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富山新聞
オタマジャクシ落下、石川で頻発なぜ 加賀に続き志賀でも、原因はサギか
谷口さん方の玄関前で確認されたオタマジャクシ=志賀町酒見8日、加賀市大聖寺上福田町で確認されたオタマジャクシの死がい

2年前の6月、本紙報道をきっかけに全国で騒動となったオタマジャクシの「落下」が 、石川県内で再び相次いでいる。8日の加賀市に続き、志賀町でも14日、空から降ってきたとしか考えられないオタマジャクシ約20匹が見つかった。現場の状況から原因はサギとの見方が強い一方、専門家の中には否定的な声も。昨年は県内で「落下」情報がなかったこともあり、謎は消えていない。

14日午前5時ごろ、志賀町酒見の無職谷口政次さん(63)方の玄関前に散乱するオタマジャクシが見つかった。体長2センチ前後で、納屋の屋根にも点在。後ろ脚が生え、 小魚のように見えるものもあった。乾燥しておらず、生乾きの状態だった。

周辺は水田地帯で、南西約300メートルの山にサギの営巣地があり、谷口さんは「サギが飛んでいる最中に吐いたのでは」と推測する。

8日早朝に加賀市大聖寺上福田町の民家の玄関前や玄関ポーチの屋根で干物状態のオタマジャクシ約20匹が見つかったケースでも、約200メートル離れた錦城山公園にサギの営巣地があった。同市鴨池観察館の田尻浩伸チーフレンジャーによると、サギはオタマジャクシを好み、外敵に襲われた際などに驚いて吐き出すことがある。

加賀市、志賀町ともに発見されたのは夜が明けて間もなくだった。田尻チーフレンジャーは「サギは月明かりや街灯を頼りに夜間でも行動する」と指摘。特にこの時期は子育てのため忙しく飛び回るという。

鳥の生態に詳しい大阪市立自然史博物館の和田岳学芸員によると、サギはひなに与える餌を胃の手前までのみ込んで運ぶ。和田学芸員は「何かの拍子で吐き出すことはあるが、頻発は考えづらく、報道を見て面白がる人間のいたずらではないか」と話す。

原因については「突風が巻き上げた」との説もある。13日夜から14日朝にかけ、県内には雷注意報が出ており、金沢地方気象台は「突風の発生もあり得る雲の状況だった」とする。ただ、谷口さんによると当時、強い風は吹かなかったという。

谷口さんの近所では不思議な現象の話題で持ち切りとなり、谷口さんは「どうして石川県でばかり、オタマジャクシが降るのだろう」と首をかしげた。

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