒羽のアオサギ

阪神地域の街中にあるサギのコロニーに黒い羽のアオサギを1ヶ月前に発見しました。写真の左は標準色の個体、中央は羽の一部分が黒色で♂、右がほぼ全面黒色の♀個体で、黒色の2羽がペアリング行動をしていました。換羽中の個体なのか部分黒化個体なのか判りません。このサギのコロニーは4シーズン目でアオサギ・コサギの営巣が各20ヵ所ほどダイサギが2ヵ所、ゴイサギは今シーズンの営巣はゼロと時期的にラップしながら10月頃まで観察できます。このような黒色個体のアオサギは13年ほど野鳥を観察していますが初めて出会いました。ご存知の方よろしくお願いします。


2009/06/14(Sun) 12:17      まつ@管理人      Re: 黒羽のアオサギ

これは光の当たり具合とか関係なく文句なしに黒いですね。隣のアオサギがシラサギに見えてしまいます。アオサギの翼の色はそれほど個体差のあるものではないので、ここまで違うともはや個体差では説明できないと思います。次に、亜種が違うのではないかという点について。基亜種であるArdea cinerea cinereaは日本に生息するA. c. jouyiより色が濃いとされています。また、亜種cinereaはサハリンの北部など日本の近くまで分布しているので、日本にやってくる可能性も無いとは言えません。ただ、亜種cinereaもここまでコントラストの強い色調ではないようです。両者を並べて見比べたことがないので正確なことは言えませんが、写真等を見る限り、言われて気付くていどの差異かと思います。写真の個体は色が濃いというより黒いですから。
とすれば、ご指摘のように部分黒化なのでしょうか? ただ、部分黒化で仮にこのような配色になったとして、そうした個体がたまたま2羽いて、たまたまペアになったと考えるのはけっこう無理があるような気がするのですが。それとも、もともと兄弟なのでしょうか?

ということで、残念ながら私には真相が判りかねます。いずれにしても珍しい状況であるのは確かのようですね。このペア、まだ営巣を続けているのでしょうか?

ところで、これは写真の写り方の問題だと思いますが、中央にいる雄の肩の後ろから背中にかけてがとくに黒くなっているのが気になります。肩が黒いのは当然として、その後ろは雨覆ですから本来なら側面と同じ色になると思うのです。もう少し別角度や別の時期に写した写真などあれば、また違う判断ができるかもしれません。贅沢なお願いですが、他にも写真があれば再度添付していただけると嬉しいです。


2009/06/16(Tue) 00:06      つばくろ      続黒羽のアオサギ

羽の開いたアオサギ雄は黒羽がところどころ見受けられますが、雌は羽を開くことなく黒い背中を見せるだけでした。過去の写真で見る限り3/31から5/3居たことが写真で確認できましたが6/9では営巣は見られずどこかへ行ったようで、雛がかえるのを期待していましたが残念です。


2009/06/19(Fri) 07:37      まつ@管理人      Re: 続黒羽のアオサギ

広げられた羽を見て黒化のありようがよく分かりました。前回の写真を拝見したときは、上部雨覆が一様に黒っぽくなっているものと思い込んでいたのですが、実際はまだらになっていたのですね。こういう黒化個体は初めて見ました。
以前、この掲示板で黒化個体が話題になり、私もいろいろ事例を探したことがあります。そのとき話の発端になったのは北海道で見られたほぼ全身真っ黒の個体でした。ネット等に写真が載っていたのもだいたい一様な色の付き方で、今回のようにまだら状に染まるというのはありませんでした。まだらになるということは三毛猫の体色を決定するのと同じタイプの遺伝子が関わっているのでしょうか。

あと、前回は思いつきませんでしたが、他のサギ類とのハイブリッドという可能性もなくはないですね。アオサギの場合、種間交雑が報告されているのは、オオダイサギ、コサギ、ムラサキサギ、ズグロアオサギなどです。このうち組み合わせでヒナに黒色部分が増える可能性があるのは、最後のズグロアオサギでしょうか。ただ、この種がいるのはアフリカなんですね。これら以外ににも黒っぽいサギはいることはいますが、彼らの生息地が日本から遠いことを考えると、やはり種間交雑を考えるのは少々無理があるかもしれません。

2007/05/07(Mon) 22:33      avoさん      無題

もう4-5年も前にアオサギの黒化がありましたね。
初めはクロサギが来たと、大騒ぎの末、アオサギに収まりましたが。

普通の人間は誰かがそう言うと、何にも考えずにそうだと思っちゃいますねー。


2007/05/08(Tue) 06:43      まつ@管理人      Re: 無題

北海道でのクロサギ騒動。あれは2002年のことでした。あれだけ目立つ特徴をもった鳥だから、翌年も再会できるだろうと楽しみにしていたのですが、その後はぱったりいなくなってしまいました。北海道に戻らなくてもどこかで生きていれば良いのですが。

2005/10/30(Sun) 22:45      まつ@管理人      黒化個体

2年ほど前でしたか、北海道でアオサギの黒化個体が発見され、この掲示板でも話題にしたことがあります。あれ以来、見かけたという話をとんと聞きませんが、どうなったのでしょう。北海道に戻らず、どこか南のほうで暮らしているのでしょうか? あるいは、時とともに本来のアオサギ色に変わっていったのでしょうか?

