アオサギを議論するページ

観察情報 2010年

観察情報 2010年

2010/10/27(Wed) 23:20      tuka      隅田川にて

普段ジョギングをしている、隅田川の下流域にある両国橋のたもとで、恐らくアオサギと思われるサギを見掛けました。
全体に灰色がかった羽色が、ダイサギの若鳥かな?と思ったのですが、ダイサギは幼鳥時から白いようなので、コントラストがハッキリ見えませんでしたが恐らくアオサギなのでしょう。

隅田川近辺でもゴイサギやコサギは時折見掛けるのですが、これほど大きなサギを間近で見掛ける事は稀で、暗がりで遭遇した両者は、一瞬ながらお互いに対峙してしまいました。


2010/10/28(Thu) 20:26      まつ@管理人      Re: 隅田川にて

こんなマイナーなサイトを見つけていただきありがとうございます。当サイトはご指摘のとおりまさにアオサギに特化したサイトでして、アオサギのことしか書いていません。それでもアオサギに瞬間的にでも関心をもたれる方はいらっしゃるようで、また、中にはその関心が持続される奇特な方々もいらっしゃって、そんなこんなでこのようなサイトでもこれまで潰れずにやっております。眠っているのか起きているのか分からないようなサイトですが、思いついたらまた覗いてみてください。

東京の真ん中でもアオサギはいるのですね。ビルの谷間を飛び、明るい夜空の元で夜でも不自由なく餌を探しているのでしょうか。最近は樹上でなく鉄塔に巣をかけるアオサギもいるそうですから、今後は都会で暮らすアオサギも増えるかもしれませんね。


2010/11/02(Tue) 10:51      tuka      Re: 隅田川にて

両国橋から10kmほど上流へ行けば緑地が点在し、また5kmほど河口部へ下れば東京湾へ通じるため、小魚を狙うゴイサギ&コサギの姿を時折見掛けます。恐らくその周辺をテリトリーとしていたアオサギが、たまたま遠征してきたという事でしょうが、繁華街にもごく近い隅田川河畔での至近距離遭遇はなかなか新鮮でした。

隅田川は俗にいう「カミソリ堤防」の名前の通り、街の賑わいを遮断するようにコンクリ塀が立ち塞がる為、こんな場所でもそこそこ暗がりではあります。

別の意味でジョギングが楽しみになりました!

2010/10/03(Sun) 18:02      ぴかまる      一日遅れ!

珍しく午前2時ぐらいまで起きていたのですが、、、近所からアオサギ(?)の鳴き声が、あの大きな鳴き声はまさしく!! あの「ギャー」というものではなく、表現が難しいのですが犬の「ワン」から「ン」を取ったような??? 同じ場所でしばらく鳴いていたので、昨日の集団に置いてきぼりになった幼鳥ではと想像しつつも、寒くておっくうだったので、確認に外にも出ず寝てしまいました。

夕方4時過ぎに散歩(自転車で)に出かけて間もなく、昨日と同じ場所でアオサギが一羽!あわててカメラを用意すると、また同じようにUターンして私の上空を南の方に飛んでいきました。集合する日にちを勘違いして仲間と合流できなかったのか、夜中に鳴いていたアオサギなのかわかりませんが、、、映像を添付します。


2010/10/03(Sun) 22:56      まつ@管理人      Re: 一日遅れ!

今日、明日あたりは南寄りの強い風が吹いているので渡りはないのではと思ったのですが、旭川のほうは風はそれほどでもないみたいですね。それでも渡り日和ではないような…。

ぴかまるさんが書かれた『犬の「ワン」から「ン」を取った』アオサギの声、たぶんあの声だろうなと想像できます。アオサギの声もよく聞くといろいろなバリエーションがあるんですよね。その中でも夜空から降ってくるこの声は、もっともアオサギらしさが感じられる気がします。

2010/09/09 (Thu) 0:33      まつ@管理人      巣立ちヒナ数

ここ北海道は昨日あたりから朝晩がめっきり涼しくなりました。そろそろ秋の出番ですね。今年は夏が暑かったせいか、アオサギの繁殖シーズンがもうずいぶん前の事のように思われます。けれども、ついひと月ほど前まではまだコロニーでわいわいやっていたのですね。あのころ巣立っていった幼鳥は今頃どうしているでしょうか。

