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朝日新聞
鶴岡公園 今度はサギ

∞ 300羽、集団営巣の恐れ

鶴岡市中心部の寺社林から閉め出されたサギたちが、鶴岡公園に集まり出した。300羽以上いるため、コロニー(集団営巣地)ができれば強烈なにおいと鳴き声が周辺一帯に広がりかねない。市都市計画課は目玉風船の設置など対策に乗り出す。

∞ 市、目玉風船設置へ

鶴岡公園にある荘内神社の裏手、内堀に面した杉林には高さ30メートル前後の杉が40本以上ある。樹冠には数羽ずつゴイサギ=写真=や大型のアオサギがとまり、50羽近い群れが上空を飛ぶことも。公園内の御城稲荷神社境内の杉にもサギの姿が見える。杉の幹を棒でたたくと、サギは飛び立つが、すぐに舞い戻る。巣材の小枝を運ぶのもいる。

公園にはカラスのねぐらがあり、近隣住民はふんや鳴き声に悩まされてきた。昨年秋に稲荷神社の高木が大量伐採され、カラスは激減したが、残った木にサギが集まってきた。住民の一人は「カラスが減ったと思ったら、今度はサギだ」とうんざりしていた。

昨年、サギの被害に遭った同市睦町の常念寺(渡辺成就住職)では10日、市環境課の職員が杉の木に目玉風船を3個設置し、テグス(釣り糸)を張り巡らすなどした。

アオサギやゴイサギのコロニーができた昨年夏、「ウワオーッ」と叫ぶような鳴き声が夜通し続き、住民は眠れなくなった。入院する人まで出たため、寺は大木を17本伐採し、数十本の幹を途中で切らざるを得なかった。

今年は町内会も協力して2月下旬から警戒態勢を敷いた。市環境課も「これ以上の樹木伐採は防ごう」とコロニー防止に乗り出し、鳥が嫌うテグスを高木に張ったり、目玉風船を巣の近くに置いたりする対策も編み出した。

営巣時期が早いアオサギは「ほぼ追い払った模様」だが、ゴイサギの営巣はこれから本格化する。10日午後、市環境課職員が鶴岡公園の稲荷神社でロケット花火を使ってサギを脅すと、50羽近くが飛び立った。

公園を担当する都市計画課は11日、出羽庄内森林組合の専門家と現地を視察し、対策を検討した。目玉風船の設置や巣の撤去を今週中にも始める予定だ。必死でコロニーを探すサギたちと、それを阻止しようとする人間とのせめぎ合いが正念場を迎える。

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