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2008年11月11日-紀伊民報

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紀伊民報
カワウやサギの飛来に警戒 落ちアユ保護へ漁協
【かかしの近くで魚を狙うアオサギたち(和歌山県白浜町平で)】

和歌山県南部の河川に落ちアユの季節が訪れ、それを狙うカワウやサギ類の飛来が多くなっている。各河川の漁協は、かかしを立てたり、見張りを強化したりして対抗している。

以前は冬の渡り鳥として飛来していたカワウだが、近年は田辺市やその周辺で繁殖しており、年中その姿を見ることができる。特に9月以降になると、100羽以上の大群で河原に姿を見せる。

富田川漁協では、中下流にかかし20体を立てたり、産卵場に防鳥ネットを設置したりして対抗している。カワウは警戒心が強く、かかしには近づかず、離れた所で魚を捕っている。一方、サギ類は数は少ないものの、かかしやネットを気にせず、その近くで捕食している姿が見られる。漁協では見回りの回数を増やし、花火で追い払っているが「イタチごっこのようで根本的な対策になっていない」と頭を悩ませている。

日置川にも多くのカワウが飛来している。特に今年は多く、20~30羽の群れが複数来ている。日置川漁協によると、産卵場の見回りを強化して追い払っても別の場所に移動するだけ。このため、鳥獣害駆除の許可を取ってハンターに捕獲してもらっている。これが最も効果があるという。

カワウは、昭和20年代に絶滅の恐れがあるとされたが、近年は水質環境改善などで全国的に生息数、生息域とも増えた。1羽の1日当たり捕食量は350~500グラムと言われており、水産業への被害も増加している。アオサギやゴイサギは田辺市内のため池でも繁殖している。

漁協関係者らは、カワウとゴイサギが狩猟鳥に指定されていることから、15日から始まる狩猟での捕獲を期待している。

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