そんな当時のヒナたちが何羽ぐらい巣立ったのかというのを、先日、少しだけご紹介しました。場所は札幌近郊の江別コロニーで、1巣あたり2.8羽のヒナが巣立ったというものでした。今度は少し離れて旭川の嵐山コロニーです。結果から言うと、ここの巣立ちヒナ数も江別とまったく同じで2.8羽でした。環境もかなり違う両コロニーなのでもっと差が出るかと思っていたのですがこれは意外でした。同じ北海道でも、年によっては2羽が精いっぱいで3羽兄弟は皆無といった気の毒なコロニーがあったり、かと思えば、平均3.5羽ものヒナを巣立たせるとんでもなく繁殖力旺盛なコロニーもあったりします。そんな中で、この2.8羽というのはじつは北海道では平均的な数値なのです。

その嵐山コロニーの巣立ちヒナ数の内訳ですが、4羽兄弟が6巣、3羽が33巣、2羽が9巣、そしてひとりっ子が5巣でした。3羽兄弟が主流です。残念ながら、ここも江別と同じく5羽巣立たせたところはありませんでした。5羽のヒナを育てるというのはそうとう難しいことなのでしょうね。一方、途中で営巣を止め、ヒナが1羽も巣立たなかった巣もあります。嵐山の場合、観察できた59巣中、1割強の6巣が途中で失敗しています。じつは先ほどの2.8羽という平均値はこれら失敗した巣を勘定に入れてない値で、失敗巣を含めると2.5羽に下がります。江別のほうはまだ計算していませんが、おそらく同じような値になると思います。

ところで、この全体の1割という営巣放棄の割合はそれほど多いものではありません。ひどいところでは、これも道内ですが、放棄率がじつに8割を超えたこともあります。そういえば、先日、紹介した北米のオオアオサギの例では、巣立ちヒナ数が0.5羽(もちろん放棄した巣も入れて)ということでした。そういうのを思えば、1割ていどの放棄率で2.5羽ものヒナを巣立たせているコロニーというのはかなり恵まれた環境にあると言えるかもしれません。

数字ばかり書いてきたので最後に写真を一枚。右の写真は今回5羽いたひとりっ子のうちの1羽です。一人っきりで手持ちぶさたなのでちょっと口を開けてみたというところでしょうか。見たところ欠伸しているわけではなさそうですね。一見、まだ幼そうですが、これでもすでに巣を離れて外を歩き回っています。巣を離れはしたものの飛び回るにはまだ少し早いかなという段階です。じつはここの巣は初め4個の卵がありました。それがなぜか他の3卵は孵らず、このヒナだけが孵ったのです。だからこのヒナは最初からひとりっ子です。どことなくおっとりしていて物静かなのは、兄弟と争う機会が無かったからでしょうか。アオサギの兄弟間の争いの壮絶さは人間の世界の比ではないですからね。あれを体験するのと体験しないのとではその後の性格がずいぶん変わるような気がします。まあ、それはそれとして、兄弟げんかをしたヒナもそうでないヒナも、巣立った後は皆たくましく生きてほしいものです。

2010/08/09 (Mon) 19:23      まつ@管理人      子育てシーズン終了

コロニーからようやくサギの姿が無くなったと思ったらもう秋なんですね。暦の上だけの話ですけど。

3月の半ばにコロニーに飛来し、それから5ヶ月弱、終わってみるとあっという間の繁殖シーズンでした。ここ札幌近郊の江別コロニーは数日前に1、2羽が残っていたのが最後だったようです。しばらく前まで何十、何百とヒナが見られ、巣の数も盛時には150を優に超えていたはずのコロニーも、今では写真のようにただの鬱蒼とした河畔林に戻ってしまいました。祭りの後という雰囲気すらありません。

ところで、今回、コロニーの店じまいは昨年に比べると10日余りも遅くなっていたようです。今年はシーズンの始まりが例年より少し遅れたので、その分だけ終わるのも遅くなったのでしょう。ただ、時期は少し遅れ気味だったものの、子育てそのものにはそれほど影響しなかったようで、巣立っていったヒナ数はほぼ例年並のようです。大ざっぱにデータを整理してみたところ、巣立ちヒナ数の平均は2.8羽でした。

