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第2回「アオサギ観察会」のご案内

今週は愛鳥週間だそうです。それに合わせたわけではありませんが、今週金曜に札幌と江別で第2回目のアオサギ観察会を行います。第1回目に引き続き平日開催ではありますが、ご都合のつく方は是非参加してみてください。下に北海道アオサギ研究会のHPにある案内を転載します。

「アオサギ観察会」のご案内

北海道アオサギ研究会では、5月14日(金)、平岡と江別の両コロニーで今シーズン第2回目の「アオサギ観察会」を開催することになりました。木々の葉がまだ茂らないこの時期はコロニーの観察にはうってつけです。生まれたばかりの小さなヒナたちに春を感じてみませんか。

時間と場所は次のとおりです。
9:30~10:30      平岡コロニー(札幌市清田区平岡)   集合場所:平岡高校玄関前
11:15~12:00    江別コロニー(江別市工栄町)         集合場所:江別市リサイクルセンター倉庫前

参加はどちらか片方のみでも構いません。
平岡のほうは参加人数にとくに制限を設けませんので、参加される方は平岡高校玄関前に直接お越しください。江別のほうは観察場所とコロニーの距離が近いことから参加者多数の場合は人数を制限することがあります。江別のみに参加ご希望の方は松長までメールか電話(090-6445-2220)でご連絡ください。

なお、今回の観察会は「平岡どんぐりの森」との共催で行います。「平岡どんぐりの森」は、2000年以降、毎年、平岡コロニーで観察会を行うなど、その活動は平岡のアオサギ営巣地の保全に大きく貢献しています。

[注意]平岡コロニーは約400メートル離れた平岡高校屋上からの観察となりますので、間近にアオサギが見られるわけではありません。平岡へ参加される方はこの点をあらかじめご了承ください。

写真は土曜日の江別コロニーの様子です。現在、160つがいほどが営巣しており、あちこちの巣でヒナが生まれはじめています。写真中央左の中腰で屈んでいる親鳥の下には小さなヒナがもう4羽もいます。こうなると巣にペッタンとは座れないようで、抱卵中の親鳥とは容易に見分けがつくようになります。

じつは第1回目の観察会は吹雪模様の悪天候で中止となりました。ですから今回が実質第1回目となります。ここしばらくはっきりしない天気が続いていますが、今週末はどうやら大丈夫そうですね。観察会はこのあと6月頃に第3回目を予定しています。その頃にはヒナもかなり大きくなっており、今回とはまた違ったコロニーの様相が見られるかと思います。平岡での観察が高校を利用するため平日開催にならざるを得ないのが残念ですが、平日なので参加者が少なくのんびり観察できると思います。お時間のある方は是非ご参加ください。


若すぎるペア

ヒナが生まれはじめ、ヒナの声も小さく聞こえるようになった札幌周辺のアオサギコロニーですが、ヒナが生まれる一方でこれから巣づくりというペアもいます。北海道あたりでは、つがいにより営巣開始時期にひと月以上のズレがあります。そして、遅い時期に巣づくりを始めたペアには成鳥の羽になり切っていないアオサギがかなり多く混じっています。

写真はそんなつがいのひとつ。一応、ちゃんとしたつがいなのですが、まだ巣がありませんし、たまたま2羽が離れているのでペアのように見えないかもしれません。そして、何よりもペアらしく見えないのは左のアオサギが成鳥ではないという点。明らかに1年目の幼鳥のようです。

通常、アオサギは生まれた翌々年から繁殖に加わり、1年目で営巣することはまずありません。なので、これはかなり稀なケースです。ただ、生殖能力は1年目から具わっているので、繁殖が不可能というわけではありません。不可能ではないのですが、やはりヒナを育てる能力ということになるとまだまだ不完全なようです。実際、1年目でうまくヒナを巣立たせた例を私はまだ見たことがありませんし、おそらく成功したという報告も皆無なのではないかと思います。たぶん、経験のない幼鳥では抱卵や給餌そのものはある程度やれても、自分の餌を獲るのが精いっぱいで、ヒナの分まで面倒をみる余裕は無いのでしょう。

さて、このつがい、どこまでがんばれるでしょうか?


遅れたものの例年並

4月ももう終わりだというのに、激しく雪の舞った昨日の札幌。ヒナが生まれはじめているこの時期に、雪や雨、さらには強風と、全く思いやりのない天気が続きますね。

ところで、北海道のアオサギの個体数が今年は少ないということを先日書きましたが、どうも飛来時期が遅かっただけのようです。春先から遅め遅めに季節が進んでいますから、サギたちもそれに合わせてゆっくりめに行動を起こしているのでしょう。少なくとも私がよく見ている江別コロニーは例年並の営巣数にほぼ回復しました。数日前に見た時でおよそ160巣。この先は増えても10巣がいいところだと思います。

すでにヒナが生まれているところもあれば、まだ1本目の巣材を置くのに四苦八苦しているところもありますが、ともかくこれで今年のメンバーはだいたい揃いました。全体的にやや遅れ気味のシーズン序盤でしたが、これからは木々の芽吹きとともにいつもどおりの賑やかさ(騒々しさ?)となりそうです。


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