さて、その黒化個体ですが、海外のサイトにいくつか写真を見つけました。たしかに黒いです。
まずはアイルランドで見つかった黒化個体。このページの一番最後の写真です。この個体は顔がかろうじてアオサギの面影を残しています。
次はスコットランドの。アオサギの幼鳥ということですが、まるで別の鳥に見えますね。
最後は南アフリカのケース。ここまできれいに真っ黒だと、こんなサギもありかなと思ってしまいます。
いずれの個体もそうですが、どういうわけか肩の部分だけは白く残るようですね。

ところで、アオサギの色や形というと、きちんと定まったイメージがあって、そこから外れるものは何か特殊な個体ということになってしまうわけですが、では人間はどうかというと、これはもうてんでばらばらです。この違いはどこから来るのでしょう? 人間のもつ色や形態の多様性をもし仮にアオサギが持っていたとすれば…。


2005/11/02(Wed) 17:37      カラス      Re: 黒化個体

アルビノという色素の欠けた白化個体はよく聞きますが、黒化というのもあるのですね。

図鑑を見ていたら、クロサギという白色のサギと名前通りの黒色の個体がある不思議をしりました。このように白あり黒ありを知ると、稀には白と黒の縞模様や、濃淡がある可能性を想像します。

げんに、札幌中島公園には羽を広げると両方の羽に、数本づつ白い羽が混じるカラスが飛んでいます。今年生まれたこのカラスの片親の羽も、白が数条あることが分かります。

まつ@管理人さんが探し出してくださった、アオサギの幼鳥というスコットランドで見つかった、黒化個体の顔つきを見ると、図鑑にみるクロサギに似るようにみえます。
肩の白い羽も、たまたま白が混じったクロサギの可能性もあるのかなと思いました。


2005/11/02(Wed) 22:35      まつ@管理人      Re: 黒化個体

クロサギは黒白両方のパターンがありますが、たまに両方の色が混ざった個体もいるようです。こうしたことはクロサギだけでなくコサギにもあるそうです。日本にいるコサギは全て真っ白ですが、アフリカの東海岸やインドにいるコサギは黒と白、それに黒白混合の個体がいます。黒と白の混ざり方は相当バリエーションがあり、白地に泥が飛び散った程度に見える個体から、頭だけ雪だるまのように白くて他はほぼ真っ黒というようなのまでいます。ただ、規則的に配色されているわけではないので、どうしても汚れた感じに見えてしまいます。

スコットランドのサギの件ですが、クロサギの可能性はありません。写真のサギはIslayという島で複数の人が頻繁に確認したということなので、大きさも体型も違うアオサギとクロサギを見間違うことは無いと思います。同じサイトに載っている別の写真(1)(2)を見ていただければ、もう少し体型がよく分かると思います。
それにクロサギの分布は東・東南アジア、オセアニアに限られているので。このサギ、最初は黒っぽいムラサキサギかと思われたそうです。

2002/09/02(Mon) 19:41      まつ@管理人      黒いサギ

今年の春から夏にかけて北海道で黒いサギが目撃されました。初めはクロサギかと思われていたそうですが、よく見ると大きさや足の太さが違うということで、アオサギが黒化したのではないかという話になりました。残念ながら、私は実物を見ることはできませんでしたが、写真を見る限り、真っ黒ということを除けば姿かたちはアオサギそのものでした。目撃された場所は月形町と浦臼町の境あたりの水田です。同じ場所にかなり長く留まっていたようですが、7月上旬の目撃が最後でその後の行方は不明です。目撃された方によると、初めは真っ黒だったものの次第に顔のあたりが白くなってきたということで、現在も黒いままかどうかは分かりません。これから北海道にいるサギたちは渡りの季節を迎えます。当の個体がまだ生存しているのかどうかも分からない状態ですが、もし生きているならけっこう目立つはずです。もしかすると渡りルートのあちこちで発見されるかもしれません。もしどこかで目撃された方がおられましたら是非ご一報下さい。


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