もう少し具体的な数を挙げると、巣立ち近くまでヒナの様子を追うことができた48巣のうち、約半数にあたる25巣で3羽のヒナが巣立っていました。続いて多かったのは2羽兄弟のところで17巣、残りは4羽のところで6巣でした。不思議なことにひとりっ子の巣はひとつもありませんでした。このぐらいの巣数があれば1、2巣あってもおかしくないんですけどね。逆に5羽兄弟も見かけませんでした。このコロニーはもう何年も見ているのですが、5羽育てているところはまだ一度も確認できていません。このコロニーがここに移動してくる前、野幌にあった頃は5羽兄弟も稀ではなかったのですが。5羽育てるというのは、餌場、営巣場所ともよほど恵まれていないと難しいのでしょうね。

2010/05/10 (Thu) 07:57      まつ@管理人      無題

写真は土曜日の江別コロニーの様子です。現在、160つがいほどが営巣しており、あちこちの巣でヒナが生まれはじめています。写真中央左の中腰で屈んでいる親鳥の下には小さなヒナがもう4羽もいます。こうなると巣にペッタンとは座れないようで、抱卵中の親鳥とは容易に見分けがつくようになります。

2010/04/29 (Thu) 10:38      まつ@管理人      遅れたものの例年並

4月ももう終わりだというのに、激しく雪の舞った昨日の札幌。ヒナが生まれはじめているこの時期に、雪や雨、さらには強風と、全く思いやりのない天気が続きますね。

ところで、北海道のアオサギの個体数が今年は少ないということを先日書きましたが、どうも飛来時期が遅かっただけのようです。春先から遅め遅めに季節が進んでいますから、サギたちもそれに合わせてゆっくりめに行動を起こしているのでしょう。少なくとも私がよく見ている江別コロニーは例年並の営巣数にほぼ回復しました。数日前に見た時でおよそ160巣。この先は増えても10巣がいいところだと思います。

すでにヒナが生まれているところもあれば、まだ1本目の巣材を置くのに四苦八苦しているところもありますが、ともかくこれで今年のメンバーはだいたい揃いました。全体的にやや遅れ気味のシーズン序盤でしたが、これからは木々の芽吹きとともにいつもどおりの賑やかさ(騒々しさ?)となりそうです。

2010/04/27 (Tue) 13:16      まつ@管理人      今年の営巣数は?

生まれてましたよ。例年より1週間ばかり遅め、それでもちゃんと生まれてました。

早朝のコロニーは、辺りが霜でうっすら白くなるような冷え込みでしたが、親鳥のおなかの下は暖かいのでしょうね。アオサギが産卵してヒナが孵化するまでの日数は25〜28日。外は寒くても日数が経てばちゃんとヒナが生まれます。

今朝、江別のコロニーでヒナが確認できたのは2巣。ただし、ヒナが見えたといっても、生まれたばかりの小さな小さなヒナです。巣材と巣材の隙間に灰色の産毛が見え隠れするのがようやく見られるていど。そこにヒナがいることを確信して見ないと、それがヒナだとはまず気付かなかったでしょう。

幸いなことに、ヒナを直接見つけられなくてもヒナがいることを知る術はあります。この時期、ヒナが生まれると、親鳥の行動にそれまで見られなかったパターンが加わるのです。それはまず親鳥が巣の中に首を突っ込むことから始まります。じつはこれ、ヒナに餌を吐き戻しているところなのですが、親鳥は巣の修繕をするときにも同じように屈むため、注意深く見ていないと給餌だということを見逃してしまいます。ただ、巣の修繕の時と違うのはじっとその姿勢で動かないこと。同じ姿勢で動かなければ給餌ということになります。親鳥はその姿勢をしばらく続けた後、首を上げてくちばしを小さく開いたり閉じたりしながら何かを咀嚼するようにもぐもぐやります。そして、もう一度首を巣に突っ込み、拾い上げた餌をふたたび飲み込みます。これが小さなヒナがいる親鳥の一連の給餌行動です。この行動が見られれば、その巣にはヒナがいると思って間違いありません。

