アオサギを議論するページ

日光浴

以前、ここの掲示板でアオサギの日光浴スタイルが話題になったことがありました。そのスタイルは翼の持ち上げ具合により3種類に区分されるそうです。写真はその3種類のうち翼を最も大きく広げたバージョン。ちょうど、ウが羽を乾かすときの格好に似ていますね。アオサギの日光浴スタイルと言えば、翼を三角に畳んで正面に向けるスタイルが一般的で、写真のようなスタイルを見かけることは少ないかもしれません。

それにしても、見る角度というのもあるのでしょうけど、アオサギというのは実に様々な格好ができるものなのだなと感心させられます。長い首と脚に大きな翼、それに加えて、立てたり膨らませたりできる飾羽まで持つ彼らの表現力は実に多彩です。可動部分が多いというのはアオサギのもつ大きな特徴のひとつと言えるのかも知れませんね。

ところで話は変わりますが、今月の13日、このサイトもいつの間にか9周年を迎えていたようです。なんだかんだ言いながらも10年目に突入です。人間の世界なら十年一昔と言うところでしょうけど、アオサギの十年はどのくらいの時間感覚なんでしょう。ここを開設した頃に生まれたヒナはもうけっこうな年のはずですが…。

アオサギなどという一般には関心の薄い鳥が対象なのにもかかわらず、これまで数多くの方に当サイト訪れていただき本当に感謝しています。今後ともどうぞよろしくお願いします。


第3回アオサギ観察会

アオサギの子育てシーズンもそろそろ終盤に近付いてきました。コロニーでは羽の生え揃ったヒナたちが羽ばたきの練習に余念がありません。

さて、明後日の金曜に札幌と江別で第3回目のアオサギ観察会が行われます。下に北海道アオサギ研究会のHPにある案内を転載しておきます。

「アオサギ観察会」のご案内

北海道アオサギ研究会では、6月18日(金)、平岡と江別の両コロニーで今シーズン第3回目の「アオサギ観察会」を開催いたします。巣立ち間近となったヒナたちの様子を見に来てみませんか?

観察会の時間と場所は次のとおりです。
9:30~10:30 平岡コロニー(札幌市清田区平岡) 集合場所:平岡高校玄関前
11:15~12:00 江別コロニー(江別市工栄町) 集合場所:江別市環境事務所駐車場

参加はどちらか片方のみでも構いません。
平岡のほうは参加人数にとくに制限を設けませんので、参加される方は平岡高校玄関前に直接お越しください。江別のほうは観察場所とコロニーの距離が近いことから参加者多数の場合は人数を制限することがあります。江別のみに参加ご希望の方は松長までメールか電話(090-6445-2220)でご連絡ください。

なお、今回の観察会は「平岡どんぐりの森」との共催で行います。「平岡どんぐりの森」は、2000年以降、毎年、平岡コロニーで観察会を行うなど、その活動は平岡のアオサギ営巣地の保全に大きく貢献しています。

[注意]平岡コロニーは約400メートル離れた平岡高校屋上からの観察となりますので、間近にアオサギが見られるわけではありません。平岡へ参加される方はこの点をあらかじめご了承ください。


日傘代わり

暑くなりましたね。すっかり初夏のような陽気です。札幌の最高気温も連日28度前後まで上がっています。

ところで、暑いのは人だけでなくアオサギも同じなようで、彼らもあれやこれやで暑さ対策をしています。水辺にいるアオサギが体を半ばまで水に浸したりしているのも体を冷やすのが目的です。そういう特殊な場合を除けば、アオサギの一般的な暑さ対策は口を開けて咽を震わせるというものです。それによって何がどうなるのかはよく知りませんが、体内を少しでも多くの外気に触れさせて体の中から冷やすということなのでしょう。

ところで、成鳥やあるていど大きなヒナの場合はそれで大丈夫なのですが、生後1週や2週程度の小さなヒナだとそういうわけにはいきません。彼らの体はまだ羽毛で覆われていないため自分で体温調節することができないのです。アオサギの場合、ヒナが小さなうちは親が付きっきりで巣にいますが、それは外敵からヒナを守るということの他にヒナの体温を調節するという意味もあるんですね。

で、どんなふうに暑さからヒナを守っているのかという写真がこれです。これは親鳥が巣の縁に立っているところです。この巣の中には2週目のヒナが4羽います。そのヒナを覆うように自分の翼を広げてヒナたちに陰をつくっているわけです。親鳥の心遣いで、巣の中のヒナたちも快適に眠っていることでしょう。ついでにこの親も目を閉じてまどろんでいますね。

そして、もっと暑くなると翼を団扇代わりにしてパタパタ、…ということはさすがにありません。


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