アオサギを議論するページ

アオサギ関連新聞記事

アオサギ関連記事

毎日新聞
成東町のサギ営巣地破壊 容疑で53歳男性を書類送検

成東町で7月、サギの営巣地を荒らして多数を死なせたとして、県警環境犯罪総合対策本部は21日、成東町に住む水道建設工事業の男性(53)を鳥獣保護法違反(鳥獣捕獲等の禁止)容疑で千葉地検八日市場支部に書類送検した。9月に県が同容疑で告発していた。

調べでは、男性は7月22日、別の個人が所有する竹林で、自分の重機を使って勝手に約1431平方メートルを荒らすなどしサギ約200羽を殺した疑い。

県自然保護課や成東町などによると、この場所には3月ごろから、チュウサギやゴイサギなど5種類のサギ約1000羽が生息。周辺にフンをまき散らし、住民から鳴き声がうるさいなどの苦情も町に寄せられていた。町は「9月ごろに子育てが終わり飛び立つまで何もしないように」と住民側に要請していたという。

男性は自治会に相当する区会の区長で、住民側の苦情を町に伝えていたが、行政側に対応してもらえなかったことから自ら破壊したらしい。

大高和郎町長は8月、県に寛大な処置を求める上申書を提出。近隣住民も約200人分の署名を添えた陳情書を県に出していた。【山縣章子】

関連記事
成東町の木戸川河口 サギ繁殖地 重機で破壊 200匹以上の死骸も 県が調査(2004年8月10日 千葉日報)
成東町のサギ繁殖地破壊問題(2004年9月10日 毎日新聞)
サギの繁殖地(コロニー)破壊 199羽を死なせた男性を起訴猶予(2005年8月31日 東京新聞)

アオサギ関連記事一覧へ戻る

ページの先頭に戻る