国内でも暖かい地方ではヒナもすでに大きくなっているようですが、ここ北海道はこれからです。これからちょうど連休にかけて、多くのコロニーがヒナの誕生ラッシュになるのではないでしょうか。生まれたばかりのヒナたちがびっくりしないよう、そっと見守ってあげたいものです。

2010/04/17(Sat) 08:34      わけ      コロニ−のはしご

3月にこのサイトを目にし幌向と篠路に訪問していました。
今回、江別、志文をついかして4箇所のはしごをしてまいりました。
幌向では3月には巣作の様子を見かけたのですが、ブイの上の巣も崩れかけでサギを見ることが出来ませんでした。
江別では誰かに襲われ死んでいたと思っていたサギを見ましたが掲示板を読んで判りました。
自宅で画像を拡大して見直しましたが・・・

2010/04/16 (Fri) 09:56      まつ@管理人      今年の営巣数は?

おととい、少し遅めの春の嵐に見舞われた札幌ですが、この先はもう雪マークがつくことは無さそうですね。これからは着実に季節が進んでくことでしょう。

札幌にほど近い江別のコロニーでは、すでに大部分のアオサギが卵を抱いています。これから巣づくりというところもまだ多少はありますが、もう4月も半ばを過ぎましたから全体の9割方は揃ったのではと思います。営巣スケジュールの進み具合としてはほぼ例年並かなというところです。

ところが、今年は巣の数、アオサギの数がかなり少ないのです。ここ数年と比較すると2、3割減といったところでしょうか。じつは、これは江別コロニーだけの現象ではないようで、道北のほうでも今年は少ないといったところがいくつかあるようです。ただ、道北は営巣が始まって間もないため、これから増える可能性はあります。ちなみに、道北の幌加内にあるコロニーは4月7日頃が初飛来だったそうです。九州あたりのコロニーではすでにヒナが大きくなっているところもあるようですが、北海道はまだまだこれからですね。

ところで、アオサギが少ない原因、これは冬の生存率が例年にくらべ悪かったのではないかと思います。一般に、アオサギの最大の死亡要因は冬季間の餌不足による餓死だそうですから。右に挙げたグラフはイングランドとウェールズのアオサギの巣数の年変化(1928年ー1970年)を示したもの(Stafford 1971)ですが、厳しい冬(矢印の部分)を経験すると個体数がぐっと減っているのが分かるかと思います。

今年の冬はアオサギにとって厳しかったのでしょうか? 私の印象では特別厳しい冬だったようには思われないのですが…。皆さんのところのアオサギは今年も例年どおり来てくれたでしょうか?

2010/04/16(Fri) 17:42      カラス      江別コロニー

北海道江別市内のコロニーは道路沿いにあって、観察しやすい場所ゆえに巣の下まで立ち入る人が居て、アオサギにとっては危うい環境にもなっているようです。アオサギに興味を持つ人達が増えることは嬉しい事ですが、彼らとの良いお付き合いの仕方が増える事を期待しています。

その江別のコロニーで4月3日に撮影された写真を紹介します。(撮影者には掲載を了承してもらっています)
脚が枝に絡まっているようでアオサギが脱出出来ないで居たそうです。その後どうなったのかは分かりませんが、まつ@管理人さんが最近そこに行かれた時には、変った状況が無かったようなので、もしかしたら災難のアオサギは危機を脱していたのかもしれません。


2010/04/19(Mon) 07:54      まつ@管理人      Re: 江別コロニー

ぶら下がっていたアオサギですが、少なくとも4月1日にはあの状態でした。カラスさんの写真は4月3日ということで、4月1日のものを左に載せておきます。3日の写真では翼がだらんと垂れ下がっているのに対し、1日の時点では翼にまだ張りがあるのが分かるでしょうか。たぶん死んで間もない死後硬直の状態ではないかと思います。

このアオサギはどうやら枝に足の指が絡まったようです。あまり起きそうもない状況ですが、全く無いわけではありません。百数十巣規模のコロニーになると数年に一度はこういう事故が起こります。絡まるのは足のこともあれば翼のこともあります。あれだけ大きな体でごちゃごちゃした樹林の中にいるのですから物理的な危険と無縁ではいられません。ひとつひとつの動作が慎重なアオサギなので普通に飛べばこんなことにはならないと思いますが、おそらく何か予想外の急な動きをしたのでしょう。枝に降り立った瞬間に右上に写っているつがいに激しく威嚇されて慌てて飛んだのかもしれません。

