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富山新聞
けがのアオサギ救出 高岡の千保川中州で3日間動けず

高岡市木津の千保川で29日、左の翼にけがを負い、3日間にわたって中州に取り残されていたアオサギが保護された。アオサギは衰弱しているものの命に別条はなく、住民らも安堵している。

アオサギの救出に参加したのは、千保川で川下りを行う「千保川クルーズ」実行委員会 の藤田正英さん=高岡市金屋町、漁師の島田一雄さん=同市守護町、市職員らの4人。

28日夜、「千保川をきれいにする会」の横越啓子会長のもとに「千保川で、けがをしたアオサギがじっとしている」と電話があり、横越会長が千保川クルーズ実行委にボートを使って救出できないか相談。実行委のメンバーである島田さんが投網を所有していたため、網を使った救出に乗り出した。

この日は、島田さんが高さ約4メートルの護岸の上から、約2メートル離れたアオサギに向かって投網を投げ、藤田さんが川に入ってアオサギを抱き上げて岸に上げた。網にかかったアオサギは鳴き声を上げていたが、網から出して用意した籠に入れるとおとなしくなり、藤田さんらは胸をなで下ろした。

アオサギは富山市の富山県鳥獣保護センターに保護され、治療を受けている。担当者によると、左の翼をけがしており、傷口が腐敗している。人になれていないため、ストレスを与えないように様子を見ているという。

藤田さんは「当たり前のことをしただけ。助けられてよかった」と話した。

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