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毎日新聞
宮津城の古木真っ白に アオサギが集団営巣、フンで
宮津城の海辺で育った古木。アオサギのコロニーになり、大量のフンで覆われている=宮津市鶴賀で2019年6月13日午後3時17分、安部拓輝撮影

京都府宮津市鶴賀の国道178号にある宮津城ゆかりの古木がアオサギの営巣地となり、フンに覆われて真っ白になっている。木にも影響を与えかねない状況だが、アオサギたちは子育ての真っ最中。道路を管理する府の土木事務所は幼鳥たちの巣立ちを待って対応に乗り出す構えだ。【安部拓輝】

市教委によると、タブノキとみられる古木は江戸時代、宮津城の東北端の海辺にあたる二の丸の角に位置していた。地元の人たちはたもの木と呼び、城下町に残された唯一の巨木として保全を図ってきた。1967年の国道工事の時には木の助命を願う訴えが認められて歩道を迂回(うかい)させ、90年に流域下水道を通す際にも水路を迂回させた。

目の前の埋め立て地には宮津地方卸売市場がある。小魚が捕れる海岸も近く、子育て拠点としては魅力的だったのだろう。丹後土木事務所の担当者は「周りの山から移転してきたのかな? こんなことは初めて」と話す。木の中には30個ほどの巣があり、さながら集合住宅のようだが、過密な状態は木へのダメージが大きい。白いフンが葉を覆って光合成を妨げ、巣の重みが増して枝も傷んでいる。

アオサギは日本最大のサギ。外敵から卵やひなを守るために樹木に集団でコロニーを作って子育てを続け、育った幼鳥は夏になると巣立っていく。土木事務所はその時期まで見守った後に折れた枝と一緒に巣を取り除くつもりだ。担当者は「行き交う車や通行人にも影響が出るので、来年は引っ越しを促したい」としている。

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