当たり前ですが、人と同じようにアオサギにも死があります。しかも、生態学的な死亡率がどうのこうのといった客観的事実としての死ではなく、死に至る経緯や生から死へ移行する過程をともなう個としての死もあるわけです。この掲示板でもときどき出てくる野生生物と人との共生というような議論も、このことを事実認識としてではなく実感として持てれるかどうかでずいぶん変わってくるような気がします。

2010/03/24(Wed) 23:54      ヒロ      旭川でも

今朝、旭川の嵐山コロニーを見に行った所、丁度何かに驚いたのかアオサギ達が一斉にコロニーから飛び経った場面に出くわしました。

10日程前の夜中に自宅近くをアオサギがあの独特の鳴き声を出して飛んで行った様なので、そろそろやって来たのだと思っていたんですが、今年も無事に営巣しているようです。


2010/03/25(Thu) 18:41      まつ@管理人      Re: 旭川でも

今年もギャーギャーギャーとアオサギがやって来ましたね。
先日の春の嵐で嵐山のコロニーも巣がだいぶ落ちたのではないかと心配していたところです。聞くところによると、21、22日には嵐山のコロニーは空っぽだったそうです。21日は暴風の日、22日は20センチの積雪がありましたから、アオサギも渡ってきてはいても様子見というところだったのではないでしょうか。じつは私、23日の夕方にこのコロニーを見ています。遠くからでコロニーの全貌が見渡せるわけではありませんが、全部で51羽のアオサギを確認しました。写真はそのとき撮ったものです。一日違いなのにヒロさんの写真とはずいぶん雰囲気が違いますね。私の写真のほうは拡大しないと何の写真か分かりませんが、拡大しても分かるかどうか…。アオサギが背景に溶け込んでどこにいるのかなかなか見つかりません。暇な方は何羽のアオサギがいるか探してみて下さい。たぶん19羽はいます。

ところで、この時期のアオサギはコロニーに入ってもなかなか落ち着きません。ちょうどヒロさんの写真のように何かを警戒すると一斉に飛び立ち、そのまま何時間もコロニーに戻らなかったりします。何かに驚いて飛び立つこと自体はシーズン中もよくありますが、そのままいなくなるというのはこの時期特有の現象です。あちこちで求愛ディスプレイや追いかけっこが見られた賑やかなコロニーが一瞬でもぬけの殻になってしまいます。卵をまだ産んでいないから巣に守るべきものが無いんですね。これが卵やヒナがいるようになると、いったんは飛び去ってもすぐに戻ってきます。昨年はクマタカにずいぶん悩まされたこのコロニーですが、今年はさて、どうでしょうか。

2010/03/17(Wed) 08:26      まつ@管理人      こちらでも営巣開始

雪は目に見えて少なくなったものの、春と冬がまだまだせめぎ合っている感じの札幌です。こちらでアオサギが巣づくりを始めるのはちょうどこんな時期。先日、篠路のコロニーで営巣が始まったことをここに書きましたが、とうとう江別のサギたちもコロニーに入ったようです。

このコロニー、14日に訪ねたときはまだ空っぽでした。ただ、コロニーのすぐ近くには数十羽が待機しており、条件さえ整えばいつでもOKといった雰囲気でした。そして翌15日。この日は断続的に吹雪くような思わしくない天気でしたが、そんな悪条件にもかかわらず40羽ほどのサギたちがしっかりコロニーに留まっていました。アオサギは営巣を始める前にコロニーを偵察することがあります。これまでも数羽が気の向くままにやって来てコロニーの様子を窺っていくことはありました。しかし今回は違います。大きな集団で、しかも荒天の中を動こうとしないのですから、これはもうコロニーに留まる覚悟を決めたと見て間違いないでしょう。よほどのことが無い限り、この先、冬ねぐらに戻ることは無いと思います。なお、今年の営巣開始時期はほぼ例年並でした。

面白いのは、コロニーに入るサギがいる一方で、まだ冬ねぐらでのんびりしているサギがいることです。15日も冬ねぐらには20羽ほどのアオサギが見られました。コロニーを使い始めるときは皆一斉なのかと思っていたら、必ずしもそういうわけではないんですね。もしかすると、ねぐらに残っているサギはこの日、渡ってきたばかりのサギだったのかもしれません。前日と比べ、コロニーと冬ねぐらを併せた羽数が2、30羽増えていましたから。渡ってきたばかりのサギはとりあえず羽休めといったところなのでしょう。

今ここにいるアオサギは、このコロニーの規模からすると全体のまだ2割弱。これから春の訪れとともにサギたちが続々と戻ってくるはずです。


2010/03/18(Thu) 00:22      まつ@管理人      Re: こちらでも営巣開始

上で「よほどのことが無い限り、この先、冬ねぐらに戻ることは無い」と書きましたが、どうも発言を撤回しなければならなくなったようです。
17日、再びコロニーを見に行ったところ、まるでサギの姿がありませんでした。全くいなくなってしまったのかと思っていると、どこからともなく十羽二十羽がわらわらと降りてきます。ところが、戻ってきたのかと思うと、また知らないうちにいなくなっています。そんな感じでどうも落ち着きません。いよいよ不思議に思っていると、コロニーの上空をオジロワシが横切るのが目に入りました。道理で落ち着かないわけです。巣の上の雪が解け、強風も吹きやんだと思ったら、今度はオジロです。アオサギの営巣も容易ではありません。

2010/03/10(Wed) 07:08      まつ@管理人      シーズン開幕

札幌でもアオサギの繁殖シーズンが始まったようです。写真は札幌市篠路の小さなコロニー。昨日は9羽を確認しただけでしたが、今の時点ではおそらくこれで全てでしょう。9羽のうち4羽はそれぞれペアをつくり早くも巣材集めにいそしんでいました。ただ、残りのサギたちはその辺の枝に手持ちぶさたにとまっているだけで、その様子から想像するとこのコロニーが使われ始めたのはここ一両日のような気がします。

一方、このコロニーから12、3キロ離れた江別のコロニーはまだ開店前。ここはすぐ近くに冬ねぐらがあって10羽ほどの越冬個体が待機しています。ところがこちらは篠路と違い、巣の上には雪の綿帽子がしっかり被さっていて使い物になりません。アオサギもさすがに雪はねしてまで使おうとは思わないようで、自然に任せて時が来るのをじっと待っています。今度、春の陽気が訪れたときにはここの巣の雪も溶け、サギたちは間違いなく繁殖を始めるでしょう。その時には南風に乗って渡りのサギたちも大挙して戻ってくるかもしれません。

今日、明日は荒れ模様の天気になりそうですから、あさってぐらいでしょうか。北海道でのアオサギシーズンもいよいよ本格的に開幕です。

2010/02/17(Wed) 23:09      まつ@管理人      さて、今年も。

昨日、帯広の水光園にあるコロニーに寄ってきました。水光園は帯広の町中にある温泉施設で、その敷地内にアオサギがコロニーをつくっています。また、この周辺は北海道で数少ないアオサギの越冬地にもなっています。そのせいもあってここでは毎年早い時期から繁殖がはじまります。昨年は2月11日にはすでに巣造りを始めていました。なので、今回ももしかしたらというより、もう来ているに違いないと半ば決めつけて見に行きました。

案の定、来てました。今でも連日氷点下10度を下回るような土地ですが、そんなことは彼らには関係ないようです。

今回、コロニーにいたのは11羽。うち5羽がすでに営巣活動に入っていました。このうち1羽はひとりで巣に陣取っており、他の2羽はお互いに相手を見定め中。写真に写っているのは残りの2羽。すでにつがいになっていました。こんな時期にコロニーが利用されるのは北海道ではここだけのはずですから、たぶんこの2羽が道内では今シーズン最初のペアでしょう。

皆さんのところのサギたちはもうコロニーに戻ってきたでしょうか?

2010/01/19(Tue) 01:01      まつ@管理人      無題

今年に入ってまだアオサギを一羽も見かけていません。毎年、越冬している場所にも見当たらず…。そういえば、石狩川上空をダイサギが飛んで行くのに出会いました。この時期ですからオオダイサギでしょうか。シラサギ類は冬の青空をバックにするといっそう美しいですね。


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